BMW2002 エンジンオイル交換2014年05月18日 09時18分10秒

BMW2002のエンジンオイル交換方法を記します。
オイルの管理はメンテの基本であり、サンデーメカニックの第一メニューです。

まず、日ごろからオイル量のチェックをするくせをつける。
エンジン停止状態でオイルディップステックを抜いて、ウエスでいったんきれいに拭きとり、再度突っ込んでもう一度抜く。そのときに、下画像のように範囲内になってればOK.
指先でオイル粘度をみる人もおりますが、素人には判定不明。
よって距離数で交換するかどうかを決める。
にしやんは5000km走行か、1年、どちらか早いほうで交換します。
念のため オイルディップステックの位置はここ。

オイルのチョイスは各自の自由ですが、にしやんは鉱物油主体の5W-40を使っています。
5W、10Wっての冬のときの粘度で数字が小さいほど、寒冷地に対応。
右の30,40,50とかいう数字はエンジン稼動時の高温時にどれだけ粘度があるかを示し、数字が大きいほど粘るオイル。マルニは古い車なのでエンジン保護のために最低でも40はほしいところ。

ほかに、このようなもの用意。

フロントをジャッキアップしてリジッドラック(通称、ウマ)をかます。
伝送系をいじるわけではないのですが、いちおうバッテリのマイナス端子を外して、ショートしないようにしておく。
安全のために!車の下敷きで死にたくないし、ガレージジャッキとウマは必ず持ちましょう。
車体下にもぐるとき、にしやんはいつも、ナンバープレートもはずします(10ミリレンチ)。
なぜかっていうと、このプレートによく頭ぶつけて、何度も痛い思いしたから・・・


ウマをかませたら車体下にもぐる。オイルパンと、めあてのドレンプラグ。
この画像はレストア前のときの写真ですから、サビサビで見苦しいです・・・
ドレンプラグは21ミリレンチではずしたと思います。19だったかも??失念。(わりとでかかった記憶がある)
オイル受けを用意しますが、オイル処理材↓でもよい。地域のごみ処理事情により。

ドレンプラグは向かって反時計回しに回すと外れます。ねじはみんなそうですが。。。
プラグをはずす瞬間はどどっ!と勢いよくエンジンオイルが出るので、顔や手にかからないようにご注意!
4リットルほど出るでしょう。
オイルの中にドレンプラグとパッキンが おっこちてしまうことも、よくあることです。(笑)

もし、オイル交換と同時に、オイルフィルタも交換するのなら、こちらも外します。
やはりオイルが落ちるので、オイル受けで受けましょう。
オイルフィルタはWallothなどでパーツを注文するときに、何個かまとめて購入しています。安い。
両手で力を入れてまわればいいが、外れないときはオイルフィルターレンチを使う。
たぶんコレ↓でいけると思う。マルニのオイルフィルタは14角74ミリだったので。
オイルフィルタの交換はオイル交換2回に1回のペースで行っています。
閉めるときはゴムパッキンに薄くオイルを塗り、手でぎゅう~~と力いっぱい締め付けるのみ。

これでオイル排出完了。
オイルを入れる前に、ドレンプラグをしめましょう。
ドレンパッキンの内径は22ミリです。


オイルはヘッドカバーのオイル注ぎ口から入れるが、オイルジョッキにいったんオイルをうつしたほうがこぼれなくて、いいでしょう。
オイルフィラーキャップをあけて、そこから注ぐ。
一気に4リットル入れないで、とりえあえず3リットル入れて、ディップスティックで量を確認しながら。
オイルフィルタ交換なしの場合で、4リットルはいかなかったと思います。
オイル量の管理はしっかりやりましょう。LOWとHIGHの間に!

①オイルを入れ終わったら、オイルフィラーキャップを閉める。
②オイルドレンプラグからオイルがもれていないか確認。
③エンジン始動し、メーターの赤い油圧警告ランプが消えることを確認(油圧が適正値に上がったことの証拠)。
④ウマをはずす。
⑤バッテリのマイナス端子をつなぐ。オーディオの時計などの設定必要かも。
⑥オイル交換時の日時と走行kmを記録して、次回の交換に備える。
ごくろうさまでした。
工賃2000円浮きました。回転すしにいきましょう。(笑)
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ちなみに、最初、にしやんがオイル交換の参考にしたもの。



サンデーメカニックのバイブルですな。

あとは、ヘインスのマニュアル。
英語版ですが・・・