BMW1502 クーラーガス補充2022年06月03日 07時34分04秒

クーラーの冷えがいまいち弱いという事です。
という事は完全にはガスは抜けていないということで、じわじわ漏れていった可能性ありです。
この車の配管ホースのかしめはホースバンドですので少しづつ漏れてはいきそうなものです。
強力なABAのホースバンドをダブルで使ってます。


補充用ガスを用意しつつ 現状を見てみます。ちなみにこの車は旧冷媒R-12フロンガスです。

このゲージマニホールドは旧冷媒用、DENGENの日本製ですから3万ほどしました。
旧車乗りには必須
コンプレッサーにある高圧と低圧バルブに接続してエアパージを終えておく。(配管内の空気をガスで押し出しておくのね。)
R12ガス缶の封も切り、こちらもエアパージ。


エンジン始動。このぐらいの回転で 窓全開、
クーラーオン、温度調節はMAX-COOL、クーラー風量MAX


吹き出し口温度は22度か・・・。冷えが弱いわ。

気温25度。これに2~5度をプラスして外気温度30度を基準に表を見る。(20度以上は2-5度を足す)
足した温度を「外気温度」という。
外気温度30度の場合
 高圧で1.6Mpa(範囲1.5-1.9)  低圧で0.18Mpa(範囲0.14-0.22) を目指す

おおよその目安だが
外気温度30度の時、それを2で割って15ということで 高圧1.5Mpaあたり。それの10分の1ということで低圧0.15Pma、とおおまかに覚えればよい


ではエアパージも終えてるので低圧バルブを開けてガスを入れていきます。


徐々に圧は上がっていき 1分もたたないうちにこのぐらいまで来ました。
低圧0.19 高圧1.9
これ以上は入れられない。

この時点で 吹きだし口温度は14度。入れる前はがんばっても22度だったので8度下がった。
これは車停止中だから、走行してコンデンサに風が当たればガスの液化効果が上がり もう少し冷えるのではないかな・・・と期待。

にしやんのいまのアシ車の4WD軽自動車、ホンダZで
比較のためにと思い事前にクーラーの冷え具合を温度計で測っておいたが、こちらも停車中で最も冷えた状態で吹き出し口温度14度だった。
10度程度まで冷える完ぺきとは言えないが、これぐらい冷えれば涼しいので、今回はこれで良しとする

サイトグラスの状態。
まだ泡が多めで真っ白に見えるが、冷媒の液化が足りない。
マルニのコンデンサは面積が小さいので仕方がないと思う。
コンデンサの面積を大きくしたいが、ラジエター前の取り付けスペースの関係で、小さいコンデンサしか取り付けられないのだ。できれば今の2倍の面積のコンデンサをつけたいのだが。
マルニは冷えない、といわれるのは、小さいコンデンサによるものだと思う。
面積2倍とは言わないが、せめてこれの1.5倍のものを取り付けられるようにできればもっと冷えるのに。
まぁ マルニはこんなもんと思っておきましょう。


ガスは90gほど入った。送料400g入れるので、4分の1ほど抜けていた感じだ。

各部点検 コンプ電磁クラッチへの12V線のコネクタをやり替え。

記録メモ貼り。

実際走行してみて どのぐらい冷えるか 楽しみ。
少なくとも、ガレージ内で吹き出し口に手をかざしてみて 前よりかは冷えるようになった。
今後の漏れ具合は 経過観察だ。
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こちらもオーナーさんの要望で 雨水のドレンのゴムパーツを交換。

枯葉などのごみのつまりは無いものの、かなりぼろぼろです
雨の日は乗らないとのことですが いつもボンネットをあけると目に入るところですよね。

エンジンルームのすみっこに流れていきます。
 
ボディにはまる溝の箇所にはちゃんと液体ガスケット打ってからはめ込んであります。


次回は電装系メンテです
・メーター照明が暗い件 → LED化球に交換
・空調コントロールパネルに照明追加 → LED追加
・ハイビームが点灯しない件 → 配線各部点検
・フロントスピーカー音割れの件 → スピーカー交換




後日追記
試乗してみましたら 走行中、クーラー吹き出し口温度10度を下回り 恐ろしいほど冷えるようになりました。^^ ただ、天気は快晴、湿度低くて 気温25度ぐらいの日ですが。

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