BMW1502 メーターライト、空調コントロールパネル照明、ヒューズボックスのメンテ2022年06月04日 18時08分13秒

メーターの照明が暗いということで 照明電球をLEDに替えます。


白色のLED明るい!

でもこのあと真っ白なLEDから電球色LEDに変更するご依頼が。
で、電球色に変更。
ほのかに明るい感じでいいですね。前の白熱電球よりは明るいです。




ハイビームの部分もLED化

ウインカーはさすがにLEDでは夜間まぶしいだろう。

ここは白熱電球に戻した。

内部の埃取り、ガラス清掃もして組み直し。

空調パネルの表面の汚れ落とし。カッターで削った

こちらにも表面に接着剤みたいなものが。
この後コンパウンドで磨き。

T5 LEDの組み込みと配線


夜間照明と連動です。



メーターと電球色の統一感は出ましたね^^



さて ハイビームがときどきつかなかったのは、
ヒューズボックス11番(赤、16A)がゆるゆるだったから。

このさい清掃します。このあときちんとエアブロー。

ユルユルにならないように修正。

接点復活剤も。

ヒューズも薄汚れていたので 全部とっかえます。

2か所、ヒューズの入れ間違い、ありました。

ハイビームは11番 赤い16Aヒューズです。

これが正しい並び。
覚え方は、「青い湖が見良くて(3,4) 赤いイチゴ(1,5)が11個
薄汚れたヒューズボックスのカバーでは見えにくいので、新品に交換しておきました。



BMW1502 クーラーガス補充2022年06月03日 07時34分04秒

クーラーの冷えがいまいち弱いという事です。
という事は完全にはガスは抜けていないということで、じわじわ漏れていった可能性ありです。
この車の配管ホースのかしめはホースバンドですので少しづつ漏れてはいきそうなものです。
強力なABAのホースバンドをダブルで使ってます。


補充用ガスを用意しつつ 現状を見てみます。ちなみにこの車は旧冷媒R-12フロンガスです。

このゲージマニホールドは旧冷媒用、DENGENの日本製ですから3万ほどしました。
旧車乗りには必須
コンプレッサーにある高圧と低圧バルブに接続してエアパージを終えておく。(配管内の空気をガスで押し出しておくのね。)
R12ガス缶の封も切り、こちらもエアパージ。


エンジン始動。このぐらいの回転で 窓全開、
クーラーオン、温度調節はMAX-COOL、クーラー風量MAX


吹き出し口温度は22度か・・・。冷えが弱いわ。

気温25度。これに2~5度をプラスして外気温度30度を基準に表を見る。(20度以上は2-5度を足す)
足した温度を「外気温度」という。
外気温度30度の場合
 高圧で1.6Mpa(範囲1.5-1.9)  低圧で0.18Mpa(範囲0.14-0.22) を目指す

おおよその目安だが
外気温度30度の時、それを2で割って15ということで 高圧1.5Mpaあたり。それの10分の1ということで低圧0.15Pma、とおおまかに覚えればよい


ではエアパージも終えてるので低圧バルブを開けてガスを入れていきます。


徐々に圧は上がっていき 1分もたたないうちにこのぐらいまで来ました。
低圧0.19 高圧1.9
これ以上は入れられない。

この時点で 吹きだし口温度は14度。入れる前はがんばっても22度だったので8度下がった。
これは車停止中だから、走行してコンデンサに風が当たればガスの液化効果が上がり もう少し冷えるのではないかな・・・と期待。

にしやんのいまのアシ車の4WD軽自動車、ホンダZで
比較のためにと思い事前にクーラーの冷え具合を温度計で測っておいたが、こちらも停車中で最も冷えた状態で吹き出し口温度14度だった。
10度程度まで冷える完ぺきとは言えないが、これぐらい冷えれば涼しいので、今回はこれで良しとする

サイトグラスの状態。
まだ泡が多めで真っ白に見えるが、冷媒の液化が足りない。
マルニのコンデンサは面積が小さいので仕方がないと思う。
コンデンサの面積を大きくしたいが、ラジエター前の取り付けスペースの関係で、小さいコンデンサしか取り付けられないのだ。できれば今の2倍の面積のコンデンサをつけたいのだが。
マルニは冷えない、といわれるのは、小さいコンデンサによるものだと思う。
面積2倍とは言わないが、せめてこれの1.5倍のものを取り付けられるようにできればもっと冷えるのに。
まぁ マルニはこんなもんと思っておきましょう。


