BMW1502エンジン腰下OH14クランクオイルシール交換2018年01月08日 18時56分15秒

クランクシャフトの両はじには、オイルモレを防ぐオイルシールが使用されている。


これはエンジンを吊り上げたときの写真だが、
ここがリアのクランクシャフト・オイルシール。↑

そしてここが、フロントのクランクシャフト・オイルシール。↑


古いシールを外してから、
サンエスKで煮て、その後、灯油で洗浄。
地道な作業・・・

リアシールハウジングのここ一周は、液体ガスケットのカスがついていたので
サンドペーパで軽くこすって平滑にしておいた。

シールを嵌めるには、まず、ストーブで熱くなるまでハウジングを暖める。

温まるとリング径が若干熱膨張するのでシールを入れやすくなるはず。
嵌め合いに液体ガスケットを薄く塗ってから、シールをまっすぐに押しこむ。

暖めていたせいで、ほとんど、手でし込むだけでぐぐっと入った。^^
ハウジングとシールは、→←ツライチになっていること。

裏側。

これで完成。
シールの裏側ミゾやリップににアッセンブリルブを塗ってからエンジンに組み込む。



次はフロントのオイルシール。
矢印の部分。
やはりストーブで暖める。

これがフロントのオイルシール。フロントカバーには液体ガスケットを塗布済み。

この数字はサイズかな?

シールを打ち込むところの下、ちょうどいい直径のカンで、受けておく。

シールを手で押し込む。そのあと、平らなモノで押し込んでハウジングとツライチに。
熱膨張の効果絶大!シールは難なく すんなり~と入った。^^

これでよし。

念のためツライチを定規当てて確認。
まっすぐ入っていることが大事。

シール裏側。このまま冷ませば、シールもガッチリはまって抜けなくなる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

24時間後、リアシールを取り付ける。
合わせ面にまた液ガスを塗る。茶色いガスケット裏にはグリス。

クランクにはアッセンブリルブを塗っておいた。(なんとなく赤い部分)

ボルト6つで取り付け。
ここからオイルが漏れると、エンジンを降ろさなくては交換できないメンドーなことになるからね。
まぁ、もれてきても、地面にしみをつくるぐらいの料ですが。(うちのマルニ)

コメント

_ T師匠 ― 2018年01月09日 06時00分35秒

シールの材質が悪いのか、欧州車はすぐにオイルが漏れますよねぇ~!
確か308も同じ色のシールだったような

_ にしやん ― 2018年01月09日 07時47分50秒

T師匠
はい、同感です。
実はうちのマルニも、リアシールからなのか、ミッションのベルハウジングからのオイルモレで地面に「オイルしみ」が。。。たぶんオイルシールからだと思いますが、だとすれば、2008年に交換してから8年ぐらいでもれてきました。
国産のもので同サイズのものを探したいです。

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