オルタネータ交換 ― 2014年05月13日 22時15分40秒
今回はオルタネータの交換です。
エンジンの回転でデンキを起こしてくれる大事なパーツです。その役目は、エンジンの回転力で交流電気(AC)を起こし、整流器で直流(DC)に変換し、バッテリにデンキを補充しています。
これが故障して発電しなくなると(もしくはベルトが切れてオルタネータが回転しなくなると)、車はバッテリに残っているデンキだけで走ることになり、これでは車は1時間も走らないでしょう。
エンジンの回転でデンキを起こしてくれる大事なパーツです。その役目は、エンジンの回転力で交流電気(AC)を起こし、整流器で直流(DC)に変換し、バッテリにデンキを補充しています。
これが故障して発電しなくなると(もしくはベルトが切れてオルタネータが回転しなくなると)、車はバッテリに残っているデンキだけで走ることになり、これでは車は1時間も走らないでしょう。
特に故障したわけではないのですが、だいぶお歳を召した部品ゆえ、いくつかの理由から交換に踏み切りました。
40年近くもたつとこんなです・・・(↑マルニをヤフオクで買ったとき、レストア前の状態)
いちおう分解してみました。磨耗が激しいですね・・・
レストア時に電装屋で削れた段差を旋盤にかけて削ってもらいましたが、
銅の部分はもうあと皮1枚分もないよと言われました・・・
ということは、いつ発電しなくなってもおかしくない、ということです。
銅の部分はもうあと皮1枚分もないよと言われました・・・
ということは、いつ発電しなくなってもおかしくない、ということです。
ハウジングのあちこちが削れていたので補修・・・
ゴムブッシュが切れていて、ボルトがあたってこすれて削れてしまったもの。
話は別ですが。補修に使ったこのJBウエルドは結構使えます。硬化後はメッチャ硬くなります。
ゴムブッシュが切れていて、ボルトがあたってこすれて削れてしまったもの。
話は別ですが。補修に使ったこのJBウエルドは結構使えます。硬化後はメッチャ硬くなります。
何とかブッシュははまりましたが・・・なんか不安はぬぐえず。
内部も補修・・・絶縁もぼろぼろだったし、配線に緑青さびがでてました。。。
ブラシはケース内に内臓されているので、いまのように簡単には交換できません。
かつてヤフオクでE21の中古オルタを落札しましたが、なんと取り付け位置が逆という・・・
無駄買いでしたねぇ・・・
無駄買いでしたねぇ・・・
そんなわけで、今回、ドイツのWallothで新品を購入しました。 約3万。
ほとんど何処もかしこも一緒です。
交換のために、ほか、エアクリーナー、バッテリを取りはずしたほうが作業スペースができていいでしょう。
そしてベルトをはずします。ベルトはBANDOのコレを使ってます。
そしてベルトをはずします。ベルトはBANDOのコレを使ってます。
無事取り付けできました。
12,13ミリのメガネレンチ使用。
12,13ミリのメガネレンチ使用。
ベルトの張りを調整。
ちなみに、オルタとともに大事なのが、このボルテージレギュレータ。
オルタはエンジン回転数に比例して発電量が大きくなるので、その発電したデンキを14V程度に抑えて調整してしてくれてます。
この調整がないと、バッテリーには17Vとか、高いデンキが流れ、過充電となってバッテリ液が蒸発しダメになってしまいます。(過去に経験済み)
そんなこともあって、ボルテージレギュレータはすでに交換済みです。
オルタはエンジン回転数に比例して発電量が大きくなるので、その発電したデンキを14V程度に抑えて調整してしてくれてます。
この調整がないと、バッテリーには17Vとか、高いデンキが流れ、過充電となってバッテリ液が蒸発しダメになってしまいます。(過去に経験済み)
そんなこともあって、ボルテージレギュレータはすでに交換済みです。
エンジン始動。はい、ちゃんとバッテリに14V程度かかってます。
ここでエンジン回転を上げても、14V程度から上がらないようになっていれば、ボルテージレギュレータも正常ということです。
これにてオルタ交換の完了!
ここでエンジン回転を上げても、14V程度から上がらないようになっていれば、ボルテージレギュレータも正常ということです。
これにてオルタ交換の完了!
BMW2002 エンジンオイル交換 ― 2014年05月18日 09時18分10秒
BMW2002のエンジンオイル交換方法を記します。
オイルの管理はメンテの基本であり、サンデーメカニックの第一メニューです。
まず、日ごろからオイル量のチェックをするくせをつける。
エンジン停止状態でオイルディップステックを抜いて、ウエスでいったんきれいに拭きとり、再度突っ込んでもう一度抜く。そのときに、下画像のように範囲内になってればOK.
