BMW2002A ボディ下回り防錆処理その22022年02月16日 11時33分25秒

前回 水で薄めたサビキラーを塗った箇所が乾いたようなので
濃い原液で2度塗りを開始。

原液はドロッとしてます。
使い古しの柔らかい毛筆が いいように思います。


二度塗りした箇所



古びた燃料ホースを外し

ここの周辺も防錆しときましょう




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さて 燃料タンク回りのボディ下回り
これらの赤さびも サビキラーで黒サビに転換し 下地処理します。

このあたりは排気ガスによって 全体的に錆が進行しているものと思われます。


スペアタイヤの収納箇所は FRPで錆穴あきを補修した痕跡がありました。




水で希釈したサビキラーを 上を向いての筆塗りで塗っていきますが
筆の途中にペーパーウエスをまいておくと 筆を持つ手への液垂れを防げます。

まずはざーっと浸透させるように塗り。
良く筆で浸透するように こすっておくことです。



数日たって 乾いたら また2度塗りしましょう。

BMW2002A ボディ下回り防錆処理その32022年02月17日 11時11分21秒

今日はリアからフロントにかけて、右側のフロア下の錆転換
サビキラー1度目塗り。


まずは状態確認と ケレンでなるべく錆取り





このあたりは一番さびているところ
良く錆を おとします。


よく見ると穴が。


このあたりは一番弱いところですね。
この程度であれば、錆転換処理の後、最後にPOR-15パッチパテを詰め込んで穴ふさぎしておきましょう。

このあたりもマルニの骨格の需要な部分。
だけど ひどい錆や傷みもなく ヨカッタ。


外は大雪!

二十四節季では 雨水(うすい)だというのに~
廃油ストーブであたたまってから作業開始する。
エンジンオイルの廃油はまだ100Lほどあるからどんどん燃やさねば。

液だれ防止のウエス巻き

錆転換剤をよくしみ込ませます





タイヤハウス内のすみっこ。
このあたりも水や泥がたまるので良くさびる。

ここもサビ転換処理しておく

ストラット上部



液が少し余ったのでディスクブレーキにも塗ってみた・・・


次回は左側です。

BMW2002A ボディ下回り防錆処理その42022年02月18日 13時43分44秒

サビキラー1回目塗りが乾くと まだ錆の転換処理が必要な箇所には茶色い染みができます。
この上に 原液で 2度塗りしていきます。

ぽつぽつと出ている茶色い染みに重ね塗り。


このあたり2度塗り完了。

サイドシルの下の部分も。

そのまま燃料タンク横へ。(燃料タンク外しました)

バンパー下あたりも2度塗り。



さてこちらはリアアクスルの部分。


裏側の方もサビキラー塗って乾いております。

ここにPOR-15を塗っていきます。すくい取りカップで紙コップに3杯程度。

まず裏側から。
奥の方から手前へ・・・


アーム裏を塗り終わったら 表側へと。

燃料タンクは取り外しています。
リア左側アームとバックプレート周辺の防錆処理完了。
ここまで終われば 
ようやくサイドブレーキワイヤや ブレーキシューなどの取り付けに着手できます。

燃料タンクの防錆処理その12022年02月19日 13時35分56秒

預かってレストア実施しているBMW2002A。
トランクをあけて燃料タンクの中をチェックしてみました。


燃料ホースと配線。

配線はポンプではなくて、メーターへガソリン残量値を送るための配線です。

こんな筒が入っています。
中にフロートが入っています。
ワロスで新品買えます。2万円ほど。

燃料タンク取り外すために 外したパーツを保管。

ゲージ穴からタンク内をみる

錆らしき 黒っぽいものが・・・

ガソリン抜き取り。

タンクは周囲のボルトを6つほどとるだけ。

周りの錆は ほとんどない。


給油口からタンク内を見る。
傷がついて、さびてます。
ガソリンを入れるときに 給油ノズルの先っちょが当たっているところから さびてきています。
もう少し奥のほうを見ると タンクとの溶接周辺もさびてきている。

