BMW1502 冷却水ホース洗浄2017年08月24日 22時00分03秒

さてBMW1502の整備も終盤にかかりました。

今週末あたりコンプレッサーのシャフトシールが届くはず。そうすれば、コンプが完成する。

あとは古い電動ファンに変わり 現代の汎用ファンを買い、フロント側からファン、コンデンサ、ラジエター、エンジンファンと順に組み付けていけばいい。


ついでに各ボルトを「まし締め」した。
マルで囲ったエキゾーストマニホールドなど、ほぼみんな、ボルトやナットが「ゆるんで」いたよ・・・。



そんなパーツたちが届く前にやっておきたいことが。

冷却水まわりのメンテ。
サーモスタットをホースごとはずし・・・

ウォーターポンプをはずしますと、ウォータージャケット内の「茶色ワールド」が・・・

奥にはエンジンブロックの中が見えるが、もっとひどくサビサビの塊が出てくるかと思っていたがそうでもなかった。というのは、ラジエターの内部を水道水で洗ったとき、結構サビが出てきたので、これはエンジン内もかなりサビがたまっているのではないか?と思ったからだ。でもまあ、この部分はウォーターポンプで常に冷却水が押し込まれているところでいちばん流速の早いところだから、たまっているはずはないか。

出た冷却水はコレ。
なにこの色??さびた水道水か?っていう色・・・。 普通はミドリ色とかだが。。。

ウォーターポンプやサーモスタットもサビで茶色に染まって・・・

ホースの中にいたっては・・・ オエっ!
あくまで想像だが、この冷却水、単なる水道水だったんじゃないか?という疑いをもつ。
そうじゃなかったら、ある一定の時期(それも年単位のかなりの期間)、サビ止め剤の薄い冷却水(あるいは水道水だけ)を入れていたんじゃないかと思う。
そうでないと、内部こうならないでしょ!

・・・たとえばウチの15万キロを走ったベンツC200だが、先日の冷却水交換のときの画像(下の画像)。
サビのかけらもない。
普通、ちゃんとしたサビ止めの入った冷却水を2年に一度交換していれば、(いや、4年に1度でも)
中は決してサビ色にはならんはずで、アルミはアルミ色のはず・・・。

ブレーキフルード、冷却水は2年に一度(車検ごと)のペースで交換しましょう。



よーしこんなきたないホースは テッテー的に洗っちゃる!! ゴーシゴーシ!
こすっては流し、こすっては流し・・・・サビ水が出る出る。


で、ブロック内にもさびのカタマリが た~くさんありそうだなぁと想像したので
水で押し出すことにした。
ヒーターコアに向かうホース2本にホースをつなぎ、水どドドドと流し込む。
(水道蛇口がここから30メートルほど遠いところにあり、水ホースが届かないのでやむなくこの方法)

するとジャ~とウォーターポンプのところから勢いよく出てくる。
これでウォータージャケット内部を水で押し流し洗浄しようという作戦。

手の届く範囲をブラシでゴシゴシ、また水流し。
もうきれいな水しか出てこなくなったので、ウエスでフキフキ。拭いたところのサビ色は取れた。


冷却水通路を洗浄しても、予想に反して コレだけのサビしか出なかった。
もっとゴロゴロなサビが出てくるかおもいきや。
まあ、よかった。なかはそんなでもないみたい。

でも!
このBMW1502,エンジンブロックの冷却水排出用のドレンプラグを抜いても、冷却水が出てこないのよ・・・。本来出てくるはずなのに。
ごらんのとおり、サビなのか、ヘドロのカタマリなのか知らんが、何かで詰まりきっている。
ツツいても崩れない固まりようで・・・。 
ポタ。ポタと冷却水が染み出てくる程度にまで 内部がふさがってしまっている。
作業場所もせまいので・・・・・このままにしとこ。
オーバーヒート気味の傾向もなかったということなので。
いつかエンジンをOHするときまで・・・・ね。


さて組み付け。
ウォーターポンプのガスケットをガスケット紙から切り出して。


液体ガスケットも使用して組み付け。
もちろんすべてのホース内はキレイだよ!
できれば左側にありサーモスタットはこのときに交換したかった。(パーツが買ってない)

オーナーの意向で冷却水はコレを使いたいとのこと。

サビ色冷却水から こんどからカクテルの「ブルーハワイ」みたいな ブルーの冷却水なります。

あ~ サビとりのあとは シャレオツなバーで一杯傾けたいね・・・





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