BMW2002tii リアのコントロールアーム防錆とブッシュ抜き2025年05月08日 13時38分24秒

リアクスルのコントロールアーム

今日はこれを きれいにする。


1番がコントロールアーム
いまだにワロスで新品が出るからすごい。20万円するけど。。。



まずはリアブレーキ関係を取り外し
ブレーキシュー機構の取り外し

ブレーキパイプは11ミリのフレアナットレンチで緩めます。
普通のオープンエンレンチ使用では この特殊ナットを舐めてしまう可能性大!

リアブレーキシリンダーの取り外し

ホイールシリンダーの中のピストンは
ご覧のようにガチガチに固着!
もち 新品に交換します。

この古びたブッシュを抜きます。
形状を見るに、左から右に抜くことになる。

まずは、ゴムブッシュの両側の「ツバ」を 電動ワイヤカップブラシで削り取る。
このツバがあると 抜けにくいんです


ブッシュ抜きのための巨大な万力ツールをこのようにセットして
24ミリレンチで回して押し込んで抜く。
このゴツイ圧入ツールは昔乗っていたメルセデスS211の
フロントの足回りのボールジョイント交換のために購入したもの。

懐かしいねぇ~ 2008年式メルセデスE320CDIステーションワゴン。3LのV6 クリーン・ディーゼルターボ。
こいつはにしやん車歴の中でも思い出深いめっちゃフィーリングのクルマやったねぇ~ 1日1000キロ走っても疲れんかった最高の実用車で、仕事上のピンチを救ってくれた。今でも乗りたいわ。



ツールの赤矢印部分の口径が マルニのブッシュ口径にぴったりだったんだなこれが。^^

おかげで 難なく ブッシュ外せます^^
ねじの力は スゴイ。
タイマーでたまには自撮り^^
頭には古びたタオル巻きにヘッドライト&防塵メガネ、
3Mのグローブはめて モノタロウのツナギ。
足もとはホムセンの安く軽い長靴というのがいつものスタイル。



ブッシュ、抜けました


抜いたら 次回は新品のブッシュを圧入することになるが。
今度は逆向きの こういう感じで 圧入することになるね。

いまから圧入のための準備をしておく。
矢印部分をカット。
圧入工具をここに当てるときに 位置がずれずに落ち着くように。
矢印の部分で ツールにあたってしまうので。

さらに、矢印部分に 小さな鉄片を溶接。
このちょっとしたでっぱりがあることで、圧入工具がシッカリと落ち着くようになります。
これで圧入も問題なくできることでしょう。


さて いや~な 錆とり~~タイム
電動工具総動員で 大変ですわ

電動工具でのケレン作業は
汚い仕事で うるさいし 疲れるからね~ 嫌なんよ



ケレン後に 薄めた50%サビキラーを塗布し 錆転換しました。
リアのホイールベアリングは再利用の方針。
走行させてみて異音が出るかどうかは いまのところわからない。


リアアクスルキャリア、デフも先日錆取りして錆転換したし。
これでリアアクスル関係は ほぼ錆取り終了!

きょうはここまで。