タンクの底。内部はここだけさびていた。
水が溜まりやすいところは 少し錆始めていました。
ここから加速度的に錆がひろがっていきますから、いまのうちに防錆対策をしておくべきです。
早めに今回見つけておいてよかった。
タンクシーラーなる塗料を タンク内部に流し込んで内側全体に強固な被膜を作り二度とさびないようにします。
ゲージの穴から手は入らないものの、ほんの少しの錆なんで
ワイヤブラシを延長するか 木の棒にサンドぺーパーを貼ってつっこみ、
こすってなるべく錆を落としておけばいいでしょう。
まずはエアを吹き込んでおいて 内部を乾燥させておきます。

ボディ側も掃除しておきました。このあたりも錆が少なくてよかった。

現在注文したPOR-15シリーズの燃料タンクシーラー(コーティング塗料)待ちです。 
タンク内に流し込んだ後、完全硬化まで 基本4日とのことですが、 冬だと10日ほどかかるみたいです。

ペダルボックスのカバー2022年02月20日 09時32分50秒

ペダルボックスのカバーについて質問があったので
自分のマルニ(4MT)と 預かっているマルニ(AT)を確認してみた。


まずはうちの4MTから。
車体下、ウレタン製のカバーが見える。
スピードメーターケーブルが外側を通っている。(スピードメーターケーブルを抱きかかえる金具はさびて脱落している。)


ペダルボックスの取り付けねじ。
けっこうまた さびてきている。雨も雪も関係なく乗っていたからなぁ・・・
だいぶ雪道の塩カル吸い込んだみたいです。

さて室内ペダル周辺をみてみます。


うっ!内部の底、もうこんなにさびている!
POR-15が浮いてしまって海苔みたいになっている。
知らぬ間に ここはかなり塩水浸しになっていた感じだ・・・

まずは浮いた塗装と錆を除去・・・





黄いろの矢印の箇所に、色が同じでみにくいが、ペダルボックス下部に
3×6cmぐらいの大きさの四角い穴が開いている。


ここだ。
ドライバでつつくと、ウレタンのカバーがふわふわする。
ペダルボックスカバーを張り付ける際に この穴に対して特に防水処理は何もしていなくて、そのままカバーを接着しただけだった。
これではウレタンにしみた水が入ってきてしまうようだ。
そしてごらんのとおり あたり一面をさびさせてしまう。


以下3枚は 2008年当時、レストアして塗装していた時の記録写真だ。
ちゃんとPOR-15を塗ったつもりでも、下地処理が悪かったのか、塗膜が密着していなかった。
しっかり 下の四角穴が見えていますね。

余談ですが
2006年から2年かけて行ったこのマルニのレストア記録では 膨大な数千枚のデジカメ写真を撮りました。
CD-R 6枚に焼いておいてあったのですが、パッと見たいときに不便なので、先月、Googleフォトにすべてアップしました。
以下がそのURLなので、興味ある方は見てください。
車体購入から車検取得、その後の整備まで かなり細部にわたって記録してあるので、マルニの部品や中身、DIYレストアの実際が見てみたいという方には参考になるでしょう。
ただし、Googleアカウントがないと 見れないかも?


BMW2002レストア記録2 ボディ板金塗装編(カーベキュー~塗装剥離~錆取り~板金・塗装)https://photos.app.goo.gl/GXakU6pxjpVMW2c47

BMW2002レストア記録3 ボディ板金塗装、パーツ塗装、ブレーキOH https://photos.app.goo.gl/6HnjCDENG9GVm3Ek8

BMW2002レストア記録4 エンジンOH,その他OH https://photos.app.goo.gl/A2wGGsdyYg8rqFjFA

BMW2002レストア記録5 エンジン搭載
https://photos.app.goo.gl/JxWNQwE9jnELCfH89

BMW2002レストア記録6 ミッション搭載、補器類、電装品、ガラスはめ、ブレーキ、ヒーターボックス改造 https://photos.app.goo.gl/n7tRfJxtGtrX5iN99

