BMW2002A エンジンブロック ウォータージャケット洗浄2020年11月29日 17時15分43秒

エンジンブロックにはエンジンオイルの通路と、冷却水の通路があります。
エンジン冷却のため、各シリンダーの周りに水路が張り巡らされているのですが
冷却水管理が良くないと、サビが発生し、ひどいときは、通路に錆が積もってふさいでしまうこともあります。
こうなると冷却にもよくないのです。

この2002Aの冷却水はコーヒー色になってましたからね~~
ということで、ウォータージャケットの洗浄を開始です。



ブラシでごしごししながら、水を中に吹きかけていきます。
左上の穴の中、サビのヘドロがこびりつているのが見えますか。
結構深くまでブラシが入っていきますね。


どろどろ~~~~~~^^; どんどん洗うよ~~~ゴシゴシ、プシュープシュー
バケツには茶色い水が溜まっていきます。半世紀分のアカ!


何度もごしごしして、何度もしつこく水で洗浄します。(手動加圧式の噴霧器を使用)
シリンダーには水を入れないように・・・



これぐらいになったらもう大丈夫です。サビヘドロはほとんど落ちました。


こちらはウォーターポンプのところ。
最後は茶色い水は出てこなくなり、透明な水が出てきてます^^


ウォーターポンプのほうからブロックを覗いたところ。ここからブロックに冷却水が流れていくのですね。


ブロック側の冷却水排出口の穴。
中に赤いものは、もう見えませんね。^^



バケツのなかの沈殿物。サビ!
これを乾燥させて、星の砂みたいにガラス瓶に詰めてオーナーさんにお渡しします。^^
それを見て、2年の車検ごとに冷却水を全とっかえする(ラジエター側だけでなく、エンジンブロック側からも冷却水を排出)ことを忘れないでくださいね。



つぎはフロントカバー周辺、クランクプーリーあたりを外していきます。

コメント

_ T師匠 ― 2020年11月29日 18時47分34秒

ウォータージャケットかなり汚れてましたね!
長期間クーラント交換してなかったんですかねぇ?

_ にしやん ― 2020年11月29日 20時14分08秒

T師匠 そうですねぇ、緑色の冷却水がコーヒーになるには何年熟成すればいいのでしょうか・・・

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