R170 SLK230 借りてオイル交換2022年05月07日 05時50分07秒

GWの間 お借りしていた友人のR170 SLK230コンプレッサー  (GF-170449)
生産年は1996-2004年 初代SLKである。
機構的には 初代CクラスW202ベース。
10万キロ手前の中古車。
直4 ガソリン DOHC スーパーチャージャー装備
197馬力 トルク28.6kg・m/4600rpm
車重1.38t 燃費10.15モードで9.8km/L ハイオク仕様60Lタンク
全長4mと、コンパクトなメルセデス
新車時価格税抜き495万円
タイヤサイス F 205/55R16   R 225/50R16

スイッチひとつでオープンになる「バリオルーフ」装備!
屋根はトランクに こういう風に収まる。


オーナーさんとの約束通り 点検とオイル交換をしてあげます

スーパーチャージャーつきの4気筒DOHCエンジン


底板を外します 板には1滴のオイル漏れなし!
10万キロ手前で漏れなしとは 優秀。
底板からにゅっと伸びたダクトはエキマニ直後のエンジンマウントとマフラーあたりを冷やしている。

サブフレームに若干の錆発生あり。

ATとエンジンの継ぎ目からのオイル漏れもなし。
マフラーの腐食もひどくない。
5速ATのオイルパン。ATの具合はオイル漏れもなし、ショックや変な挙動もないが
そろそろATFフィルタとATFは交換してやってもいいかもしれない。

左右タイロッドエンドブーツにシリコンゴムで補修の跡あり。ブーツに亀裂がはいっていたのだろう。
まぁこれで泥水が入らなければOK.車検も通る。脚力でホイールをゆすってみたが がたもなし。OK
だが10万キロだから そろそろタイロッドエンドは交換してもいいころ。


AT後端のコンパニオンプレートはまだ持つと思われる。
コンパニオンプレートのうしろにバイブレーションダンパーみたいなものがついている。

フロントストラット点検。ダブルウイッシュボーン。
ブレーキホースにはまだ柔らかさがありゴムに亀裂もないのでOK.
足回りからの異音もなしで、ボールジョイント類はまだ問題なし。

ステアリングギアボックスにもオイル漏れなし。


おっと このあたりにオイルにじみを発見。オイルパン底部に回っている。垂れてはいないが。
どこから出てきてるんかな~ 
ちょっと見えない。もっと上の、オイルフィルタハウジングやパワステのホースあたりかな?
ひどい漏れ、というわけではないが。



エンジンオイルは5L出ましたね。(オイルフィルタ交換なしで)

ドレンプラグワッシャーも新品に。しっかし 長いドレンボルトだな。


エンジンオイルはモービル1の金缶(Ultimate Performance、全化学合成油)をおごる!0w-40。
何といっても メルセデスからね~ ホムセンで売ってる4Lで2000円もしない安オイルはさすがに入れる気にならない。
オドメータ95520km時、5L交換です。次回は10万キロでフィルターともに交換をお願いします

ヘッドカバーのオイルフィラーの穴からカムシャフトが見える。覗いてみる限りは、綺麗でした。

5L注入。

エンジンを3分かけて、停止。5分休憩しオイルレべルが落ち着くのを待つ。

ディップスティックでオイル量のチェック。
 ちょうどMIN とMAXの中間で いいところに来てました。
オイルフィルタも交換で5.5Lと取説には書いてあったが、まさにそのとおりだろう。

漏れがないか点検し、底板をつけて完了。



試乗する。マイルドでいい感じです。ハンドリングの重さもいい感じ。
エンジンのヘッドからアイドリングでカチカチ言っていたかすかな音が モービル1に替えたら 消えた。
過激な走りをしてくれる車ではない。
メルセデスらしくどっしりした乗り心地で安心感があります。(ライトウェイトでピュンピュン飛ばす感覚ではない)
5速ATは変速ショックもなくスムーズでいいミッションです。
3速あたりに落として市街地を走ると エンジンが3000回転以上に回るので気持ちいい。
欲を言えば、マフラーがR171(2代目SLK)みたいに いい音を奏でてくれればいいのですが。音の味付けが 若干大人しめかなぁ。


シートの具合も良くヒートヒーターもある。
内装はウッドつ使われ いい雰囲気ですね。ホワイトメータ^、クルコン、ABS エアバッグ、ASR装備。
シフトゲートはマニュアルモード装備ならもっと楽しかったのですが。

シートはタイトではなく ゆったり座れます。好みです。
高速道路も問題なくオープンで走行できました
オープンで風の巻き込みはそれなりですが、我慢できない程ではない。
リアのウィンドスクリーン装着で良くなると思う。

さてヤフオク!ではけっこう安く買うことができる初代SLK、R170。
メルセデス品質を保っているし、バルオルーフのトラブルがなければ いい趣味車です。

SLKの油圧式ハードトップ 「バリオルーフ」は、油圧シリンダーで動作し、合計5つある。
その油圧を保つシリンダー内のゴム製シールが耐久性がないらしく、それが切れて油漏れのトラブルがよくある。
その問題の5この油圧シール(オーリングみたいなものですが)さえいいものに交換しちまえば、もう無敵である。この車も いつかうちでメンテすることになるのかもしれない。今からそれがどんなシールなのか、調べを入れておこう。
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今年のGWは 人出が多いですが、田舎道をドライブするには影響なし。
オープン状態で借り出したのですが、
一度もクローズしないで、オープン状態で今週末にオーナーにお返しします。

さすがにEクラスワゴンと比べるとコンパクトだな~~


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