サイドブレーキ修理2012年07月17日 21時43分52秒

どうも手ごたえのイマイチなサイドブレーキの引き調整をしようと
ゴムカバーをはぐってみたら・・・!

なんと取り付け部分の溶接が半分はがれ、いまにもとれそうになっていたっ!

(↓画像はすでに溶接の準備として塗装をけずっているところ)

拡大画像。
下の部分、スポット溶接がはがれ、曲がりの部分には、なんと亀裂もはいってしまっていました!

どうりで、いままでサイドブレーキを引いたときにシッカリ感がなく、グニッ・・・とした手ごたえだったんだ!
レストアのとき、気づかなかったんかなぁ・・
まぁ、何度もサイドブレーキをひいていくうちに、徐々に亀裂が入っていったんでしょうけど・・・
あぶないあぶない。

ちゅーことで、溶接修理ね。
車内で溶接は内装が燃えないように気をつけねば。
火花の飛び散り対策でしっかり養生、扇風機の風で臭い溶接ヒュームをとばすようにしてと。


1時間後。下手な点付け溶接でこんなんになっちゃった。
たは。
まぁがっちりついていますけど・・・自慢できる箇所じゃないね・・・


スラグ除去のあと、しっかりワイヤブラシをかけて適当な塗料で刷毛塗り塗装。
上からズッポリとカバーゴムをかけておしまい。
これで酷暑日の半日がツブれちまったですよ・・・

さて、溶接後。
ブレーキは7~8ノッチぐらいで効くように、ねじでワイヤーの引きを調整。
では、サイドブレーキを引いてみる。
グィイッ!
おお、このしっかりした手ごたえときたら!イイじゃん!
以前のは、
ボキボキッ・・・って感じでシッカリ感もないというお粗末なもの。しかもブレーキのききも甘かった。

グィイッ!
グィイッ!・・・
調子こいて何度も引きました。
コレが本来の手ごたえなのね。(笑)
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追記 2012.8.29
他のマルニオーナーさんからもサイドブレーキの取り付け部の溶接剥がれが報告されています。
普段なかなか見ないところなので、マルニオーナーさんは一度ゴムカバーをはぐってチェックされてはいかがでしょうか。