ガスは90gほど入った。送料400g入れるので、4分の1ほど抜けていた感じだ。

各部点検 コンプ電磁クラッチへの12V線のコネクタをやり替え。

記録メモ貼り。

実際走行してみて どのぐらい冷えるか 楽しみ。
少なくとも、ガレージ内で吹き出し口に手をかざしてみて 前よりかは冷えるようになった。
今後の漏れ具合は 経過観察だ。
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こちらもオーナーさんの要望で 雨水のドレンのゴムパーツを交換。

枯葉などのごみのつまりは無いものの、かなりぼろぼろです
雨の日は乗らないとのことですが いつもボンネットをあけると目に入るところですよね。

エンジンルームのすみっこに流れていきます。
 
ボディにはまる溝の箇所にはちゃんと液体ガスケット打ってからはめ込んであります。


次回は電装系メンテです
・メーター照明が暗い件 → LED化球に交換
・空調コントロールパネルに照明追加 → LED追加
・ハイビームが点灯しない件 → 配線各部点検
・フロントスピーカー音割れの件 → スピーカー交換




後日追記
試乗してみましたら 走行中、クーラー吹き出し口温度10度を下回り 恐ろしいほど冷えるようになりました。^^ ただ、天気は快晴、湿度低くて 気温25度ぐらいの日ですが。

BMW1502 ブレーキのメンテ、ミッションオイル交換2022年06月02日 21時08分06秒

続いて油脂類の交換です。
4月にユーザ車検を通したということですが、テスター屋で見てもらったのみで本格的な整備はしていない。
ユーザー車検に受かっても、メンテはちゃんとしましょう。

大事なブレーキ整備から。リアブレーキのドラムをあけて点検

各部分の点検。シューのグリス打ち。ハブのガタツキのチェック。

フルードタンクの外側の掃除 キャブクリーナーでごしごしやるのが汚れ良く落ちてよろし。

ブレーキフルード交換 トータル500cc
2年たつと やはりこれぐらい汚れてますね。新しいものはもっと透明です。

リアブーレキシューのスキマ調整。マルニは手動で調整するの。

クラッチマスターシリンダーとクラッチスレーブシリンダーのフルードの交換(ブレーキフルードと兼用)

ワンウェイバルブを使い ペダルでポンピングして古いフルードを押し出す。

なんと!まっくろのフルードが出てきた!目を疑った。
もうかなりウ交換していないのだろう。最終的にこうなるのか・・・ 200cc

スレーブシリンダーにプラ板でタグをつけておいた。
ブレーキメンテの度に交換したい。

続いてミッションオイルの点検
オイルを抜いてみる。

ドレンプラグ裏のマグネットには金属かすが付着

フルードもそれなりに汚れており これ見ちゃったら 交換ですね。

こいつはいいミッションオイルだよ~。

シャンプーの手動ポンプで シコシコと注入していく

ひと缶1L交換でちょうどでフィラープラグまで来た。。缶を切り取ってタグつけ。
プラグには液体ガスケット。

よくにじんできますのでね


続いてデフオイルの点検。
ドレンプラグがとても硬いので、舐めないようにして ブレーカーバーでドレンプラグをゆるめた。

出てきたデフオイル。
あ、これはきれいだね。

これなら交換しなくてもいいでしょう。油量の点検だけしたおいた。


下回りの錆初めのところにスーパーラストガード吹き付け


リアのトランク下は良くさびるところだ


次回はクーラーのメンテです。冷え具合がいまいちという事です。

BMW1502 アイドリング不調治る。(キャブレター整備)2022年06月01日 19時36分33秒

知人の1976年BMW1502インカオレンジ、アイドル不調治りました!
アイドリングが2000回転ぐらいに上がってハンチング気味、そして本来の1000回転以下に落ちないというトラブル。

やっぱり原因は SOREX DIDTAキャブレターのスターディングバルブデバイスからのエア吸いでした。
オーリングをつけてなかったのが根本原因。
バルブコーンも外して、もう永遠に仕事できないようにしてやりました。



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さて アイドリングは すごく安定するようになった。
エキゾースト音も一定で変な咳き込み音もない。
エンジン自体が不規則に振れる(振動する)こともない。

最終的にキャブ調整。
スロットルストップスクリューとミクスチャースクリューの調整で
まず回転を基本の750rpmまでに落として。

エアスクリューを4分の3回転ほど開けて、アイドリングをオーナー好みの1100rpmまでに上げた。
好みでアイドル回転数を上げたり下げたりしたいときは このエアスクリューを回してもらうのが一番わかりやすいでしょう。
大きいスクリューだし、エアクリーナーを装着していても 見えやすい。
30cmほどの長いマイナスドライバ―をトランクの工具箱に1本常備しといてください。

