BMW1502 ヒーターブロワーモーター交換12017年07月19日 21時39分49秒

またまたBMW1502が入庫しました。

内装をばらして・・・・黄色の矢印のモノがめあてのモノ。

そう、ヒーターボックス!

上カバーを開ければ、ヒーターコアが見えます。

ヒーターブロアのハネ。

今回の入庫は、このヒーターブロアモ-ターから異音がするというもの。
相当、大きな異音です。これはモーターを交換したほうがいいですね。

そう、ココにたどり着く前に、ヒーターボックスについている、ヒーターバルブを外すのですが・・・

そのマウント部のプラスチックの部分、必ずこういう風に割れます。
うちのマルニもそうでした。

そこで、鉄板でこういう部品を作り、補強します。
こうすれば、もう大丈夫。

これでOK! もう割れても心配ないよ~ん。


ヒーターコアの程度は思ったほどわるくない。
水を通したうえで、左右に何度も揺さぶり、中の老廃物を出す。

このとおり、さびのかたまりやヘドロを食っていた。
きれいにしたら、このままコアは使うこととする。

海外のBMWパーツサイト。アメリカのババリアン・オートスポーツ。
やっぱりヒータ関係のパーツは高いな~ この3つで軽く13万。
でも、以前なかったヒーターコアが新品でてる!

問題のモーターはBOSCHの製品。
同時代のポルシェにも使われているようだ。
オーナーがネットで注文。到着を持つ。

ハネはいまや部品が出ないので、モーターから分離。
手入れすれば まだまだ使えるのです。


ブロアモーターの「ハネ」も長年のヨゴレをサンドブラストで除去。このあと、クリヤを3重塗装。

次にヒーターボックスのお手入れ。
薄汚れたボックスをハケで塗装する。

塗装の乾燥中に エプトシーラーを買ってきて・・・

ぼろぼろになっていたスポンジを交換しておきます。
ヒーターコアを組み入れた。 スキマをエプトシーラーで埋める。
これで密閉度が あがるでしょう。


各部リンクの関節部分にグリスアップ。
また、ワイヤケーブルにもグリスアップし、動きを滑らかにしておく。
ワイヤを動かして。どれのレバーを動かせば何がどのように動くのかを観察。

ボックスの下部分をくみあげた。



あとはモーターの到着を待ってからの作業になる。

コメント

_ T師匠 ― 2017年07月20日 14時02分16秒

旧い車は、モーター系が寿命を迎えやすいですよねぇ~
ヒーターモーターがポルシェと共通とは知りませんでした。

_ にしやん ― 2017年07月20日 20時57分45秒

T師匠 ボッシュのモーターですが、実際は品番が違っています。でも、80年代までのポルシェのブロアに使われているkものとサイズも見た目も一緒なのでにしやんは、使える!と思っております。

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