エンジン分解08_シリンダー現状2007年10月30日 19時54分35秒

BMW2002のエンジンブロックのシリンダー壁、よく観察します。
懸念していた目立つようなタテ傷は見られなかったです。ほっ・・・

ですが、内壁のクロスハッチがほとんど消えておりました。名残のようなものがのこっているだけ。しかも、みな同じ位置にクロスハッチの名残が残っていますね。(左上画像参照、白っぽい所)
メーターではいちおう10万キロ走行ですが、記録簿もないので、こんなの信じない。しかし長距離走るとこんなかんじにツルツルなるみたいね。

クロスハッチとはシリンダー内に付けられた細かな交差状の傷で、潤滑のためのオイル保持が目的らしい。走っていけば、やがて消える運命のもの。
全く消えて肉眼で見た目つるつるになっても、通常の運用においては、ピストンが焼き付くなんてことはない。だってこんな状態で実際走ってたんだもの。ツルツルだからって騒ぐ事のほどでもないのですが、リングの合い口隙間やボア内径を測ってボーリング(シリンダーの直径ボアを削ってコンマ数ミリ拡大する作業)する必要がなければ、ホーニング(クロスハッチを付ける作業)だけをしておくつもりです。

コメント

_ ヘラルド ― 2007年10月31日 00時10分37秒

こんばんは。

仕事早いですね。うちのはまだ腰下の分解ができていません。
でも、シリンダーボアの状態は非常によさそうです。自慢しようかな?(笑)

ボアやビッグエンドベアリングの傷みは、やはりオイルポンプの吸い上げ不良による潤滑不良でしょうか。

_ にしやん ― 2007年10月31日 00時23分38秒

オイルポンプも分解してみましたがポンプ内は大丈夫、でも入り口のストレーナーが半分ぐらいつまっていましたから、高回転のときにどうなっていたかあやしいもんです。うちのはLLC、オイルの管理が悪いオーナーだったようです。動かしていない放置期間も長かったのかも・・・。ボーリング&ピストン買い換えは今回避けたいです。
たしかに、そちらのクロスハッチはキレーに残ってましたね!オイル管理がいいんでしょう。

_ ヘラルド ― 2007年10月31日 22時33分11秒

BMWのエンジンにとっては、10万キロはまだまだ「入口」らしいです。うちのは12.5万キロでしたが、あそこまできれいな状態とは思いませんでした。

今回レストアして、その後のメンテがきちんとしていれば、もう2度とヘッドをはぐる必要はなくなるかもしれませんね。

_ にしやん ― 2007年11月01日 20時24分22秒

うちのは10万キロなんだかわからないですが、いちおうメーターは03407と表示しております。103407kmなのかどうか?
だとしたらまだまだ入り口ですね〜〜
ヘラルド号のように奇麗ではないですから・・・。

・・・しか〜し!
今日シリンダーボアを測定してみてとんでもないことがわかりました!お楽しみ?に・・・

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
にしやんの愛車はBMW「?」←数字4文字で答えてください(スパム対策)

コメント:

トラックバック