BMW2002A AT(3HP-12)のバルブボディOH ― 2020年11月15日 08時09分56秒
先日オートマミッションから取り外したBMW2002Aのミッション、ZA社製の3HP-12のバルブボディ(VB)です。
この中には複雑な油圧経路があって、ピストンやらスプリングやら組み込んであります。
これを分解して洗浄して組み付けるのですが、不注意に分解すると、小さな部品を紛失したり元どおりにくみつけできなくなりますので、今回、こういったVBをたくさんOHされている方(E32工房)に先日宅急便で送り、OHしてもらいました。
先月、635CSiの4HP-22EHもここでVB単体でOHしてもらったところです。(見事、症状が治った)
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昨晩、OHが終わったので宅急便で送ったよとのメールがありました。
(このブログ書いてる現在はまだ届いていません)
こちらがメール添付で送られてきたVB分解中の写真です。
かなり油圧経路が黒ずんでいてスラッジで汚れていますね。
パーツクリーナーで洗浄中。下には大分汚れがおちてきています。
半世紀近く堆積した汚れを、2020年にきれいにしました!
バルブピストンのうち2個がさび付いていたよいうことで(何と!)、
研磨してきれいにしておいてくれたそうです。
これは研磨後だと思います。
洗浄完了のVB。
ガスケットは損傷を免れたので再使用するとのことです。
これから組付けです。635CSiのVBと比べて半分以下の大きさのVBですね。
70年代設計のものだし、3速なので当然ですが・・・
これでATに搭載して、春になっての試運転でATFを2回ほど全交換し(トルコンに3リットルほど汚れたATFが残っていますので)、変速時のショックなどが改善されることを期待しています。
うまくいけば、もうATに不安を抱えて運転することはなくなるでしょう。
VBのOH料金は片手以内に収まりました。^^ ありがとうございます。
とはいえ「急」のつく運転はしないほうがいいでしょう。
ATを痛めますので・・・。
お年を召した車はやさしく気遣いながら運転するのがコツだと思います。
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夜になってVBが宅急便で届きました!
さっそくあけてみます。
お~!きれいになってる~~!!
暫くはATに取り付けないので、さびないように、
LCL...じゃない、ATFに漬けて保存しておきますね。^^
BMW2002A マフラー取り外し ― 2020年11月15日 20時35分04秒
エンジンおろすためにマフラーを取り外し。
3分割。
並べるとこんな感じ。
上が純正のリアマフラー形状。
下が今回のマルニについていた純正を改造したもの。
なるほどね~
中間マフラーも結構錆が来てるな~
穴も開いておらず、まだ使えますが・・・
交換してもいいころ合いですね~ ワロスで新品1万。
はまっていた箇所。もとはこれぐらいの厚みがありますが、だんだんさびてやせ細っていってしまう。
特に降雪シーズンには道路に塩カルがまかれるので、道路路面を濡らしている水はみんな濃厚な塩水!
熱と塩水で、マフラーはどんどんさびていきます。
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マフラー外しでは、ここが大変な箇所だ。
エキマニと集合パイプの接合部。
アクセスしにくいところにある3つのナット。
エキゾーストマニフォールドとの接続部、(外した後)
この3つの17ミリナットを外すのがわりと大変。
ただ、エキマニにねじ込まれているスタッドのねじ山がサビで腐食していなかったのが幸い。
ここにつながるエキゾースト集合パイプ。
結果 うまく外れました。
集合管の外し方は、まず3つの17ミリナットをバーナーで炙る。
あぶってます
あぶってます!
炙りが効いて 難なくナットが外れました。
この接続部は、奥まったところにあるので、
車体下からアクセスして外すときは、60㎝ほどのエクステンションバーが必要です。
ここは先日吹いておいた浸透性潤滑油のおかげでらくにはずせました。
なるほど!このテがあったか!^^
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暫くマフラーはお休みしていただきましょう。
レストアでは、知人のマルニから取り外した純正マフラーの中古(シルバーのやつ)をつけようと思っている。
最初についていたものは排気音がけたたましいので車検に通らないかもしれないので。
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