BMW635CSI フロント足回りからの異音の原因は!? ― 2022年01月27日 19時36分17秒
635CSIのほうだが、エンジンは一発始動、アイドリングも安定。
機関はとても調子が良い。
エンジンの回り方はほんとになめらかで、「シルキーシックス」の名の通りだな!と感心するのです。
なんでこんなに振動のない回り方をするんだろう??
添加剤もなんも入れてないのに。
ただ、走っていて一つ気になるところがあって、
それは、右フロントからの異音だ。
足回りからの異音。
軽い段差乗り越えやうねりで、右前あたりからコツンコツンと異音が聞こえる。
なにか、足回りにガタがあるっぽい。そんあにひどい振動ではないのだが、振動がボディに伝わってくる感じだ。
そこで点検をすることにした。
ジャキアップし、タイヤホイール外す。
右フロントストラット。
ブレーキローターは交換してから距離もそんなに走っていないからまだ新しい。
この矢印のアーム類のリンクやブッシュのどこかにガタがあるんじゃないかと仮定。
ひとつひとつ点検していこう。
ここは大丈夫。
手でゆすっても、バールでこじってもがたは無い。
ボールジョイントも問題なし。
こっちもOK.
そもそも、ここのブッシュがやられると ブレーキングでハンドルにぶるぶると振動が来るものだ。
いまのところブレーキングで異音や異常はない。
ひととおりアーム類を見たが、問題なかった。
う~む 何だろう???
交換間もない緑色したエンジンマウントでもないし、スタビライザーのリンクでもないんだよな~
スプリングまわりかぁ??
・・んっ!!
んんんん!?? これは!!
原因はここだ!!
ストラットケースのねじこみカラー(ねじこみリング)が ストラットケースから外れているではないか!!!
本来、上の矢印のねじ込みリングが、下の黄色矢印の部分にねじ込まれていなければならないのだ。
この部分を整備したのは、半年前。
ショックアブソーバーとスプリングを交換したときだ。
そのときはちゃんとねじこんで締めていたが、走ってるうちに緩んできて外れたということか。
ねじ込みリングが外れたので、ショックアブソーバーがストラットケースの中で暴れてしまい異音が発生していたのではないか。
ねじ込みリングがストラットケースから外れたら、ショックは自らの力で縮もうとする。
だから、ショックアブソーバのの底部が ストラットケースの底から浮いてしまう。
段差乗り越えなどでは、ショックアブソーバの底部がストラットケースの底を打つので異音が発生。
こういうことではないだろうか。
確かに、異音は段差乗り越えだけで異音が発生し、上下方向に動くようなガタだなと感じていた。
左側も点検してみると、こちらは外れていなかった。
ねじ部分が少し見えるが、こちらも緩んできてるのかもしれないな・・・・。
後日締めこんでおこう
こちら以下の画像は、その 半年前にショック&スプリングを交換したときの画像だ。
ちゃんとねじ込みリングが映ってる。たしかワロスで新品を買った。
問題のカラー(ねじ込みリング)
これが届いた低圧ガスショックだ。
このようにねじ込んで、最後はパイプレンチで硬く締めたはずだ。 ・・・はずだ・・・
そして新しいバンプラバーとダストカバーを入れたもんな~
そしてノーマルのスプリングもいれたもんな~~~
・・・・・・・・・・・・・・
ハンドル切っているうちにねじこみカラーが緩んできたとしたなら、
最後の締め付けが足りなかったのだろうな~~~。
もういっかいストラットばらして、締めなおすけど、
なにか「緩みどめの対策」を講じなければならないな。
今日は原因の特定だけで、
修理作業はまた後日の楽しみとする。
・・・・・・・・・・・・・
ついでに前回スルーしちゃった(笑) ストラットケースの錆取りと防錆塗装もついでに行おう。
水抜きのための穴も開けたい。
ねじ込みリングに緩み防止のワイヤでもかけようか・・・
などと日々考えつつ 計画を練る^^
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