あとプライヤーも。エアクリーナーを外すときにヘッドカバーのホースバンドを緩めるときに使います。


にくいほど 安定したアイドリングになった。(メーターはLED照明に替えています)


それと、キャブレターの吸い込み口に耳をかざすと聞こえていた「ジュバ ジュバ・・」といった不規則なガソリンの吸い出される音がかすかに聞こえていたが、それも皆無となり、
「スーーーーーー」という いつものアイドルポートからガソリンが吸い出される音のみとなった。

アイドリングがおちついたせいか バルブ機構のタペット音が気になるようになってきた。(笑)


まとめ。
BMW2002キャブ車のアイドリングが高い場合の考えられる原因
~キーワードは「エア吸い」と「余計なガソリン供給」~
 A:安定した高いアイドリングのとき
  ・スロットル関係のリンクに なにかが噛み込んでいないか。触れていないか。
  ・オートチョーク機構がちゃんと解除されているか(オートチョークハウジングの中のアイドルカムが ひっかかりで戻っていないこともあった)
  ・デスビにつながるバキュームホースが破けたり外れていないか。
  ・デスビを進角させすぎていないか
  ・エアスクリューの点検(スクリューにゴムのオーリングがはまっていますので破けて無いか)
  ・キャブとインマニがつながるあたりのバキューム取り出し口が開いてたりして余計なエア吸いをしていないか
  ・キャブのガスケットが破けてそこからエア吸いをしていないか。
 B:ハンチングするような不安定な感じでアイドリング高い場合
  ・今回のようにスターティングバルブの取り付け口から余計なエアを吸ってガソリンが供給されていないか(キャブのインテークに耳を澄ましていつもと違う変な音がしていないか)
  ・キャブのインテークをのぞき込んで余計なガソリンがスロットルにぽたぽたと落ちていないか

※ エア吸いの疑いに関しては、パーツクリーナーを怪しげなところにブシューと吹きかかてアイドリングの変化をみて探ってください。(これはエンジンの調子が良くても清掃もかねて有効)
※古いバキュームホースはトラブルの原因。とっとと新調しましょう。
※普段から、状態の良いエンジンの音を注意深く聴いて覚えておきましょう。(特にキャブ)
※キャブのスロットルなど、金属同士がこすれあう可動部分にはグリスをつけましょう。

ほんとに旧車の維持は 五感をフル稼働にしておくことですね。味覚は・・さすがにないか。(笑)

BMW1502メンテ 下回り点検とアイドリング高めな原因2022年05月31日 19時53分44秒

では点検をしていきます。

まず、バッテリー。
平成27年からの使用で5年目。そろそろ早めに替えたいところだがオーナーさんはまだ使うとのこと。
燃料ホースの繋ぎめも漏れがないかチェック。OK

ジャッキアップして下まわり点検。
フロントシールからのオイル漏れなどなし。ベルトの張りOK

おっと!
ウォーターポンプとサーモスタットをつなぐホースのバンドがずれてる・・・
この後ちゃんとした位置で締め直し。

ラジエターのフィンにクーラント跡あり・・・

かすかに漏れだしてきているのか?
今特段ぶれたところは無い。もう止まったのかも。
今後はちょっと気を付けてほしいところ。

もう一つ、クーラント漏れ跡がオイルパンに。
どこかエンジンの上の方から落ちてきている感じ。

漏れ箇所はココ。インマニへ入るホースの繋ぎめ。
このホースは確か、4年前のオーバーホールしたときに再使用したホースだ。
ホースつなぎ目真下に穴があり、そこから下に落ちていった跡が。

インマニ裏の45度Cセンサー(オートチョーク制御用センサー)にじわじわ伝わり・・・

コードのコネクから直下のブロックのアースポイントに落下。そのままオイルパンとのつなぎ目を後方に移動していき。。。

そしてオイルパンの肩に落ちるというわけだ。

じわじわと漏れ続けているのだろうか。
とりあえずホースバンドを増し締めし、漏れ跡をふき取ったうえで
今度エンジンかけたときに漏れ箇所を観察だ。それでも漏れるならばホースと接続部のコネクターを交換だ。

