BMW2002A クーラーのドレンホース ― 2023年04月22日 16時00分00秒
クーラー室内機のなかには「エパポレータ」があります。
そこを通過した空気は冷やされるわけですが
そのときに外気の湿った空気が急激に冷やされて 空気中の水蒸気が凝集して
エパポレータに水滴がつき始めます。それがぽたぽた落ちてきます。
そのたまった水を車外に排出するドレンホースをつけます。
このドレンホースがないと 車内の床は水浸しですよ。
運転席側。
水が落ちていく角度は十分すぎるくらいについて居る。
ホースは助手席側へ曲げる
助手席側にホースを通す穴をあける。
助手席に座った人の足先の邪魔にならないように、しかも流れる角度をつけて
このあたりかな~~と あたりをつけて・・・
ホルソーでボディを貫通して穴あけ。向こう側はATミッションの側面です。
左右2本のドレンホースをTジョイントで1本にまとめ 開けた穴へ
カーぺットにカッターで穴をあける。
ホルソーで穴をあけた防音材、ボディを通過し、ホースは外へ出る。
内側から車外へ ホースの周辺に スキマ埋めのエアコンパテをぐいぐい詰め込んでいく。
車外に出て 車の下にもぐる。
室内側から詰め込んだパテがはみ出てきている。
スキマは埋まった。
ひも状のブチルゴムを温めて柔らかくして・・・
念のため、ホース廻りをブチルゴムで1周巻く。
これで外から水は入ってこないだろう。
車外に出たホースの先を適当な長さに切る。
茶色い銅管は、フロントガラス下の雨どいセンターから導いた雨水ドレンだ。
ドレンを2本、並べて設置。これも2本出しって、ゆ~の?
横から除くと こう見える
クーラーが効けば ここから水がぽたぽた落ちてきて
水たまりを作っていることだろう。
次はクーラーの配管、高圧ホースと低圧ホースをつなぎます。
この2本繋げば、もう完成だ。
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