BMW2002レストア記録6 ミッション搭載、補器類、電装品、ガラスはめ、ブレーキ、ヒーターボックス改造https://photos.app.goo.gl/n7tRfJxtGtrX5iN99

BMW2002レストア記録7 車検取得、その後の整備 https://photos.app.goo.gl/A9ro5FE8ZvHzYptB6 


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さて次は 3ATのマルニ。
車体下からペダルボックスのカバーを見る。
オリジナルらしく、それなりに経年劣化で硬化していてさわればポロポロと崩れてくる。
今回交換部品だ。新品は52ユーロでワロスにある。まず、スピードメーターケーブルをわきによける。

アクセルリンクわきのこの丸穴も ゴムのグ膜付グロメットか何かで塞いでおくべきところか。
水が入らないとも 限らない。

カバーは接着されていると思っていたが、ちょっとドライバーでこじってみたら
外れてくるではないか。全面接着はされていないようだ。

あっさりとれてしまった。
たいした接着のあとも見られない。はめてあるだけなのか。

さてべダルボックスを見てみると、あ!テープだ!

四角穴にはガムテープらしきものが 貼ってありました。

うちのマルニは このテープ、貼ってなかったな~~ 失敗した。
そうか、ここは防水テープを貼っておくのか。今更気づいた。

この四角穴は 整備用の穴らしい。ちょうどペダルとブレーキリンケージの関節部分が見える。

外したペダルボックスカバーと防水テープの残骸
カバーはワロスから出ているものと若干、形状が違うような気もする。

ちなみにペダル側は フロアカーペットをこのあたり大々的に
はぐらなければいけないので今回は見ていない。
(うーん このブレーキペダルカバーもかなりすりへっているので 交換だな。)

ということで、結果、
1 ペダルボックスの下部の四角い穴は水が入ってこないように、防水テープでふさいでおく。
2 ペダルボックスカバーは 全面接着しないで 要所の点付け程度にとどめる。(メンテでカバーを外すこともありうるので)
3 スピードメーターケーブルでカバーがとれないように押さえることができる。
というところでしょうか。
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今回、頂いたコメントで自分のレストアのミスを発見することができました、ありがとうございます。^^

BMW2002レストア記録写真集2022年02月20日 17時20分57秒

2006年から2年かけて行ったこのマルニのレストア記録では 膨大な数千枚のデジカメ写真を撮りました。
CD-R 6枚に焼いておいてあったのですが、パッと見たいときに不便なので、2022年に、Googleフォトにすべてアップしました。
以下がそのURLなので、興味ある方は見てください。
車体購入から車検取得、その後の整備まで かなり細部にわたって記録してあるので、マルニの部品や中身、DIYレストアの実際が見てみたいという方には参考になるでしょう。
ただし、Googleアカウントがないと 見れないかも?

BMW2002レストア記録1 購入~ばらし開始 編
https://photos.app.goo.gl/WiHEkKGSQCFV8yPP7

BMW2002レストア記録2 ボディ板金塗装編(カーベキュー~塗装剥離~錆取り~板金・塗装)
https://photos.app.goo.gl/GXakU6pxjpVMW2c47

BMW2002レストア記録3 ボディ板金塗装、パーツ塗装、ブレーキOH https://photos.app.goo.gl/6HnjCDENG9GVm3Ek8

BMW2002レストア記録4 エンジンOH,ヘッドOH,バルブステムシール、ピストンリング、メインベアリング交換、ヘッドDIY面研磨失敗、クラッチマスターシリンダ、天井内装張り、リアアクスル、フロントアクスル、その他OH
https://photos.app.goo.gl/A2wGGsdyYg8rqFjFA