クーラントで言えば、汚いサブタンクを除去。このサブタンクがあると クーラーのメンテにとても邪魔になるのだ。

通常の仕様にした。溢れたらここから落ちるだけ。

バッテリトレイ下の燃料ホースのリターン側 具合をチェック。

ステアリングシャフトのラバー。油にじみをブレーキクリーナーで洗浄。
ゴムディスクに亀裂なしOK

ブレーキホースのライン問題なし。

エキマニのナットに油にじみ。

全部のナットを増し締め。

上の方も。それなりに緩んでるもんです。

エキゾーストパイプ付近の遮熱アルミの痛み。

このあたり油にじみ

リバーススイッチの周辺も洗浄。
ゴムのフレックスディスク OK

センターベアリングサポート問題なし。

ペダルボックスのぶあついカバー、限界に近い。
パーツが出るうちに交換したいところですね。ワロスからの送料込みで15000円ぐらいです。

交換したら、こんな感じになりますよ^^


この後 クーラーの効き具合とクーラントのにじみを確認したく 試乗に出た。


帰ってきてガレージに入れた。あれれ・・アイドリングが2000回転から落ちないぞ。。。。
1800~2000回転でハンチング状態 (昨日は1200~1000回転だったのに)。
エキゾースト音も 時々咳き込みが混じる感じの音。なんだぁ???
燃料系、点火系のリーク、バキュームホースなどを見ていくも変化なし。
アイドリングが2000回転と高めでハンチング気味ではあるがエンジンが止まることは無い。
スロットルリンクをチェックし、アイドル調整のためアイドルストップスクリューをさわって調整してみるも、アイドリングこそ下がれど、ハンチング傾向は取れない。キャブのミクスチャースクリュー調整でもない。
デスビのバキューム関係でもない。
・・・なんだろ・・・経験から言って 余計なエアをどこかから吸ってるような感じがする。

そこでパーツクリーナーをあちこち疑わしいいところにブシュ~と吹いてみる作戦。
クリーナー液がかかったときにアイドリングに変化があれば(下がるなどすれば)そこがあやしい箇所という事になる。
・・・で、見つけた!
キャブのここのスキマの奥(キャブの合わせ目ではなくて、スターティングバルブデバイスの取り付け部)にクリーナー液をぶっこんたとき、アイドリングが下がる。
クリーナー液が数秒で蒸発してなくなれば またアイドリングが高くなってしまう。
何度やっても同じ。
このあたりがあやしい!スターティングバルブデバイスの取り付け部分!

ともかく怪しき箇所が特定できたので、キャブの取り外し。

スターディングバルブとはこういうもの。
この装置の説明は 2018年7月8日の記事で書いている。


スターディングバルブ 2個のねじを外し 外してみた。
あ!左の矢印のところにゴムのオーリングがはまっているはずなのに、ない!
右の矢印の部分には紙ガスケットがあるのでOK(でも うすい・・・)
ここからエアを吸ってる?
このキャブは過去に分解したけど、このデバイスは外してなかったわ~~


中はこうなっている
極寒冷地で使用するときのために、冷間始動時に余計に燃料をキャブに吹き出すための仕組み。
バルブコーンというのが空気の通り道を開けたり締めたりする弁の役目をしており、その弁の開閉でキャブにガソリンを追加して吹くか吹かないかを調整している。

エアの通り道のやじるし2か所に、厚めのガスケット紙2枚とオーリング(内径6mmのP-6規格あたり)をはめること。

この小さなゴムのオーリングは、キャブのOHキットに入っている。

取付。
この二つの通路を気密する。
画像の左側のほうにオーリングがなかったので たぶん ここから余計なエアを吸っていてアイドリングが高めになった可能性あり。

閉じました。オーリングのつぶれしろも かすか見えます。OK

時間となったので エンジン始動は明日に持ち越し。

BMW1502 メンテで入庫 まずはオイル交換から2022年05月30日 21時32分30秒

知人の1976年式 BMW1502、久々に入庫です。
試乗しましたが、調子いいですねぇ^^
うちのマルニよりも排気量が小さいから エンジンをがんがん回して乗る車。
3000~4000回転は一般道でも多用しますね。

唯一の難点は 経立ったシートですねぇ。
そろそろレカロシートへの換装を考えておきましょうか。

ジョバンニ・ミケロッティがデザインしたというホイール、いいですねぇ
クロモドラ・ミケロッティ 5.5X13 オフセット18
こう見ると かわいいデザインだよね
若い女のコに ぜひ乗ってみてほしいわ。



