スマートK エンジンOH14 ドライブシャフト入れ2015年10月07日 22時00分53秒

本日は定時で仕事をあがって よる整備です。

今晩はエンジンをボディに固定すべくジャッキアップしていくつもり。
まずはタイヤハウスカバーをはめる。
エンジン上がってからですと、めっちゃはめにくいので。

室内のサイドブレーキレバーの根元に、クリップをはめる。
これをしないと、うまくサイドブレーキスティックがレバーの根元に入らず、サイドブレーキのノッチがやたらと多くなる。


エンジン側。
下から出ているこのスティック(サイドブレーキワイヤとつながっている)が、ボディ側の白い筒の中、ど真ん中に入るように、注意をしながらエンジンをジャッキアップしていく・・・。

ある程度エンジンを上げたら、リアのホイールハブとの距離が広がるので、
ここでドライブシャフトを入れる。

ドライブシャフトの入れ方。
まず デフにズコッと押し込むようにして 差し込む。カチッとはまり込みます。

次にホイールハブ側にドライブシャフトを引っ張りこむ。(ドライブシャフトは伸び縮みする)

するとホイールバブ側かわ、ドライブシャフトのねじ穴が見えるので、ここでハブボルトをねじ込む。

あとはハブボルトをねじ込んでいけばOK.
最終的にこのボルトは120Nmでトルク締めをする。
これでドライブシャフト完成。



次にエンジンをさらにジャッキアップして行き、4箇所の太いボルトでサブフレームとボディを固定する。
エンジン下ろし用の長い自作ボルトはここでお役御免となる。

次にドディオンチューブ(画像下側の太い丸チューブ)をジャッキアップしながら、リアショックアブソーバと接続。

今夜はここまで。あと少しです。
次の3連休には・・・なんとかエンジン始動したいですが・・・どうなるかな

スマートKエンジンOH15 オイルキャッチタンク装着2015年10月11日 20時10分56秒

7月にエンジンがかからなくなったためエンジンのOHを始めたアシ車のスマートK.通称”黒ニャン号”。
エンジンもOHを終え、完成までもう少し。

今回はおあmけでオイルキャッチタンクを取り付けました。
ブローバイガスをなるべく除去したいのでアマゾンから購入。
オイルキャッチタンク BG-826  4800円ぐらい。

汎用品はいろいろありますが、中にフィルターがあるものを選びました。これがないと、うまく分離してくれそうにないので・・・
分解してみたら、中にナイロンタワシをサンドイッチしたような金属メッシュ2枚の層がありました。(写真撮り忘れ・・・)


リアのこの位置にボルトで設置。イン側とアウト側のホース取り付けを間違えないようにしっかりと。
あえてホースはイン・アウトで種類を変えました。

従来のブローバイホースの接続を変えて、このように接続。
配管周りのホースなどはホームセンターで調達。


次に 自分で「エックスビーム」と呼んでいるテンションロッドみたいなもの(スタビライザー?)を装着。
まず、左右の1の箇所を取り付け、中央をジャッキアップ(2)し、左右3の順番で取り付ける。こうしないと取り付かない。

次にマフラーの取り付け。オーツーセンサーのコネクタも接続した。

ドライブシャフト、オイルキャッチタンク、エックスビーム、マフラーの位置関係。
オイルキャッチタンクが振動で振れても接触しないように位置を調整。今後なにかでタンクの振動対策をしないと・・・

リアタイヤの装着。4ツ車らしくなった。

あとは、クーラントを注入し、バッテリをつないだら、エンジン始動か! ・・・それは明日に。
さて動くかな~~~?

スマートKエンジンOH16 LLC注入と始動2015年10月12日 13時58分52秒

今日の作業、結果から申しまして、エンジンかかりました!成功です。
ちゃんと試乗もして、ミッション、ブレーキ、エンジン、
走る曲がる止まる、ちゃんと正常です!
ちょうどエンジンこれからかけるぞ~、っていうところで
タイミングよくT師匠が駆けつけてくれまして、デジカメで動画もとってくださいました。
エンジンかからなくなって3ヶ月、ようやくスマートK「黒ニャン号」復活です。
(駆けつけてくれたT師匠のトゥインゴとにしやん、黒ニャン号)

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本日の作業。
冷却水(LLC)注入、バッテリ接続、エンジン始動の予定。
LLc注入は今回、新兵器のツールでエア抜きを楽にできるようにした。
6500円で買ったツール。コンプレッサーのエアを使って真空引きをし、LLCを一気に注入するというもの。

クーラントチャージャー 真空引きで簡単LLC注入



マニュアルです。

まずは車のリアのジャッキをはずし、前側だけジャッキアップした状態にする。(サブタンクを高い位置にする)