BMW2002レストア記録5 エンジン搭載 DIYシリンダーホーニング、足回り、クラッチ、ペダルボックス、キーシリンダー、フロア下デッドニング、ヘッドライト、ブレーキライン、クーラーコンプレッサー、エンジンの搭載、まで
https://photos.app.goo.gl/JxWNQwE9jnELCfH89

BMW2002レストア記録6 ミッション搭載、クーラー関係、補器類OH、電装品、バンパー裏塗装、前後ガラスはめ、クラッチシリンダ、マスタシリンダ、ブレーキブースター改造(国産ブレーキブースターの流用)、メーター、ヒーターボックス改造(国産ヒーターコアの流用) 
https://photos.app.goo.gl/n7tRfJxtGtrX5iN99

BMW2002レストア記録7 車検取得、その後の整備 
https://photos.app.goo.gl/A9ro5FE8ZvHzYptB6


今後、随時 整備記録などは車種別、項目別に載せていきたいと思っております。

燃料タンクの防錆処理その22022年02月21日 13時12分43秒

タンクシーラーが届いたので燃料タンクの作業にかかる。
いちおう2缶 合計480ml用意した。



内部をフレキシブル小型カメラで覗いてみる。
このカメラ、正面はもとより、90度横にも小型CCDがあり、正面と横をスイッチで切り替えてマイクロSDカードに静止画や動画として記録できる。アマゾンで買ったもの。整備に非常に役に立っている。昔はめちゃ高かったが、いまでは1万円以内で買える。




内部画像。
底の部分。

底の四隅にはさびなし。

しかし!
上面を見ると!うおお!

めっちゃさびてるじゃん!

給油口周辺。
さびている部分と さびていない部分が はっきり分かれている。


上面プレス部分。
ほんの1㎝ぐらいの高低差だが、空気に触れている部分はさびる。

上下のタンク接合部分。
なるほど、いつもガソリンが溜まってる部分はさびなくて、空気に触れている部分がさびるんだな。

燃料リターンのパイプ。ここはさびていない。


つまりタンクの上面 、オレンジ色に塗ったところが さびているという事だ。
う~ん きっと自分のマルニのタンク内も 同様にさびているに違いない。
見るのが怖い・・・まぁ、見ちゃったら、タンクシーラーやることになるな。


こういったタンクの底に沈殿している錆クズは、実はタンク上面からぽろぽろと落ちてきているものだったのだ!こういった錆を 燃料ホースに吸い込み、燃料フィルターでひっかかる錆は、主にタンク上面から発生した錆ということだ。
この車は1974年式で40年以上たっているが、車などは20年もたてば、こういったふうに錆が発生してきているのではないだろうか?!


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さてまずはこの上面の浮き錆をなるべく取りたい。
適用なボルトやナットを集め タンクに入れる。


がらがらと何度も振る!!
ひと汗かいて かなり疲れた。


一番最初に出てきた 浮きサビ。

タンク内は 錆のほこりがもうもうと・・・


数回 「ボルトナット・シェイク・ダンス」を愉しんで、
エアガンで錆ほこりを飛ばした後の内部。
最初の画像と比較すると 結構浮き錆は取れてはいると思う。

しかし 頑張ってもここまで。
可能ならここでメタルレディという液体下地処理剤を投入し 化学的に錆処理をするのだが、
そのあとのタンク内部水洗いや完全乾燥の手間がかかること、
また、今回はガソリンの浸かる部分はほとんどさびていないこと、
限りある予算と時間などを考慮し、今回はこれですぐタンクシーラーを投入することにした。


説明をよく読む。



こういう缶の蓋開けには 専用のツール、缶オープナーを使うことだ。
アマゾンのレビューには 「缶を開けるときに蓋を変形させた」とか「蓋が薄い」 とか書いてあったと思うが、きっとみなさん 蓋を開けるときに これを使っていらっしゃらないのだろう。
これを使えば 蓋も傷めることなく 完璧にとれる。
ロック カンオープナー
ぜひご家庭に1本。(笑)



