丸テール クーラー各部品の位置検討2023年09月28日 07時37分58秒

クーラーセットが届いたので
さっそく車体に 各部品の設置スペースを確認してみる。


ラジエターを外した この部分。
ラジエターの前、キドニーグリルの後ろに 
コンデンサーと冷却ファンを取り付ける。


30×30㎝の二層式コンデンサと電動ファン。
仮にビニルテープで抱き合わせにして


仮に置いてみたところ・・・ん?


ここが ボンネットを支えてるステーステーに当たってしまうな。
マルニにクーラーのコンデンサをつける場合、ここにあたってしまうので
コンデンサの大きさが制限されてしまうのです・・・
にっくき このステー野郎


正面から見た当たり箇所



このあたりには、コンデンサに配管を接続せねばならないところ。
ねじを締め付けるのに それなりの余裕スペースも必要だろう


そういったことも考慮し、
ステーの赤い部分をカットするつもり。
そうすればコンデンサは すんなり入るだろう


カットした分、補強のテッパン1枚でも 溶接かボルト止めしといてやるかいな


あとはコンデンサ自体の ボディへの取り付け方法も考えておかないと

こっち側のホーンはクーラー配管の邪魔になるので 左側に移設したろ。


マルニのクーラーあまり冷えないと良く聞くが 原因の一つは夏が猛暑化したことだ。
気温33度を超える日は、アッツイ日中に乗るな!!(笑) 
涼しい朝/晩に乗り回しましょう。
次の原因は、この小さいコンデンサーにあると思う。
じゅうぶんに冷媒ガスが液化されていないのだ
このステーで制限のあるスペースに、国産車に使われているような面積のでかくて薄くてアルミ製のコンデンサーが取り付けることができれば、もっと良く冷えるはず。
この中国製のものは お世辞にも いいものとは言えない。
取付面積を小さくするために 従来の面積の広いものから 2層式にされたものらしい。
ただ、フィンの目があらくて、あまりガンガン冷えそうではない感じだね。
まぁいいんだよ、走らせたときに冷えれば。
軽自動車みたいに アイドリングでガンガン冷えるなんて、マルニでは期待しないで。



続いて 電動コンプの位置
ここに設置する


例えば こうなる。
どうです、60年代のBMW社は、将来、コンプが電動化されることを予測して
ちょうどいい凹みをボディにプレス成型しててくれましたよ。(笑)

配管や配線も 確認のため 仮付けしてみた。


エキマニとの距離指2本分・・・近いかな・・・・ぎり、セーフってとこ?


もしここに設置するなら 遮熱板必要。

ガス入れの時などに低圧側ポートに接続するHFC134aのクイックカプラーのスペースと
配線のスペースも確保して・・・


ラジエターのロワーホースとの接触もない


色々な角度から見て 問題がないか考察する
雨天時走行で水がかからないか。
電動だけに、水がかかることには特に気を使います。


ここは斜めに設置になるか・・・?
う~む・・・どうもな~
このあたりは要検討だな

ホースの長さは 長すぎるぐらいに じゅうぶんある



または別な位置。
電動コンプをスペースの広い上の方にもってきて  設置してもいいかも。
そうすれば どんな大雨の時に走っても まず水はかからないだろう。

エキマニからも離れてて熱害の心配もないし コンプ下につける「台」が遮熱板にもなる。
正面の丸い穴からコンプを冷却するエアを容易に当てることができそうだし
低圧/高圧ポートも高い位置にありエアコンメンテも楽そう。
ステーの設置もウオッシャータンクの取り付け部分を利用してできそうだ。
設置に場所を選ばない電動コンプならではですね





室内機。
残念だったのは 吹き出し口のフラップなどが ちょっと硬いこと。
アブラでも差しとこ


グローブボックスの位置には 幅の関係で はまらないのはわかってる。


グローブボックスはつけ戻して、その下に室内機を設置することになる。
こういった後付けクーラーのよくある設置位置だ。
よって、グローブボックスは 下に開かなくなってしまい嵌め殺しになる。
また、ドライバーから吹き出し口の距離が遠いので 冷えの体感は悪くなる。
一方、助手席に座る人には とても涼しいと思いますが^^;


