BMW2002A 塗装色の調色 ― 2023年05月04日 13時15分38秒
錆取り後にサビキラーを塗って放ってあったトランクフード。
そろそろ塗装をして取付け、
この車庫ルームを開けなければいけない。
この2002Aのオリジナルの塗装色は 「シャモニー」(アイボリーっぽい白)なんですが
半世紀たって退色もしているので 現状に合わせて塗装色づくりします。
2液ウレタン塗料はいつもお世話になっている
「ぺいんとわーくす」さんからWEBで購入。
WEBページのアートギャラリーにも 当方のマルニのレストアが紹介されております。
ロックペイント ソリッド色の ホワイト~アイボリー系を何色か。
市販のタッチアップペイントで近い色味を選び、
それをぺいんとわーくすさんの調色サービスで少量作ってもらいました。
これを基本に、ホワイトやカラーで薄くしたり濃くしたり色を加えたりして
自前で調色していくやり方。
色見本を少量づつ作り、実際にトランクの端っこにも塗ってもいます。
何度もやっているうちに だんだん色味が近づいてきました。
ここまできたら、
調色量を増やし、実際にトランクの広い範囲でガンで塗ってみます。
スプレーガンで吹きました
2度塗り後。
結果は微妙に白っぽかったので
黄色い色味(オーカー)を1%くわえた色を作り その隣に塗ります
いい具合になったので
これで最終色としました。実際みると はっきりわかる差異ですが デジカメだと判別難しいですね
最終色の調合。
トヨタのクリームベージュ(4V9)をベースに、ホワイト(088-0204)を加え、
オーカー(088-0233)を1%加えた。
「にしやんアイボリー」と名付け。^^
トランク取付パーツに 準備運動として吹きます
色が決まったところで ちょっと休憩。
ではトランクの塗装にかかる。
いきなり今日は 上塗り完了までは到底いけないので
下準備のプラサフを塗るまでやろう。
調色テストで塗った部分は スクレーパーでこそげ取る。
密着していないので ひっかけば簡単に剥がれます。
サンドペーパーで塗装の食いつきをよくするために
サンダーで足付け作業。
汚れ取りと脱脂。
コーヒーカンの中は脱脂シンナーが入っています。
ミッチャクロンマルチを全体に吹きます。いわば塗装の接着剤みたいなものです。
すぐ乾きます。
主剤100:硬化剤20に、シンナー20を加えて濃いめに調合
厚膜タイプなので、小さな傷も埋めちゃいます。
錆処理した後の状態。
下に塗ってある銀色のサビキラーを見えなくするためと防錆、
上塗りのにしやんアイボリーの乗りと密着をよくするため
プラサフを厚めに調合して塗ります。
何度かにわけて塗り。
カメラレンズのごみが写ってます・・・
塗装の段差みたいなものがありますが
スプレーパテとして厚めに何層も塗ったので
乾燥後、ペーパーで空研ぎしてフラットにします。
世はゴールデンウィークどまんなか。
いい天気で良かったですね。
NHK-FMで「今日は一日 山下達郎三昧 レコード特集2023」やってるので気分がいいです。
表面が乾いたら フチの方をメインに 裏にもプラサフ吹きました。
もうサビキラーの銀色は見えません。
プラサフはこうした隠ぺい性がいいですね。
プラサフが乾燥すると、オフホワイトのマットな表面になります。
外した時の錆の様子・・・
うちの納屋ガレージの雨漏りのせいでこうなってしまった・・・
きちんとなおします。
初夏のおひさまで 十分乾燥させてと。
表面は濃いめのプラサフ吹きっぱなしなので 手触りは ざらざらです。
次回 空研ぎして フラットで すべすべにします。
疲れる仕事なんだよな~~^^;
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