電装屋さんに行ったゾ2008年04月18日 19時52分50秒

クレヨンしんちゃんみたいなタイトルですが...
電装屋さんから仕上がったとの連絡があったので寄ってきました。
まずはオルタネーターのローター、段付き摩耗したスリップリングの旋盤による切削加工。きれい〜になっとります。「もう、あと残1ミリぐらいだから、次回は削れないよ」との事。まぁあと数万キロは持つでしょう。
ついでにベアリングも交換してもらっといた。ベアリング型式6203Vと6201Vを1個づつ。

ほかに、コンプレッサーのシャフトシールの交換をお願いしていた。そうです、R−12の旧冷媒で行きます。全部一式パーツが揃ってるしね。もったいないから。
ユニクラ製(もとはヨーク製だとは思いますがOEMか)のこのレシプロコンプレッサーを持ち込んだとき「うわ〜、ユニクラか〜!あるかな〜ガスケット・・・」と驚かれた。
案の定、苦労して探されたそうで、ミツビシの方面から手に入れたとか言っていました。ありがとうございました。
お願いしてなかったが電磁クラッチのでかいベアリングも交換されていた。「回すとジャ〜って言ってたからね」

さてこのコンプレッサーの上部、配管の繋ぎ箇所にご注目。
ねじ込み式の接続でなく、ホースを差し込んでバンドで締めるタイプ。(手前側のネジは冷媒補充ホースのメンテ用)
ホースバンド接続式!こんなんで冷媒漏れしないのか?質問したら、
「ここにみっつの溝があるだろ。これが効くんだよ。バンドできつく締めりゃ昔はこれで漏れなかったよ」
う〜ん、そうなのか〜

「あの〜、これと同じレシーバードライヤー出ますかね?」
「ふぅん・・確か工場にあったな・・」
ベテラン風のおじさんが工場からさっと持ってきてくれました。ほっとんど同じじゃん!中古やけどまだまだ使えるとの事。
調子に乗ってさらに質問。
「このアルミのフィッティング配管、途中で曲がってツブレちゃってるんですが・・・」
「ふぅん・・・途中で切ってフレア加工すればいいんだよ。ちょっとやってきてやる。」
待つこと10分で「ほれ、これでぴったりだ。あとはきつく締めて」
おお、軽いフットワークと仕事の速さにカンドー!
いいぞ、清水電装!

ついでのついで。
「このエキスパンションバルブ、交換したほうがいいでしょうか?」
「う〜ん、詰まってないから大丈夫だよ。この網が見えるだろ?奇麗なもんだよ」
おおっ、エキパンはこのままでいいみたいだ!

スリップリング旋盤加工1500円
ベアリング6203V 620円
ベアリング6201V 520円
コンプシャフトシールキット4000円
コンプシャフトシール交換作業8000円
コンプ単体ガス漏れテスト(R−12)4000円
コンプMGクラッチベアリング2000円
コンプMGクラッチベアリング交換作業1000円
でした。
自走できるようになったら、持ち込んでクーラーのゴムホースを製作してもらうことを約束して、お店を後にしました。