にしやんのおすすめは 冷えの体感と室内の空調の流れのバランスから言っても、センター設置がベストであることは前回の2002Aのクーラー設置で述べたとおりだ。 実際、2002Aオーナーさんからセンター設置で不満の声は出てない。
今回のオーナーさんにも伝えたが
センターに3連メーターをつけたいそうなので、今回は室内機はグローブボックス下に設置となる。三連メーターはダッシュ上でもいいと思うのだが・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


いずれにしても 後付けクーラー設置はなにかと大変だが
ベルト駆動式コンプのようにベルトライン出し作業をしたり、ブラケットをワンオフ制作しなくていいのは  気持ち的にスゴク楽ではあるね。この取り付け作業もほとんどボランチアなんでな~あまり余計な苦労はしたくない。

いつも見てる京都の斎藤商会さんの ためになる動画です^^


電動汎用カークーラーが届いた2023年09月27日 15時36分46秒

先月ヤフオクで買った電動汎用カークーラー。

ようやく中国から入荷したらしく 昨日発送したとの連絡が出品者からあった。
着払い2510円で 今日届いたのがこれ。

さっそく あけてみる。


めっちゃ簡単な手書きの配線図らしきものが一枚きり・・これだけ
あとはな~んも無い!
まぁ・・・予想はしてたけどな。(笑) ・・・あるだけましか。


電動コンプを検分

従来のベルト式コンプよりは大きい。というか、
 ベルト式の方が小型(軽自動車並み)なんだわ。


5ミリ厚ほどの鉄板(ブラケットだろうね)と、振動吸収のゴム脚4つ、ボルト類、プラ板、ケーブル。


このプラ板は・・・?


ここ(コントローラー部)をカバーするものか。
でも、上の方、3つの配電ライン、まるっと見えてんですけど・・・
それにここ、低圧のホース接続口のそばで、
配管に結露した水が流れていってつきはしないか


このコネクタは ここに接続だろうな。


太い黒赤ケーブルは、プラス/マイナスの刻印のあるここにねじで接続だろうな。
(マニュアルがないので 端子を見て予想してつけている)


そして端の方は バッテリにつなぐんでしょうね。
プラス側には黒いボックスがあり そこには120Aの板ヒューズが入っていた。
長さは十分だ。ケーブルの太さは・・・22スケアぐらいか?ちょうどバッテリケーブルぐらいの太さだ。太いな~~けっこうな電流流れんるんだろうな



肝心の室内機から出ているミドリ線、これはコンプをオンしたりオフしたりする信号線だ。
海外では Thermostat Feedback ともいうライン。
従来なら リレーを介してコンプの電磁クラッチの+につなぐところだが。
これの接続先は電装コンプのどこかなのだろうが、紙にもかいてないし それらしい刻印もない・・・
これじゃ~~緑をどこにつなぐか わからんて!!


しょうがないので出品者にヤフオク質問欄で質問してみたら、意外にも30分で回答が来て!
キイロ線につないでくださいとのことだった。
ソレ書いといてくれよ・・・
電動ファンもコネクタの形状から判断して接続した。
結局 青線は何にも接続しないんだな・・・。



このケーブルは コンプと室内機をつなぐものなんだろうな。
多分、マルニの設置レイアウトでは 使わなくてもいいことになるだろう。
例えば 電動コンプをトランクなど遠いところに設置したときには コンプと室内機をつなぐために必要になる延長ケーブルだろう。