指先でオイル粘度をみる人もおりますが、素人には判定不明。
よって距離数で交換するかどうかを決める。
にしやんは5000km走行か、1年、どちらか早いほうで交換します。
オイルの管理はメンテの基本であり、サンデーメカニックの第一メニューです。
まず、日ごろからオイル量のチェックをするくせをつける。
エンジン停止状態でオイルディップステックを抜いて、ウエスでいったんきれいに拭きとり、再度突っ込んでもう一度抜く。そのときに、下画像のように範囲内になってればOK.
指先でオイル粘度をみる人もおりますが、素人には判定不明。
よって距離数で交換するかどうかを決める。
にしやんは5000km走行か、1年、どちらか早いほうで交換します。
念のため オイルディップステックの位置はここ。
オイルのチョイスは各自の自由ですが、にしやんは鉱物油主体の5W-40を使っています。
5W、10Wっての冬のときの粘度で数字が小さいほど、寒冷地に対応。
右の30,40,50とかいう数字はエンジン稼動時の高温時にどれだけ粘度があるかを示し、数字が大きいほど粘るオイル。マルニは古い車なのでエンジン保護のために最低でも40はほしいところ。
5W、10Wっての冬のときの粘度で数字が小さいほど、寒冷地に対応。
右の30,40,50とかいう数字はエンジン稼動時の高温時にどれだけ粘度があるかを示し、数字が大きいほど粘るオイル。マルニは古い車なのでエンジン保護のために最低でも40はほしいところ。
ほかに、このようなもの用意。
フロントをジャッキアップしてリジッドラック(通称、ウマ)をかます。
伝送系をいじるわけではないのですが、いちおうバッテリのマイナス端子を外して、ショートしないようにしておく。
安全のために!車の下敷きで死にたくないし、ガレージジャッキとウマは必ず持ちましょう。
車体下にもぐるとき、にしやんはいつも、ナンバープレートもはずします(10ミリレンチ)。
なぜかっていうと、このプレートによく頭ぶつけて、何度も痛い思いしたから・・・
伝送系をいじるわけではないのですが、いちおうバッテリのマイナス端子を外して、ショートしないようにしておく。
安全のために!車の下敷きで死にたくないし、ガレージジャッキとウマは必ず持ちましょう。
車体下にもぐるとき、にしやんはいつも、ナンバープレートもはずします(10ミリレンチ)。
なぜかっていうと、このプレートによく頭ぶつけて、何度も痛い思いしたから・・・
ウマをかませたら車体下にもぐる。オイルパンと、めあてのドレンプラグ。
この画像はレストア前のときの写真ですから、サビサビで見苦しいです・・・
ドレンプラグは21ミリレンチではずしたと思います。19だったかも??失念。(わりとでかかった記憶がある)
オイル受けを用意しますが、オイル処理材↓でもよい。地域のごみ処理事情により。
この画像はレストア前のときの写真ですから、サビサビで見苦しいです・・・
ドレンプラグは21ミリレンチではずしたと思います。19だったかも??失念。(わりとでかかった記憶がある)
オイル受けを用意しますが、オイル処理材↓でもよい。地域のごみ処理事情により。
ドレンプラグは向かって反時計回しに回すと外れます。ねじはみんなそうですが。。。
プラグをはずす瞬間はどどっ!と勢いよくエンジンオイルが出るので、顔や手にかからないようにご注意!
4リットルほど出るでしょう。
プラグをはずす瞬間はどどっ!と勢いよくエンジンオイルが出るので、顔や手にかからないようにご注意!
4リットルほど出るでしょう。
オイルの中にドレンプラグとパッキンが おっこちてしまうことも、よくあることです。(笑)
もし、オイル交換と同時に、オイルフィルタも交換するのなら、こちらも外します。
やはりオイルが落ちるので、オイル受けで受けましょう。
もし、オイル交換と同時に、オイルフィルタも交換するのなら、こちらも外します。
やはりオイルが落ちるので、オイル受けで受けましょう。
オイルフィルタはWallothなどでパーツを注文するときに、何個かまとめて購入しています。安い。
両手で力を入れてまわればいいが、外れないときはオイルフィルターレンチを使う。
たぶんコレ↓でいけると思う。マルニのオイルフィルタは14角74ミリだったので。
両手で力を入れてまわればいいが、外れないときはオイルフィルターレンチを使う。
たぶんコレ↓でいけると思う。マルニのオイルフィルタは14角74ミリだったので。
オイルフィルタの交換はオイル交換2回に1回のペースで行っています。
閉めるときはゴムパッキンに薄くオイルを塗り、手でぎゅう~~と力いっぱい締め付けるのみ。
閉めるときはゴムパッキンに薄くオイルを塗り、手でぎゅう~~と力いっぱい締め付けるのみ。
これでオイル排出完了。
オイルを入れる前に、ドレンプラグをしめましょう。
ドレンパッキンの内径は22ミリです。
オイルはヘッドカバーのオイル注ぎ口から入れるが、オイルジョッキにいったんオイルをうつしたほうがこぼれなくて、いいでしょう。
オイルフィラーキャップをあけて、そこから注ぐ。
一気に4リットル入れないで、とりえあえず3リットル入れて、ディップスティックで量を確認しながら。
オイルフィルタ交換なしの場合で、4リットルはいかなかったと思います。
一気に4リットル入れないで、とりえあえず3リットル入れて、ディップスティックで量を確認しながら。
オイルフィルタ交換なしの場合で、4リットルはいかなかったと思います。
オイル量の管理はしっかりやりましょう。LOWとHIGHの間に!