まず攪拌。底にはこんな沈殿が。
泡立てないで よく混ぜる。


先に、タンクの給油口内部を塗っておく。


燃料ゲージのふちも U字にまがるスポンジ刷毛をつくり ふちの裏側を塗っておく。

というのも、このふちの裏には5ミリほどの立ち上がりがあるため、ここにはタンクシーラーが回らないと思ったからだ。



それではまず1缶投入。
(のちに 1缶では足りないと判断し もう1缶追加で入れた。こういうこともあろうかと2缶用意しておいてよかった。)
ちなみにタンク容量は52L。


ここからは小型CCDカメラで状況見ながらいきわたらせる。
底にたまったタンクシーラー。(1缶分)

タンクを傾けながら内部 全面に行きわたらせる。

流動性はカゴメの中農ソースぐらい。


さて問題のさびた上面にも タンクを傾けながらシーラーをいきわたらせる。
行け行け~~♪

このあたりで これではシーラが足りないと判断し、もう1缶 追加投入した。


しっかりさびた上面に浸透させて・・・
何度も傾けて 時間をかけてじっくりと。
このシーラーが固まるまでは最低4日かかるので
作業時間はたっぷりとれる。

燃料ゲージ穴をふさがなくとも、シーラーは漏れ出てこなかった。
先にのべた 「フチの立ち上がり」が 障壁となっているからだろう。
ふたをしなくていいので、内部をカメラで覗いて確認するのに 都合がいい。


さすがにシェイクすることはしないが、いろんな方向に傾けてシーラーを流動させていく。



最後に 燃料ゲージの穴からフレキシブルカメラをつっこんで 内部の様子を確認。
このカメラ、接写でないと、どうにもピントが甘くなる。


リターンのパイプ周辺。


ちゃんと行きわたってます




さびた上面にもしっかりシーラーはいきわたってカバーしているので これでいいだろう。


給油口から残ったシーラーを排出する。
120mlほど出た。
結局、自動車の52Lタンクで 1.5缶分の合計360mlを使用したという感じだ。
余った120mlは 内部を十分にいきわたらせるために必要だった。
勿体ないが 必要余剰分、というやつだ。
余ったシーラーはトランクの底一面に防錆のため塗りました。

タンクシーラーは空気中の酸素と水分と反応してゆっくり固まっていく。気温20度で4日かかるらしい。
まだ2月 気温も10度以下で寒いから 完全硬化までは4日以上の時間がかかるだろう。
上下さかさまにしてこのまま2週間は 放っておこう。
(リターンのパイプはシーラーでつまらないようにしてあります)

BMW2002A ボディ下回り防錆処理その52022年02月23日 12時29分43秒

左側 リアアクスルの塗装にかかる。
サビキラー2度塗りが終わり乾燥した。


Y字アームの内側からPOR-15を刷毛で塗っていく。



細かい奥まったとこをさきに塗っておく。

徐々に表側へ、塗りやすいほうへ 塗り広げていく。

完了。

PORが乾いた翌日、リアコイルスプリングを外す。


外したリアのコイルスプリングと上下ゴムリング。
ゴムリングは硬化していた。裂けていたりしたリングは交換する予定。
コイルスプリングも交換する予定。


砂ほこりを落とす。


ここに結構な 泥や砂が溜まってるのよ

表も裏も塗装

デフ周辺も塗装。

リアアクスルキャリアーの塗装は これですべて完了。



あと数日で3月というのに、外はまだ雪が降ってる・・・
まぁ ステイホームには レストアは最適なのですが。

燃料タンクの防錆処理その32022年02月24日 13時44分25秒

タンクシーラーが2日ほどで指触乾燥になりました

中を確認してみます。

ここから以下は フレキシブルカメラで。

底の錆があったところ。ちと錆っぽく見えるのは上下さかさまにしていたからか?