つぎにサブタンクにゴムパッキンをはめたたメーター付きツールを装着。
コンプのエアを接続し、徐々に真空引きしていく。
エアの流れにより、配管内のエアを友引していくというしくみらしい。



ここで左のツールをはずします。

LLCバケツにホースをつないで、バルブを開けると、すごい勢いでLLCがエンジン内に吸い込まれていく!それとともに、エアゲージも下がってゆく。

ほとんど吸い込み終えたら、ゲージめもりも0となっている。
あとは、規定レベルまで継ぎ足し。

あとは、エンジンをかけて、ブクブクと泡が出きるのを待つのみ。


ここで、T師匠が登場。本日始動の予定ということで来てくださいました。

バッテリーをつないで、さぁ始動!キーをひねる!
あれ・・・セルが回らない・・・・あ、メーターにかぎマークが・・・
あ、イモビライザーかかってる・・・。キーをさしたまま長い間放置したらこうなる。
だからセルがまわらないんですね。
で、イモビの解除をする。

解除したので、コレでエンジンかかるはず!
指先にエネルギーを集中して、ひねる!
キュキュキュ・・・(スターターの音)デゥオオオオーン!
やったぜ!あっけなく一発でエンジンかかった!

T師匠とともに喜んだのもつかの間、エンジンルームからプッッシャーーとガソリンが吹きまくってる!
燃料レールのホースのところ!
あわててエンジンを止め、火がつかなかったことに感謝しながら
原因探ると、ホースの一部がひび割れていた!(もしかしたらホースクランプがうまくしまっていなかったかもしれない)
ともかく、ホースをヒビワレ部分をカットし、クランプも変えて装着。
ガソリンを拭き、エアで飛ばす。

再始動チャレンジ!
ブォオオーン!(よっしゃー)
しばらくアイドリングで、モレなどないかの各部確認。
こんどはガソリン噴出してない。(ほっ...)

でも!LLCが少しもれてる!
バンジョーボルトのところ。ここは銅ワッシャーがあるが、再使用した箇所だ・・・ あた~
まし締めして 止まる。
パッキンの再使用はあかんですね・・・同じサイズのもの用意する手間を省いたので・・・
ともかく、エンジンは冷却ファンが回るまで100度あたりまでアイドリングさせ、
サーモも開いてエア抜きは完了としました。

あとは、前後フェンダーなどもろもろをちゃっちゃと装着。

リヤゲート取り付け中。

いよいよガレージから出る!

前進、後退、ミッションも問題なしだ!


その後、T師匠と試乗に出ます。。3ヶ月ぶりの乗り心地。
オイルの量も規定どおり。
今後、オイルの減り具合には注意です。
ついでにT師匠のルノートゥインゴも試乗させてもらいました。(同じシーケンシャルミッション)
柔らかでソフトな乗り心地。
一方、うちのスマートは硬い乗り心地。ちがいますね~~

さて、3ヶ月たって 納屋ガレージからようやく外に出たスマートK。
あすからこれで通勤できます。おっと、ピストンリングも換えたので、しばらくは3000回転あたりまででナラシ運転です。ターボ効かせないようにオートマチックモードでゆっくり運転だな。
次の週末はいちおう各部点検してみよ。

スマートのエンジンOHねたはこれにて終了です。

万力(バイス)の溶接補修2015年10月17日 20時36分38秒

ガレージに万力は必需品。なにかをつかんで固定する、って大事。
削ったり、切ったり、穴を開けたりするには、まず、固定することが大事。
で、うちにも1コアあるのですが、ある日、力をかけすぎたのか、ごらんのように割れてしまった。

そういうわけで、今日は万力の溶接補修をします。

使うのはこの鋳鉄用の溶接棒。
鋳物ですから、専用の溶接棒でないと くっつきません。

ひさびさの溶接機登場!
ヤフオクで3000円だったものを補修したヤツですね。
納屋ガレージには三相200Vがあるので、厚モノでも バリバリいけます。

溶接前には、割れた箇所はディスクグラインダーで面取りをしておく。
そして、ゆっくりと溶け込ませるように・・・溶融池をしっかりつくって・・・
こんなビードになりました。しっかり溶け込んで肉盛りもできたとと思う。

ぐるりと溶接。裏側からもね。
あごの部分にもクラックがあったので ついでに溶接補修。

スラグを落とし、スパッタなどをグラインダで落とした後、
サビ止め塗料を塗布、乾いたら、深緑色を塗装。

溶接跡も目立たないですね。75ってのは、幅が75ミリってことでしょう。

後は組み立てるだけ。
またこれで万力が復活です。やった。
万力は割れても捨ててはいけません!