①オイルを入れ終わったら、オイルフィラーキャップを閉める。
②オイルドレンプラグからオイルがもれていないか確認。
③エンジン始動し、メーターの赤い油圧警告ランプが消えることを確認(油圧が適正値に上がったことの証拠)。
④ウマをはずす。
⑤バッテリのマイナス端子をつなぐ。オーディオの時計などの設定必要かも。
⑥オイル交換時の日時と走行kmを記録して、次回の交換に備える。
ごくろうさまでした。
工賃2000円浮きました。回転すしにいきましょう。(笑)
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①オイルを入れ終わったら、オイルフィラーキャップを閉める。
②オイルドレンプラグからオイルがもれていないか確認。
③エンジン始動し、メーターの赤い油圧警告ランプが消えることを確認(油圧が適正値に上がったことの証拠)。
④ウマをはずす。
⑤バッテリのマイナス端子をつなぐ。オーディオの時計などの設定必要かも。
⑥オイル交換時の日時と走行kmを記録して、次回の交換に備える。
ごくろうさまでした。
工賃2000円浮きました。回転すしにいきましょう。(笑)
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ちなみに、最初、にしやんがオイル交換の参考にしたもの。
サンデーメカニックのバイブルですな。
あとは、ヘインスのマニュアル。
英語版ですが・・・
あとは、ヘインスのマニュアル。
英語版ですが・・・
スタビブッシュ交換 ― 2014年05月20日 20時50分05秒
BMW2002のフロントスタビライザーブッシュの交換です。
まずはスタビライザーとは?ですが、英語ではanti-roll barとも呼ばれております。
要するに走行中の安定性能を高める棒です。
これがないと、まっすぐ走っていても、ハンドルの安定性がなくなって、
運転するのが怖くなってしまいますよ。
まずはスタビライザーとは?ですが、英語ではanti-roll barとも呼ばれております。
要するに走行中の安定性能を高める棒です。
これがないと、まっすぐ走っていても、ハンドルの安定性がなくなって、
運転するのが怖くなってしまいますよ。
これはレストア前に撮影したフロントアクスル。
黄色の矢印部分がスタビライザー・バー。(こういうものがリアにもあります)
A,Bにゴムブッシュがあります。今回交換するのは、Aのほう。
黄色の矢印部分がスタビライザー・バー。(こういうものがリアにもあります)
A,Bにゴムブッシュがあります。今回交換するのは、Aのほう。
2008年のレストア時に新品に交換しておいて、この有様。
6年でこうなるかぁ・・・ まぁ、常につぶされている過酷な場所でもありますから当然か。
1個1.3ユーロ程度なので、前回のパーツ注文で10個買っておきました。
今回、フロントの8個交換です。
6年でこうなるかぁ・・・ まぁ、常につぶされている過酷な場所でもありますから当然か。
1個1.3ユーロ程度なので、前回のパーツ注文で10個買っておきました。
今回、フロントの8個交換です。
このようにばらばらになる。トレイに乗っているのが、新品のブッシュ。
ブッシュの取り付けにはこつがあります。
ショックアブソーバーの交換などに使うスプリングコンプレッサーを使って、スタビバーを「寄せます」。
こうしないと、マルの囲み部分のナットがかかりません!
ショックアブソーバーの交換などに使うスプリングコンプレッサーを使って、スタビバーを「寄せます」。
こうしないと、マルの囲み部分のナットがかかりません!
こちらは右側の交換。
木片をあてがうのも、ちょっとしたコツなのでした!
マルの囲み部分、ようやくナットがかかりまして、交換作業完了です。
こんなことで。貴重な土曜の午前中がつぶれてしまいました。
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木片をあてがうのも、ちょっとしたコツなのでした!
マルの囲み部分、ようやくナットがかかりまして、交換作業完了です。
こんなことで。貴重な土曜の午前中がつぶれてしまいました。
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交換後の試運転では、心なしか、曲がるときにしなやかな?感じが。
正直、そんなに劇的に乗り心地が変わるものでもありませんでした。
でも 気分はいいですよ!
正直、そんなに劇的に乗り心地が変わるものでもありませんでした。
でも 気分はいいですよ!
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