BMW1502 フレアの銅パッキン 新たなガス漏れ箇所 ― 2023年08月07日 20時15分53秒
知人のBMW1502のクーラー緊急修理。
ガス漏れ跡のあった室内側の低圧ホースの接続部分に
漏れ止め対策として 銅フレアパッキンとナイログを使用する。
ナイログは ネバーとした液体ですね
男性諸氏はよくわかるね
パッキンのサイズ確認
1/2フレア(=4/8) つまり 4分(よんぶ)って呼ばれるやつです。
パッキンの表と裏にナイログを塗布します。
このネバリ程度なら俺のナイログでも代用できそうだ((爆))
しっかり締め付け
もぉ~漏れんやろ??頼むで~~
しかし~!
真空引きをしても、やはり少しづつゲージが戻っていきます。
あれ~~ がっくし・・・
まだほかにどこか漏れがあるんだ・・・クソ~~
方針転換。
ガスを入れてみて ガス漏れ検知器を使用することに
今回パッキンとナイログを使ったところから検査 ガス漏れの反応なし
やっぱりほかの部分だ どこだ~~
全ての接続箇所やコンデンサ、エバポ、どこもガス漏れの反応がない・・・
そこでエンジンをかけて もう少しガスを入れてみることに
するとどうだ!
コンプレッサの高圧ホースの裏側から ガス漏れしだしたではないか
てのひらでガスの噴き出す圧力を感じます
同時にコンプレッサオイルも霧状にふき出てきます。
ここかぁ~~ ちょうど裏側だ!
ボデぃフレームにコンプレッサオイルが噴き出て付着してますし
白くかすんでいるのは霧状に吹き出したコンプオイルのミストです。
コンプレッサー高圧バルブと コンデンサーをつなぐ80cmのゴムホース。
外すと ホースバンドのきわに はっきりとした裂け目が!
ちょうどここ、エキマニに近いということで、
耐熱バンテージでぐるぐる巻いてあったところ!
こりゃ蛍光剤入れてあっても 隠れていて 見えんわ
蛍光剤入りのオイルは、バンテージのガラスクロスにしみこんでいって、
下には漏れ出てこなかったということか。
たしかに 耐熱バンテージを外してみると、内側のグラスウールに
しっかりと蛍光剤がついてました!
グラスウールなんで、外すとガラス繊維が飛んで 作業後にチクチクするのがイヤだったんですよね。^^;
何事もめんどくさがっちゃダメだ。
亀裂の裏側は こうなっていました。
ほかに、このホースの2か所にも亀裂の始まりがあった。
ホース自身の経年劣化によるものなのでした!
すぐさま 1m分のエアコンホースをヤフオク!落札し 注文しました。
ほかに、フィッティングもあったので ついでにこれも落札。
左の曲がりあるタケノコがコンプレッサーとの接続。これを上のストレートに交換する。
右のストレート・フレアのタケノコがコンデンサーとの接続。これは再使用する。
考えるに・・・
そもそもの漏れの原因は、内径10ミリのホースに、
外径13ミリのフィッテイングをかなり強引にぐいぐい押し込んでいたのが
裂けた原因でなのかもしれません。(数年前にじぶんでやった)
それに、ホースの経年劣化が加わったという事かもしれません。
今回 ゴムホースが裂けないように修理いたします。
もうこれで 漏れがなくなってほしい!
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