BMW2002A フロントサスペンション整備その2 ~ボールジョイント外し~2022年03月12日 14時52分03秒

日に日に気温が暖かくなってきている今日このごろ。
ドアをあけ放っていても寒くない。廃油ストーブが 暑く感じるときも。
暖かくなれば レストアもスピードアップするかな


では今日もいこう
BMW2002Aのフロントサスペンションのアームから ボールジョイントを取り外します。


この3か所、ドリルでほじくります






ある程度まで掘ったら


あとはリューターで アームを傷つけないように削っていく


ハンマーでぶったたいて ようやく外れましたわ・・・


当時はボルトオンじゃなくて かしめてあるからね~
厄介です


アームの方はサンドブラストし




あ~もう ブラストするサンドがなくなった! もう残り少なだったしなぁ
また川砂 ホムセンで買ってこなきゃ・・・


サンブラのあとは すぐにメタルレディを筆塗りし 金属下地を 亜鉛リン酸塩処理する。
(ワンタン入りわかめスープを塗っているわけでは ありません(笑) おいしいけどね...)

メタルレディ 商品説明より
「メタルレディは強力な錆び除去剤であると同時に、POR-15の優れた下地処理剤です。また、他のあらゆるペイントの下地処理剤としても最適です。簡単な使用法で金属を優しくエッチングし、あらゆる金属 ( アルミニウム、ポリッシュした金属メッキ面などを含み ) の塗料との密着性を高めます。同時に、ジンクフォスフェート ( 亜鉛燐酸塩 ) の薄い皮膜を形成し、塗料と金属との化学的な結びつきを生みます。メタルレディは、自然環境の安全を守ります。 ( 無公害、不燃性、非腐食性、無毒剤 )」

メタルレディで塗れた状態を10分保持。
このあたりは水が溜まりやすいので 最もよくさびる部分。
そのあと水洗いし、エアで水分を飛ばして乾燥。

よく乾燥させれば POR15の 塗装準備完了となる。
この二つのバーツは最もよくさびるから、POR15は二度塗りする。


今回組み込むことになる 新しいボールジョイント
こちらはボルトオン式。クラウンナットと回り止めのピンもついている。
ワロスでセール中なので1個4000円ほどだった。 通常は5000円。




ストラットケースの錆取り。 
というか、ここは 半世紀もの間 堆積した泥堀りだ。
しっかし 硬てぇ~~~コレ!



ようやく金属下地がみえた(笑)


ストラットの中も ワイヤブラシで掃除


ウエスでふきとり


ここまできれいになれば あとは内側にグリスを塗るだけだ。
ここに入れる新しいショックアブソーバーの到着を待つ。^^


アーム同様にメタルレディで下地処理、洗浄後、乾燥させる。
今日はいい天気だから 良く乾くね。^^

明日はこれらの塗装です。