丸テール 電装チェック2(イグニッションオン系統) ― 2023年11月30日 16時00分09秒
エンジン始動の前に 電装品チェックその2。
今日はイグニッションオンの系統です。
その前に
ウインカーレバーの不具合の修理から
症状は、ウインカーレバーを動かすと、メーター内のウインカー表示ランプが最初の一回しかつかないというもの。ふつう、連続してチッカチッカとメーター内で点滅するのですが・・・
でも、実際のウインカーはちゃんと点灯しているんだよね。
レバーの根元の接点不良が疑われる。
レバーを動かし、観察すると、合体している基盤部分が
少し浮いてしまうではないか。
これだけのスキマができれば、中の接点不良にもなりかねないだろう。
どうも 経年劣化で 4つあるうちのカシメの一つが甘くなってきている
修理方針としては、このような隙間が空かないようにすればいいわけで。
そこでこのような部品を作り
コの字型の金具をはめ込み、抜け防止のピンもさし入れ、さらにエポキシ樹脂で固めた。
これでスキマは開かなくなり、メーター内のウインカー点滅も問題なく点滅するようになった
このレバー、ウインカー操作とワイパーのON/OFFのスイッチを兼ねている。
丸テールはみんなそうみたい。
頭の部分を押し込めばワイパーがON,もう一回押し込むとオフになるしくみ。
「ワイパー動作は押し込め」と図でかいてあるのだが、これが黒くて見えにくい。
そこで白色塗料を擦りこんだ。
タッチアップを塗り、シンナーでふき取るだけである。
これで操作図も見やすくなっただろう
両方のレバーを装着。
ウインカー点滅をハンドルの操作で自動的に戻してくれる「キャンセラー」の位置も調整。
ホーンコンタクトリングの接続
ステアリングコラムの上下カバーを 下から4本の長いねじで取り付け。
では、キーを刺して イグニッションオン系統の電装品のチェックをします
イグニッションオンの位置にキーをひねると、いろいろなものが起動する。
そのなかで一番うるさいのが、電磁ポンプ。
トランクからトココココ・・・・とガソリンを送る音が聞こえてくる。
これがしばらくするとトコ、トコ、トコ、トコ・・・と音がゆっくりになったら ガソリンがキャブにまわりきったのでエンジン始動okとなる.
にしやんがいちばん気になっていたのは、今回取り付けた電装コンプの起動リレー120アンペア。
カチッ!とエンジンルームから音がして、バッテリから電動コンプに電源を供給する。(でもまだコンプは動かない)
IG+の緑ラインがリレーのトリガー(引き金)となっている。
チェックすると12.44V供給していた。
すると、電動コンプの赤色LEDが点滅しだす。
電気がここまで来ましたよ~~という意味なのだろう。
点滅しているのは、「まだコンプ動いてないですよ~でもいつでも動けますよ~」というREADY状態の意味か。 コンプが動き出すとLEDが常時点灯状態になるのだろうか?
