シリンダーヘッド再チェック2008年08月12日 17時06分51秒

エンジンに火入れをするも、ヘッドガスケットからオイル漏れして、急遽下ろしたシリンダーヘッド・・・。
エンジン両側(進行方向に対して左右方向)、しかもオイルフィルターから送られてくる圧のかかったオイル通路付近(1番シリンダーの前側左右)から漏れるという事は、この周辺に問題があるのは間違いない。

ガスケットのかすをとって再チェックします。
(「パッキンはがし」スプレーはよく取れるなぁ〜)
ストレートエッジを取り出してヘッド面のスラスト方向に当ててみる・・・と!
あ!見えた!スキマが!
ヘッド左右の端に隙間が見える。
隙間ゲージの0.1mmが入った・・・。が〜ん!
つまり中心が盛り上がっているということになります。
道理で、オイルが漏れるんだ!
ガラス面での素人ヘッド手研磨では平面になってなかったということだ。研磨の後チェックはしたはずですが、甘いチェックだった、というしかない。はぁ〜〜〜・・・
狭いガラス面での研磨だったからな〜〜
ガラスは完全平面をとったが、ヘッドの重さで歪んだか、コンパウンドとオイルの粒子厚み分だけ「振って」しまったのかもしれない。それよりも、スラスト方向への移動量が少なかったのが問題かも・・・と想いを巡らしながら、失敗しての落胆よりも、オイル漏れの原因が分かった事の方が嬉しかったりして。f(^_^; 

ついでに念を入れてブロックの面も入念に当ててみる。こっちは大丈夫。平面だ。・・・本当に???もう一回、タテ、ヨコ、クロスでチェック。確かに0.05mmゲージも入らない。ヨシ!指差しかくに〜ん!

こんどはブロックにヘッドをヘッドガスケットなしで載せてみる。・・・むっ!微妙にガタつきを感じる!スラスト方向に!
プラハンでブロックに乗せたヘッドのフチを叩いてみたら、音でガタツキがあるのがよ〜くわかります。やっぱり、ヘッドが完全平面でないんだ・・・

エンジン組みの時に、俺は何をやっていたんだ〜〜!!??
ちょっと、自身なくす・・・

さて、これはプロに面研してもらうしか有りませんなぁ〜〜