ホース類も 不足などないか、配置して確認してみる。
前回のクーラー設置の経験があるので だいたい 太さと長さ、形状で
どれがどのホースか、わかるようになった^^


コンプの側に、低圧と高圧の接続ポートを持ってくる。
赤い蓋は高圧、水色の蓋が低圧だろう、たぶん。


赤い囲みのところ、リレーを追加せよとある。
読み説くと、エンジンを切ったら、それに伴って電装コンプも切れるように、との意味だな。
しかし リレーを設置するにも、太い赤線ラインを開閉するリレーなので、エーモンとかの20Aリレーとかじゃ容量が小さすぎてダメよ。
12V 120Aほどの容量の4極リレーが必要になるだろう。これは自分で買わねばならん。
実際、クーラー稼動中は60Aほどしか流れないのだろうが、電磁コンプがオンになった瞬間に2倍近くの電流が一瞬流れると思うのでマージンを見てあります。
注意したいのは、エンジンを切るときはクーラをONしておいたたままでもよいが、
エンジンを再始動するときには、クーラーのスイッチはOFFにしておいたうえでスターターを回した方がいいだろう。電動コンプ、スターター、ともに電気の大喰らいの二大巨塔だからね。少しでもスタート時の電気的負担を減らした方がいいかと。
暖房用のブロアでもなんでもそうだけど、電装品、とくに電動クーラーをオフにしてから、エンジンを切る、という癖を日ごろからつけておいた方がいいね。
「電動コンプレッサから出ている黄色→青線の線は使わない」と書いてあるのはどうも間違いで
「電動コンプレッサから出ている青線の線は使わない」が正しいだろう.
実際、黄色線は室内機のミドリ線につないでくれとの出品者返答だったし。


もっと詳しく書きなおしたほうがいいよ、この配線図は~~
まぁ、「取付は専門業者でお願いします」と出品時にことわりがあるけどね。
専門業者はみれば ははぁ・・とわかるんだろう。



にしやんの解釈では こういう配線図になるだろう。

22スケアほどある太い赤線を途中でカットし端子を圧着したうえで それぞれ120Aリレーの30番と87番に接続。
85番は1.25スケアの黒コードでアースへ落とす。
86番は1.25スケアのミドリ線でイニッション・オンで12Vが来るラインにつなぐわけだ。

エンジンを始動(イニッション・オン)したら、リレーがオンとなり電動コンプレッサーへは12Vが行くが、室内機の風量スイッチをONにしない限り、コンプが回ることはない。(クーラーはオフ状態)

クーラー風量スイッチをONにしたら、12Vがサーモスタットにつながり ミドリ線→黄色線で電磁コンプに「温度センサーによるとエパポが冷えてないから、さぁ動け!」との指令を出す。そしてコンプ内蔵のリレー(多分あると思う)がONとなり コンプのモーターがビューンと回りだして(電動ファンも同時に回りだす)冷媒サイクルが稼働しだす・・・と、こういう仕組みだよな、たぶん。

100%電気じかけだから、こういう風にしくみを理解しておかないと 怖くて取付らんないよ~


ポイントは、オルタネータが95Aを発生するものに交換しておかねばならないところだ。
ちゃんと先日 新品が届いております^^
電動式クーラーは 電気の大喰らいですからね!



あと、このコントローラー周辺は 発熱で結構熱くなりそうと予想。
ただでさえ コンプ回れば熱くなるからねぇ
小型DCファンで 風を当てて空冷するようにした方がいいかもしれんね・・・ヒートシンクつけたりとか・・・


あと、コンプレッサーオイルだが、多分このなかに封入されているんだろうが。
取付前に さかさにしてオイルを出してその量を確認したい。
50cc程度と予想するが・・・
電動式のコンプなので、電気絶縁性のあるコンプオイルが必要。
従来のPAGオイルではなく、POEオイルを使わねばいけないだろう

BMW2002tii クーラー取付の計画2023年09月04日 16時47分17秒

9月になっても まだまだあついですね~~

さて レストア開始したBMW2002tiiは クーラーを取り付けてほしいとのオーナーさんからの要望。

現在、矢印の部分、まるっと空間があいており、コンプレッサーがついて居ないのがわかる。


クーラーをつける際に問題になるのが
クランクシャフト・プーリーの形状である。
クーラーコンプレッサーを駆動するためのベルト溝があるか?なのだが。
・・・ない。 


本来、クーラーのついたtiiのエンジン フロント側は こうなるはずだ

コグドベルトの横に コンプ用の溝が来るわけだが


矢印の黒いカバーのかかった部分は、インジェクションポンプ用のコグドベルトが
掛かっている。大事なベルトなので カバーしてあるのだ。
それに、よく見ると、なんか、コンプ用のベルトの幅があるかどうか 不安になる。

ワロスで売っているプーリーはこういうものだ。
刻みの入った部分が インジェクションポンプ用のコグドベルトがかかる。
でもクーラーコンプ用のVべルトの溝がないのだ。


クーラーつけるには これが必要なの!


左がコンプ用溝のあるプーリー。右がないプーリーの例。この違い。


買えばいいじゃんと思うだろうが、これが、どこにも無いのだ!
ヤフオク!には無い。
イーベイでなんとか1個見つけた!
・・が、送料を入れると1個11万!たっけ!

