スマートKエンジンOH16 LLC注入と始動2015年10月12日 13時58分52秒

今日の作業、結果から申しまして、エンジンかかりました!成功です。
ちゃんと試乗もして、ミッション、ブレーキ、エンジン、
走る曲がる止まる、ちゃんと正常です!
ちょうどエンジンこれからかけるぞ~、っていうところで
タイミングよくT師匠が駆けつけてくれまして、デジカメで動画もとってくださいました。
エンジンかからなくなって3ヶ月、ようやくスマートK「黒ニャン号」復活です。
(駆けつけてくれたT師匠のトゥインゴとにしやん、黒ニャン号)

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本日の作業。
冷却水(LLC)注入、バッテリ接続、エンジン始動の予定。
LLc注入は今回、新兵器のツールでエア抜きを楽にできるようにした。
6500円で買ったツール。コンプレッサーのエアを使って真空引きをし、LLCを一気に注入するというもの。

クーラントチャージャー 真空引きで簡単LLC注入



マニュアルです。

まずは車のリアのジャッキをはずし、前側だけジャッキアップした状態にする。(サブタンクを高い位置にする)

つぎにサブタンクにゴムパッキンをはめたたメーター付きツールを装着。
コンプのエアを接続し、徐々に真空引きしていく。
エアの流れにより、配管内のエアを友引していくというしくみらしい。



ここで左のツールをはずします。

LLCバケツにホースをつないで、バルブを開けると、すごい勢いでLLCがエンジン内に吸い込まれていく!それとともに、エアゲージも下がってゆく。

ほとんど吸い込み終えたら、ゲージめもりも0となっている。
あとは、規定レベルまで継ぎ足し。

あとは、エンジンをかけて、ブクブクと泡が出きるのを待つのみ。


ここで、T師匠が登場。本日始動の予定ということで来てくださいました。

バッテリーをつないで、さぁ始動!キーをひねる!
あれ・・・セルが回らない・・・・あ、メーターにかぎマークが・・・
あ、イモビライザーかかってる・・・。キーをさしたまま長い間放置したらこうなる。
だからセルがまわらないんですね。
で、イモビの解除をする。

解除したので、コレでエンジンかかるはず!
指先にエネルギーを集中して、ひねる!
キュキュキュ・・・(スターターの音)デゥオオオオーン!
やったぜ!あっけなく一発でエンジンかかった!

T師匠とともに喜んだのもつかの間、エンジンルームからプッッシャーーとガソリンが吹きまくってる!
燃料レールのホースのところ!
あわててエンジンを止め、火がつかなかったことに感謝しながら
原因探ると、ホースの一部がひび割れていた!(もしかしたらホースクランプがうまくしまっていなかったかもしれない)
ともかく、ホースをヒビワレ部分をカットし、クランプも変えて装着。
ガソリンを拭き、エアで飛ばす。

再始動チャレンジ!
ブォオオーン!(よっしゃー)
しばらくアイドリングで、モレなどないかの各部確認。
こんどはガソリン噴出してない。(ほっ...)

でも!LLCが少しもれてる!
バンジョーボルトのところ。ここは銅ワッシャーがあるが、再使用した箇所だ・・・ あた~
まし締めして 止まる。
パッキンの再使用はあかんですね・・・同じサイズのもの用意する手間を省いたので・・・
ともかく、エンジンは冷却ファンが回るまで100度あたりまでアイドリングさせ、
サーモも開いてエア抜きは完了としました。

あとは、前後フェンダーなどもろもろをちゃっちゃと装着。

リヤゲート取り付け中。

いよいよガレージから出る!

前進、後退、ミッションも問題なしだ!


その後、T師匠と試乗に出ます。。3ヶ月ぶりの乗り心地。
オイルの量も規定どおり。
今後、オイルの減り具合には注意です。
ついでにT師匠のルノートゥインゴも試乗させてもらいました。(同じシーケンシャルミッション)
柔らかでソフトな乗り心地。
一方、うちのスマートは硬い乗り心地。ちがいますね~~

さて、3ヶ月たって 納屋ガレージからようやく外に出たスマートK。
あすからこれで通勤できます。おっと、ピストンリングも換えたので、しばらくは3000回転あたりまででナラシ運転です。ターボ効かせないようにオートマチックモードでゆっくり運転だな。
次の週末はいちおう各部点検してみよ。

スマートのエンジンOHねたはこれにて終了です。