室内機を見ると、これまた青いLEDが3~4秒間隔で点滅している。
これまた、READYという意味なのか
(こういう説明が一切 マニュアルとして無いから困りますな~ ーー;)
まだガスを入れていないので 電動クーラー関係の試験は ここまでとする。
つぎ
足もとに設置したセミトラの赤いLEDもついて、準備OKとなっている。
エンジン始動したら、これが高速で点滅するわけですな。
(あまりに点滅が速くて、常時点灯しているように見えますが)
優しい俺は、セミトラユニットの後ろ当たりに
今後何か電装品を追加するときのために
ACCとアースの電源取り出しギボシ端子を設置しといたよ。^^しかも2回路分。
例えば、鼠取り対策のレーダー探知機をつけるとか、ドラレコをつけるとか。
プラグソケットを使わない電装品をつけるときに いちいち配線を探してセンターコンソールをばらさないでいいからね。
さらにさらに 足もとのこの端子は、イグニッションオンで12Vが来る端子。(IG+)と表示
まぁ 必要な時にお使いください。ヒューズは11番です。
イグニッションオン、ÅCC,アースの3つがあれば、
たいていの電装品は取付できますよ。
メータ内にはチャージランプと、油圧警告ランプが並んで点灯している。
エンジンがかかっていない今は、これで良し。
エンジンを始動したら、この二つがすぐに消えれば良し。(警告ランプが消えるという事は、オルタからちゃんとバッテリに充電されていて、オイルポンプも駆動して油圧も上がった、という意味です)
ヒーターブロアのテスト。ノブを回してみる。
ちゃんと3段階で風が出ますね^^
吹き出し口の切り替えも問題なし。よかった。
そしてLEDヘッドライト!HID屋のQシリーズ。
問題なく点灯!^^
ヘッドライトの配線、やり直してよかったね^^
微かに聞こえる音は、
LEDバルブのうしろの冷却ファンが回っている音でした
ここ、水かかんないようにカバーつくらなきゃなぁ・・・
ロービーム点灯。
さすが 真っ白な光!どんだけ明るいのコレ!
LED光が青白いのに対して スモールライトが暖色系。
がっかりするなかれ。この新旧共存がいいのよ。
そしてハイビーム点灯!
あっかる~~~!!!コリャ兵器級だわ。
ハイビーム時は メーター内の青ランプもしっかり点灯しますね。
これはLEDバルブ化したので 青色も かなり明るくなっています。^^
ハイビームとロービームの切り替えは、左レバーで行います。
レバーを上へ → ハイビーム
レバーを下へ → ロービーム
パッシングはロービームの時にレバーを手前に引く。
つぎ
サイドブレーキを引いたときに 下に点灯する赤い警告灯。
これがサイドブレーキをひいても点灯しないので サイドブレーキの根元にあるコンタクトスイッチをチェック。
接点調整が甘かったので 再調整し、接点も磨いて接触不良にならないようにした。
サイドブレーキのひきしろがやや大きめ(7-8ノッチ)だったので
サイドブレーキワイヤのナットを締めこんで、ひきしろを5~6ノッチとした。
サイドブレーキ警告灯は3ノッチ目から点灯するように、コンタクトスイッチの位置調整した。
つぎ
ワイパーのテスト。
ちゃんと動いたのだが、しばらくして助手席側のワイパーが根元からとれてしまった!
なんで?!
よく見ると、根本のはめ込みスプライン部分がとれてしまっていた!
ここは取れてもらっちゃ困るところ!いままで ここがとれたのを見たことが無い!
二度と取れないように、JBウエルドで強力接着!完全硬化まで24時間待ちます。
硬化後、さらに中心軸をポンチ打ちしてカシメとし、取れないようにするつもり。
また、昨日はACCで起動していた3連メーターを
イグニッションオンにしてはじめて起動するように配線を変更した。
これでエンジンを切れば 3連メーターの照明は消えることになる。(エンジン切ればメーターなんて用なしですからね)
ACCの状態で 静かに車内でカーステの音楽を愉しめるようになったのである。^^
映画タイタニックのサントラも聴けるのである^^
おまけに、アマゾンで買ったスマホホルダーを設置。
何と ミラーに固定するタイプ。
視界を妨げそうで これがいがいに 妨げないというユーザーレビューが多いので興味津々で試してみたかった。
スマホの充電器もメーター横の12Vソケットに取付。
充電ケーブルは 「タイプA⇔タイプC」 アイフォーンの場合は専用ケーブル必要。
自分のアンドロイドスマホを設置してみました。片手で取り外しできるのがいい。
ベンツ用のミラーが大型でしっかりしているので がっちり取りついています。^^
これで帰りの際のカーナビはOKですね。
スマホホルダーは1500円ぐらいでした。
明日はエンジンに火を入れてみます。
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