2018年にここでオーバーホールしたエンジン。
1週間 あずかりましたので 2年ぶりですから細かくチェックしましょう。

まずは2年間交換していないという(おーい!)エンジンオイルから。
雪や雨の日は乗っていないというから さすが下回りはさびてないわ。



ドレンワッシャーは内径22.4ぐらいが理想ですが22ミリでもいける。外径26ミリぐらいですね。


今回 ドレンワッシャは クラッシャブルタイプをチョイス。

19㎜レンチで。

オーナーさん持参のエンジンオイル。
粘度40は守りましょう。

まずは3L入れた。

あ、もうここでいいわ。今回オイルフィルタ交換は無し。

使い古しのドレンワッシャーでアート作品。(笑)
指先で2回折るだけだよ~ん。

BMW1502 ドライブシャフトブーツ交換2021年04月25日 17時42分49秒

同じ富山県のマルニ仲間のHさんのBMW1502です。
うちでエンジンOHした車です。
今回はドライブシャフトのブーツ交換で入庫です。
ついでに、冷却水も交換します。
良く誤解されるんですがにしやんは車屋さんではありません。
趣味として車をいじってるんであって、マルニなかまということで、ボランティア精神で維持・適正化のお手伝いをさせてもらってます。
どんぶり勘定で購入した部品代&消耗品代だけもらってます。

ドライブシャフトブーツ交換は昨年635CSIでもやったので
こつはつかめていますので1日もあれば終わります。


ただし、ドライブシャフトのブーツ交換はグリスまみれになる・・・。


はい完成!

組み込み!


これで10年は持つだろうな。中身はCVジョイントに新しいグリスがぎっちりです。


このあと、ついでにデスビのコンデンサーを新品に交換しときました。
2000円で定期交換部品です!
(いま預かってレストアしている2002のエンジンはこいつのせいで調子わるかった)


試乗でLLC漏れた異常な水温上昇、リアからの異音など問題ないことを確認!
ほんまにきれいなボディカラーだ。



BMW1502 好調に走行中2018年05月08日 07時34分46秒

エンジン、空調関係、ブレーキなど、4ヶ月かけてオーバーホールをしてきた知人の1975年BMW1502。
4月上旬に納車し、その後はじめてのユーザー車検を無事パスし、現在元気に走っているそうです。


画像は、車検取得後、簡単なリアブレーキ調整に訪れたときの1枚。
タイヤも新品にされ、ミケロッティ・デザインのホイールが
インカ・オレンジのボディに似合っていますね。
この車の今後の課題は、
・センターベアリング交換(劣化有)
・ミッションマウント交換(劣化有)
・ミッション&デフオイル交換
・燃料タンクからの燃料ホース交換(劣化有)
ぐらいでしょうか。
「運転席から前側」はほとんど手を入れたから、あとは後ろ側というところですね。
上記パーツを入手されたら また入庫ください。
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連休後の昨日メールが入り、その後トラブルもなく調子がいいとのこと。
ナラシもそろそろ終えて、3000rpm突破の高速道路デビューも間近ですね。
安全運転で!

BMW1502エンジン腰下OH46納車しました2018年04月08日 22時34分37秒

午前中に引き取りに来たBMW1502のオーナー。
言っておいたとおり、仮ナンバーを取ってこられた。

ユーザ車検に備えてライセンスプレートの球を交換中。

すぐ抜けてしまうという、スペアタイヤにも空気を入れる。
いろいろあさってのユーザー車検のことについて話をする。


その後ふたりで試乗に出る。車検前のチェックといおうか。
オートチョーク、アイドリング、クラッチ、加速、巡航、エンジンブレーキ、曲がる、問題なし。
オーナーいわく、かつて重い感じだったのが、軽くすっと出る感じになったという。
これまで一速発進で出ていたマフラーからの油煙も、もちろん、なし。
特にブレーキタッチ。格段に良くなった。


この日はたいへん寒い日であったが、室内はクーラーも効いている。
温風ファンと同時使用して、簡易的エアコンとして稼動し、雨の中の2名乗車でも社内ガラスの曇り発生なし!ちゃんと除湿されているということだ。これなら、快適にのれますね。
まずは、あさってのユーザ車検のコツなどをお話しながら、マックでハンバーガーを食べたあと、お別れ。
明日は車検前にテスター屋で総合チェックを受けるそうだ。
ヘッドライトの光量が足りればいいが・・・
とにかく、車検一発合格を祈る。
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BMW1502を納車してがらんとなった前ガレージ。
午後は掃除と片づけをした。あとでうちのマルニさんを入れなきゃ。

夕方に高岡の凧温泉に行って温泉につかり、この4ヶ月の疲れを取った。(おおげさ)

湯あがりのバナナミルク、最高でした!


