BMW2002A ヒーターボックス取り外し2022年04月30日 13時19分51秒

まずはシートを取り外し。10mmボルト4本。

今回組み込むE92(5代目3シリーズクーペ335iクーペ)のシートと並べて比較。
50年も前の車はさすがに作りが古い!かなりへたってしまっているのが わかります



ハンドルを取る。22ミリナット。


ハンドル周辺のパッドを外していく



ATシフトゲート周辺も取る。

シャフトの錆も取って綺麗にしたいな~


センターコンソールのオーディオ配線

結構 カオスな配線になってました


水温計や油温計などの後付け4連メーター付き。


ヒーターボックスが見えました。

アースポイント、ヒーターブロアのレジスター配線、ダクトを外し。

ヒーターブロワのレジスタ配線


空調コントロールレバーのつまみ外し ひっこぬくだけ。

カバーはドライバでこじるだけ。

2本のプラスねじを外せば取り外せる。カンタン。
これでほぼ室内側はOK


外側のヒーターバルブを外しておく。(外さなくてもいいですが、じゃまなので)


ヒーターコントロールのワイヤを外す


ヒーターボックス側のプラスチックの固定ステーはどのマルニも必ず割れている。


そこでいつもにしやんは 金属で補強ステーをつくって取り付けている。今回もそうする。

にしやん号のヒーターボックスは初代ユーノスロードスターのヒーターコアを流用して作った改造型ヒーターボックスだ。かなり熱効率がよくて、冬はほんとに暖かい。ヒーターボックスの改造は得意とするところだ。



これで室内側でヒーターボックスは外せます。


50年分のほこりを溜めた空調ボックスです。^^;


ちょっとファンのガード部分、一部が欠損してますね。
今回補修しなくては。


オーナーさんが「ファンを回すとどこかに接触してるような音がする」と言っておられた。
てでファンを回してみて、原因がすぐわかりました。
矢印の部分、金属製のフラップに、ファンの羽がかすかに当たっていました。
アルミ製のファンの羽をちょっと曲げれば 当たらなくなるので、すぐ直ります。

マルニは内装系はネジがすぐ見えるので 
内装ばらしは小学生レベルで簡単ですね。

さて外したヒーターボックスとヒーターバルブは、これから分解して
各部点検、掃除、必要なら補修していきます。