BMW2002A ステアリングギアボックスのギアオイル交換2022年08月23日 15時23分16秒


ステアリングギアボックスの中に入っているオイルを交換します。
ここはめったに交換しないと思うから、かなり汚れているだろうと予想。

赤いキャップを外し、上抜きします。


6ミリ以下のチューブでないと ギアの間をぬって 底にまで吸い口の先が達しません。
私は経年劣化でやや硬化したウオッシャー液のチューブを使いました。
底に達すると手ごたえでわかりますが20cmほどは入ります。


手指消毒用アルコール手押しポンプで 吸いあげてます。


出てきた・・・おお!


く、黒ずんでる!これは半世紀交換していないのではないか???


これぐらい抜けました。

粘度は90必要


デフにも入れた同じ カストロールのギアオイルを入れます。

新油は 綺麗ですね~

これぐらいでOK


キャップを締めて終わりです。^^
赤いキャップの横のナットを緩めて マイナスの溝が切ってある調整シャフトねじを 締めこむかゆるめるかで ハンドルの「遊びの調整」ができます。
中央付近でどうもハンドルの左右の遊びが大きいな~と思ったら、時計回しにシャフトねじ締めこんだら少しタイトになります。
今はこのままで 乗り出してから調整です。

BMW2002A スターター取付2022年08月23日 18時17分35秒

スターターを取り付けます。

AT側から2本のボルト、そして、エンジンブロックにステーで取り付けます。

スターター後端の取り付けステー。
塗装をはがしてあるボルト穴は、アースポイント。
つまりバッテリのマイナスとつなぐ箇所だ。接点に塗装があってはならない。

スターターへの配線。
茶色の被覆されたコードはスターターの50番端子へしっかりと差し込む。
ぶっとい赤い端子はバッテリのプラス端子から直接つなぐ。大電流が流れるので。

50番端子はイグニッションスイッチからの白/黒の配線。
キーをひねるとここに電流が流れ、コイルの力でモーターが起動する。

常時プラス電源が来ているので ここにレンチを握った手を突っ込むとショートしがちなので
しっかり絶縁する

さらにゴムシートをかぶせる。





一方のバッテリーのプラスターミナルの端子。



今後クーラーやら電動シートの電源を取るので 取り出しターミナルを使用



2002AはAT車なので スターターリレーの設定がある。(MTのマルニには無い。)


ATのシフトのポジションが パーキングかニュートラルになっていないと
キーをひねってもスターターが回らないようになっている。


このリレーはごく普通の4極リレー(30A)だ。
経年劣化で調子悪くなるので 新しくした方が良い。
エーモンのリレーに平端子つけてそれを指しても良い、あ、そうしよう。
BMW635CSI(AT)にもこのようにスターターリレーがあって、
最近スターターの調子が悪いので(スターターが途中で止まることがしばしばある)、635のリレーもエーモンに交換しよう。



そのマルニATのスターターリレーの位置は、ステアリングコラムの上、イグニッションスイッチの上あたりにある。


30Aの4極リレーです。
端子構成 (85アース 86コイル起動用プラス電源  87電装品(スタータ)へ  30電装品用プラス電源)


マルニATのエンジンスタートは 黄色で囲った部分がキモだ。



ちなみに635CIの場合は ペダルの足元、壁よりにある。
外したものは5極リレーだったが、マルニに使われておいた4極リレーに交換してもちゃんとエンジンがかかった。この6には間違ったリレーがついて居る。(まぁこれでも同じ動作なのですが)