ガラス祭り_後編2008年03月17日 22時47分02秒

ガラス作業の続き。
ガラスをボディにはめ込んでハイ終わり、ではありませ〜ん!じつはまだゆるゆるなのです。
このあと樹脂製の銀色モールをはめ込むことで本来の防水シール性が出るのですが、それだけでは防水性がいまいち甘いとの師匠の言葉に、シリコンシーラントをガラスとの嵌め合いに打ち込みます。
マスキングテープを奇麗に仕事できるようにゴムシールのフチに貼り終えたら
シリコンを打ち込むというより、極細に押し出して切れ目無く一周置いていく感じ。これをシールの両側にやる。当然ゴムシールのフチをめくりながら。ガラスをひとまわりするのもなかなか大変。シリコンを慎重に打つヘラルドさん、照明を当てるしろすけさん、ゴムをめくるにしやん、撮影するみなみさんと自然に役割分担。手はいつの間にかシリコンゴムでぬたぬたに・・・

銀色モールを最後にはめ込むのですが、ミゾに押し込みながら竹べらで上手くミゾに埋め込んでいく感じ。これがなかなかスンナリ行かず、時間がかかった・・・。
1周すんのに40分は軽くかかったかな。腕に力を込めるので、疲れる〜〜
この作業は途中でやめられない。シリコンゴムが固まってしまうから。
マスキングテープをはがすところまで一続きでやってしまわねばなりません。
昼飯の時間に少し食い込んだものの、みんなの強力もあり、なんとか終了!
もう、フルに手伝ってもらいました!感謝、感謝です!このあとようやく昼御飯となりました。

残ったフロント側はにしやんが翌日一人で作業。昨日の要領で。
少し慣れたものの、一人でシリコン打つのはなかなか大変でしたが、モールのコーナー処理もなんとか出来、ガラスを破損する事無く、無事、嵌める事が出来ました。
手伝ってくれたみんな、出来たらぜひ乗ってね!

コメント

_ ハルクイン ― 2008年03月18日 00時38分28秒

楽しそうですね。
BGMには、サブちゃんの「祭り」が、なんだか聞こえてきそうです(笑;

_ ヘラルド ― 2008年03月18日 12時48分04秒

こんにちは!

さっそくフロント側の作業も完了されたようで、何よりです。
一人でやってるとくら~くなって来ませんでしたか?(笑)
シールも、リアのときほどてんこ盛りでなくなったみたい。(はみ出し少ないですね)

みんなで昼食させていただいた部屋に、ハーネスとかキャブとか転がってるのも笑えました(ご家族は???でしょうけど)

出来上がったら、盛大にお祝いしましょうね。

_ にしやん ― 2008年03月18日 20時18分35秒

ハルクインさん
ハァ〜♪祭りだ祭りだ♪普段は一人でモクモクとやっていると、これだけ人数が揃いますと、まさに祭りなのです。(^.^)

ヘラルドさん
フロント側は、正午のサイレンに合わせたように、ピッタリと終わらせましたよ!(^.^)
シリコンシーラント、実はリア側よりもモリモリに入っちゃってます!一人の打ち込みはシリコンの先をフチに押し込むために実際どのぐらい置かれたか目視できないし、切れ目が出来るのもいやなんで、前周はみだすくらいに入れちゃいました・・・。奇麗にみえるのは、はみ出しをキッチリ、ヘラですくい取ったからですよ〜 f(^_^;

ちなみに、フロント側ガラス、嵌めたあと室内から見たら、下側がすでに少し白っぽくなっておりました(;_;) 合わせガラスの宿命かな。

出来上がったら、またお会いしましょう!

_ えいじ ― 2008年04月04日 10時28分31秒

はじめまして。 毎回楽しみに見ております。私もルノーキャトルをレストア中で来月にはガラスを嵌め込みます、初めての作業で解らないことが多く困っております。教えてください。シリコンゴム、ゴム用潤滑油の品名とメーカー名、電気コードの径。再度やり直すときガラスの外し方(塗装後の枠にキズが付きませんでしたか)、その他気づいたこと有りましたら
ご教示願います。 ご多忙のところよろしくお願い致します。直メールでも結構です。

