BMW2002A フロントブレーキ取付22022年04月21日 09時50分48秒

フロントアクスルの最後は、フロントブレーキの組付けです。


ピストンシールなどでOHキットでOH済みのブレーキキャリパ―。
パッドや押さえ金具、固定ピンは再利用します。



ブレーキパイプを交換します。

パイプの差し込みの中に ごみがないかを確認。綿棒で掃除。


フルードを交換する際に使うブリーダープラグもさびさびだったので 半世紀ぶりに交換します。


35cmほどの長さの新ブレーキパイプを取り付け


キャリパのグイっと手で曲げます。


ストラットに19ミリボルト2本でキャリパーを規定トルクで取り付けます。
ブレーキパイプがストラットケースに当たっていないことを確認。


ここが難しいところ。さらに手曲げでこのようにブレーキホースに接続。


11ミリフレアと14ミリレンチでしめつけ


ブレーキパイプを微調整、整形して、タイヤ、ホイールに接触しないようにする。


パッドの押さえ金具を整形します。


パッドを組み込んで、2本のピンで固定。


押さえ金具の張力でしっかりとパッドを押さえつけていればOK.
ここでがたがたしていたら いけません。


フロントブレ―キの、完成!


見てわかるように、ストラットが上下しても、ゴムのブレーキホースのところで動いてくれる。
これで全部のブレーキパイプは新調したので、あとは、ブレーキフルードを入れてエア抜きをすることになる。


いや~下回りの錆取りから塗装を経て、タイヤハウス内塗装、そしてフロントアクスルの各部さび取り塗装、ブレーキOH, ショックアブソーバーやボールジョイント、タイロッドの交換、各ブッシュの交換などを経て、ようやく、フロントアクスルの完成です。長かった~~