BMW1502エンジン腰下OH45マフラー排気漏れ補修2018年04月07日 22時40分40秒

マフラーから排気漏れしてることは以前からわかっていた。
手をかざすと、1箇所、小さな穴から勢いよく漏れてくる。水ももれてくる。
ほか、以前に補修した跡が2箇所あり、排気のススと、水が出てきた跡がのこっていた。

今回、マフラーパテとともに、金属板であて板をして完全密閉するミッペー作戦だ。

まず、長いホースバンドを作り、先にまわしておく。
・・・↓1箇所バンドが足りなくなって、針金で延長(笑)

アストロで買った便利なホースバンド。980円。

モノタロウで買ったパーマテックスのマフラーパテ。乾燥後、100度で完全硬化させる。
穴にブチューと注入し、盛り付ける。
盛り付けるだけの補修では6ミリの厚みをつけろ、と説明書きにあったが、こんかいはミッペー作戦なので。

そこにあて板をしてバンドで締める。
実はこの板、事務ファイル棚の棚板から切り出している。ちょうどいい厚みなので。(笑)

こんな感じでマフラーを補修した。

乾燥、硬化後、最後に耐熱塗装。こんなことしてても半日かかった。

こんだけやりゃあ、もうモレないだろう!

見ると、デフからオイル漏れが。赤いデフオイル?
こんなオイルのしたたった状態では車検は通らない。
しっかり拭いて、パーツクリーナーで洗う。ユーザ車検当日も、しっかり点検しふいておかねば。

ん~~~??燃料タンクにガソリンのもれた跡がある・・・。
上から漏れてきたような跡だ・・・。

・・・これは・・・ガソリンスタンドで目一杯ガソリンを入れてしまっているのではないか?
確かオーナーさんがそういうことを言っていた記憶がある。「ガソリンを目一杯に注ぐのが楽しみだ」とか・・・。
給油口の成形ゴムの継ぎ目から漏れてトランク内に伝い落ち、車体下に漏れていると推測。
そして、「なぜかトランクを開けるとガソリン臭いときがあるんだよな~」ともオーナーさんは言っていた。
・・・納得である。

ガソリンを給油口めいっぱいギリギリまでに入れないでください。
給油ノズルの先にガソリンが触れたら自動で給油が止まるでしょう?あれでおしまいにすること。
それでも、給油口から20cmほど下まではガソリンが来て満タンになっているのだから。
過ぎたるは、ナントカです。

このガソリン漏れ跡が下回り検査官に見られると何かまずこいことが起こるかもしれない?ので、シャシブラックを吹いて隠しておく。(笑)ここはインペー作戦だ。
 ついでに綺麗にしたデフにも吹いておいた。

さて、ノーマルスプリングでフロントの車高のあがった1502。
これでいいのだ。
これだけクリアランスあれば、タイヤはバンプしてもフェンダーに摺らないでしょう。

光軸調整のために、ヘッドライトの裏にあるプラスチックカバーをとりはずしておく。
調整は2箇所の調整ネジでおおまかにしたが、微調整はテスター屋でしてもらうことになる。

では4日後に迫ったユーザ車検前の最終点検。
・ウオッシャノズルの調整。
・ハンドルの遊びの調整。
・灯火類チェック。後ろのライセンススプレートのところも。
・ホーン。
・ホイールボルト締め。タイヤ空気圧。
・フロントガラスにシールや視界のさまたげになるものがないこと。
・ウインドーがしまること。(手動手回し式ですが)
・メーター警告灯がついていないこと。発炎筒あること。
・排気漏れしてないこと。
・オイルもれがないこと(エンジン、ステアリングギアボックス、ミッション、デフ)。
・ブーツ類にヤブレがないこと。
・以上終わったら点検整備記録簿を作成。



排気ガス濃度、サイドスリップ、光軸調整と光量、ブレーキ、スピードメーターのテストは、テスター屋で確認・調整する。
あとは書類をそろえて、6~7万の法定費用を用意して、自賠責25ヶ月はいって、仮ナンバーで陸運に持ち込んで、ユーザ車検(予約済み)を受けるのみだ。ユーザ車検は、オーナーさん初体験だ。

いよいよ明日、オーナー様への納車である。