_ にしやん ― 2008年04月04日 21時04分44秒

えいじさん
キャトルも好きな雰囲気の車です、「もやしもん」のフランス娘マリーが乗ってるやつですね。ヴィム・ヴェンダースの映画「都会のアリス」でもキャトルに乗ってアムスまで旅する車という事で印象に残っています。独特のシフトノブいいですよね。
さてガラスです。
いまから思えばゴムシールを切って外さなくても良かったと思っています。それぐらい、一度経験したら、たぶん何回も出来ると思います。そういう作業です。
ヘラルドさんから教えてもらいながらやりましたが準備、コツは
準備1・あらかじめガラスにゴムがはまるかどうか確認しておく。
2・ゴムの白いタルク粉末はなるべくとっておく。
3・当然、ゴムの下になる内装材などはすべて終えておく。
4・ガラス1周分+アルファの電気コード1.25sq程度(2.5mm直径でした)を用意。細いと切れた時に難儀するそうです。
5・シリコンシーリング材はメーカー問わずです。ホームセンタで売ってる1本300円程の「シリコンシーラント」で結構です。僕は黒を買いました。当然、ガンも必要です。
6・マスキングテープも用意しておきましょう。シリコンを打つときのはみ出した部分をボディに付けずに奇麗に仕上げることができます。
7・ゴム用潤滑剤(メーカはホルツ)はコードを仕込む部分にさっと吹いておけばコードを引く時にスムースにいきますです。CRC556でもいいと思います。

当日。
1・助手が絶対に必要です。人数分お昼御飯を用意しておきます。(笑)
2・ますガラスにゴムをはめます。つぎに潤滑油を、ボディに嵌まるはずの溝に吹いてここにコードを1周分仕込みます。30cmほど両端をガラスの「下側に」出しておきます。これは引き始めのツカミに成ります。引き終わりはガラスの上側になります。
3・いよいよガラスを枠に置き、「下側の溝」を枠に嵌まるぶんだけ嵌めます。つぎに左右の位置合わせをします。で、力のある人が外側からガラスを枠に密着するように下方向に向かっておさえつけ、室内側からコードをもう一人が引きます。めいっぱい力入れてコード引かないと駄目なぐらい押さえててもらいます。
コードにひかれてめくれ上がったゴムの端が枠を乗り越えて溝が嵌まる仕組みです。
左右均等に30cm程づつ引いていき、ガラスの上で引き終わり。
1〜2分の作業です。
室内側へのゴムの入り込みを慎重にチェックして完璧に溝に嵌まっているかを確認して下さい。これはガラスを嵌める前にゴムを枠に装着してみて、何ミリ程枠にかぶるべきなのかをあらかじめチェックしておくといいと思いました。うちのマルニはこのかぶりが不十分で、何回もやり直しとなってしまいました。結局、左右の位置合わせが上手く出来ていなかったのが原因でした。

再度やり直す時。
マルニの場合、あとで嵌める銀色モールが嵌まっていなければ、意外とスンナリと室内側から左右の上の隅っこを押しだせば、ぼこっとはずれてしまいました。じつにあっけなかったです。最初は割れないかとこわごわでしたが、意外にガラスは強いもんだな〜と思いました。
枠に傷等はつきませんでしたよ。

はめたあとは、マスキングして、シリコンを細〜くフチをめくって打っていきます。サービスしすぎるとあとの始末が大変です。このシリコンゴムの拭き取りがたいへんでした。

_ ヘラルド ― 2008年04月04日 21時42分39秒

えいじさん、にしやんこんばんは。ガラス助っ人のヘラルドです(笑)

若干補足します。

キャトルのガラスは確かフラットだったと思いますので、左右の位置合わせは楽だと思います。その代わり、縦の辺のゴムを引っ張り込むのは結構力が要ると思います。

また、ゴムが後からはめ込むモール、もしくはゴムのロックストリップと呼ばれる部品がないタイプだと、一度はめてしまうと取り外すのは相当注意が必要です。(外すのに強く押さないと取れないのですが、局部的に力を入れると合わせガラスの場合簡単に割れます・・・経験者)

にしやんのコメントにもありますが、まずはよい助っ人(何回やり直しても文句を言わない!)を探してください (~o~)

_ にしやん ― 2008年04月04日 21時50分29秒

おお、ガラスの師匠!
えっと、7回やり直したんでしたっけ?スピットファイア。
私は良い助っ人に恵まれました。頼まなくても、遠方はるばるおいで下さいました。ありがとうございます。
あっ、お土産の手取川、頂きました!酸味がさわやかでイカッタ!

_ えいじ ― 2008年04月05日 11時15分37秒

にしやんさん、ヘラルドさん早速のご教示有難うございます。
私のゴム枠はモールの無いタイプで外すときも大変でした。
バキュームパットを3個も使いマイナスドライバーでコジリ外しました、ガラスは無事でしたがボデー側はガリガリに傷つきました。今はオールペン
しましたので綺麗ですが。
詳細で丁寧なご指導に感謝いたします。有難うございました。
助っ人を探しチャレンジします。
ブログ楽しみにしてますよ。

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