サイドの合わせ目部分 ちゃんと細部までシーラーが回っていますね


さびていた上面。完璧にコーティングされている。


赤さびはもう見えない

上下さかさまにしていたから 上面に塗料のたまりがみえる

リターンパイプ

こちらはシーラー施工前 荒れていた面が綺麗になった


給油口周辺

シーラー施工前。見違えるようになりましたね


おっと、シーラーが回り切っていない箇所あり。 
山になったところか~~~ でもまぁこの程度だからいいか。今更どうしようもない。

給油口の根元部分あたり

マガリカドの部分もシーラーの乗りが悪い。でも許容範囲である。

中は大丈夫でした。




外側の錆個所を少々塗装。



指触乾燥したら室内で搭載準備。ボディとタンクの間の防水テープ貼り。


日東電工(Nitto)エプトシーラーという発泡シール材を貼る。


ボディ側にもひとまわり貼る。
このあたりは 余ったタンクシーラーを塗ったので銀色になっている。

タンク側と ボディ側で ダブルで防水するわけだ。


車体下から見たところ。
まだ周辺の塗装やってなかったので・・・

POR-15を塗装。



タンクを搭載。
このマルニはにしやんのマルニよりもボディの程度が良く、断然錆びていないなぁ。
自分のマルニはタンク周辺にも 穴が開いていたからなぁ・・・
ちなみにスペタイヤが入るところはほとんど全面FRPが貼ってありました。サビ穴があいたんだろう


あとは給油口ゴムや燃料ゲージなどを取り付けるだけ


ちなみに燃料ゲージのゴム製シールリングはトランク内にガソリン漏れしないように交換する予定。
ワロスからの部品待ち中。



トランク内の13インチ鉄ホイールスペアタイヤの点検
そして車載ジャッキも錆取り&塗装(BILSTEIN製品)。


ワイヤブラシで少々の錆取りをして 空気補充しておく。 エア圧0.24


ベルギーだと!?ビールしか飲んだことない・・・
タイヤにひび割れなども全くないので まだ使えると判断し このまま車載する。


トランク内に戻す
あとは基本的な車載工具類と 十字レンチと車止め(車輪止め)の木片を入れておきたいところだ。でないと、路上でパンクしたときにタイヤ交換できないよ。

車載工具と予備パーツも入れておきたい。・・・路上でのプラグ交換、デスビのポイント交換、ヘッドライトH4ハロゲンバルブ交換、燃料ホースとホースバンド予備、バッテリ補充液、各種電球の予備、ヒューズの予備、ドライブベルト交換、LLC及びエンジンオイル補充、針金、ガムテープ、接点復活剤、キャブクリーナー、手袋、ヤッケ、レジャーシート、古新聞紙、バスタオル、LED防水ヘッドライトとその予備電池、といったところかな。あとは、三角停止板と発煙筒予備、ファーストエイドキット(救急箱)...いちど路上で使ったことありますよ。
例えば、夜中の土砂降りという最悪の状況でも 奥方は車内で休んでいてもらい、一人でタイヤ交換がちゃんとできるという想定で装備セットをそろえておくべきだ。(旧車は突然何が起こるかわかりません)

さて燃料タンク関係はこれで完了。

のちに燃料ホースなど ガソリン供給ラインは全交換する予定。

工具入れに、角かご^^2022年02月25日 08時42分12秒

レストア作業をしていると、たくさんの工具を使いますが
その収納、というか持ち運び用に 角カゴ が役に立ちます。

例えば リアブレーキの整備、となるとそれに必要な工具一式を自分の周りに置いておきたいわけで。
右が変わったら次は左へと移動することになるし、日をまたいで整備するときは ちょっと工具をまとめておきたいわけで。


ラチェット一式、つかみもの(プライヤなど)、ドライバ類、メガネレンチ、オープンエンドスパナ、というふうに分類して分けています。

そんなわけで うちのガレージには 角カゴがたくさんなのです。



ちなみにこれは 2009年式BMW335iを修理したときに交換したATFオイルパンだが
(最近の車のATFパンは樹脂製なんだね・・・)


いまではソケットツールの収納トレイとなっている(笑)