もしこれを買うとする。
AC溝つきプーリー 11万
クーラーセット一式 5.5万(ヤフオク!)
コンプのブラケット製作 1万(材料費のみ、工賃計算に入れず)
雑材(リレーや配線等)1万
材料費だけで 合計で17.5万だ。

う~む・・・
機械加工やさん現状のプーリーに、コンプ溝をワンオフ加工で
つけてもらうということもできなくはないが。。。加工賃 安くはないだろうな・・・
5~6万は最低でもかかりそうだ。

インジェクション・モデル、2002tiiの試練 その1か・・・


うちで在庫で持ってる 汎用クーラーセット 5.5万
このコンプを使うには 溝付きプーリーとブラケット製作が必要ということ。


改めてこのあたりをよく観察すると
コンプ用のベルを溝をつける余裕がないような気がする・・
それに 出荷時に回転バランスを取ってあるクランクシャフトプーリーに
新たにプーリを追加溶接などして 回転バランス崩したくないというのもある。




よーし こうなったら。

今回 2002tiiのクーラーは
最近普及してきた 電動コンプレッサーで 行ってみようか!!

これまでのエンジンのベルト駆動だったコンプレッサー
電気モーターで動くコンプレッサーにするのだ
概略図は こんな感じだ
ただし、この12Vコンプレッサーを動かすのに
大電流が50~60A程度の大電流が必要になるらしい。
バッテリも大きめにした方がいいだろう


マルニオリジナルのオルタネータ―は45A容量なので これでは
電動コンプ装着しても すぐバッテリアガリしちゃうだろう


それに、このオルタ、よく見ると tii用のオルタじゃない!
赤矢印の部分を見れば形状違うことがわかる。
結果、オルタが斜めに取りついてしまって 最悪。

本来のtii用オルタは、エンジン側の取付ステーに
ぴったりはまるようになっていないといけない。
まぁ この疲れ切ったオルタは今回交換するつもりではいたので
イーベイで、tii専用のハイパワー85Aオルタネータ、注文しました。
オリジナルの、倍以上の発電量になります。
このショップからは、前回の2002Aのハイパワー95Aオルタも買いました。

ほうほう テストベンチでは 95Amps出てたとな!
これなら電動コンプも50-60Aで回せて ほかの電装品にも25-35Aは回せるだろう。
電動クーラー、ヘッドライト(LED化で省電力にする)、ワイパー、カーステ、ドラレコ、ホーン・・・
同時使用 じゅうぶんできるだろう。

ペイパルで支払い。送料込み、7万5589円。到着は9月24日ごろまで。



そして、ヤフオクで 電動コンプレッサーのークーラーキットも購入。
8万6800円。(市場では20万クラスのものもありますが、欠品中でした)


85Aハイパワーオルタ 7万5589円
電動コンプクーラーキット 86800円
雑材 1万
オルタもハイパワーの新品に交換出来るという大きな特もついて、
合計で17万ぐらいのほぼ同額に収まった。

ほかに電動コンプにするといいことがいくつか。
①ベルト駆動じゃないから エンジンのパワーの一部がコンプに持っていかれない。
②エンジンに負荷をかけないから アイドルアップ装置を作らなくても良い。
③たいへんめんどうなコンプのブラケットをワンオフ製作しなくてよい。(ボディ側に取り付けるだけ。)とても時間と労力の節約になるのである。
④冷却水ホースとコンプとの接触を気にしないでよくなる
などなど
だいいち、2002tiiの場合、プーリのコンプ用の溝のことなんか 気にしないで良くなるのがありがたい。


最近では電動コンプも普及してきており
旧車に電動コンプクーラーキットを装着しているコンテンツも
WEBのあちこちで見られる。
マルニの電動コンプ化のコンテンツはまだ見ないので、
ここはまた、新しいことに チャレンジ精神で ここでやってみる。


電動だからコンプの設置場所を選ばないが、(トランク内に設置することも可能)
コンデンサはやはり 良く冷えるフロントに持ってきたいので
電動コンプの取付場所は 空間の開いた このあたりにしよう。
ボディ側に適当にステ―でもつけて ブッシュを介して
ボルトオンすればいいだろう。
出っ張ってる さびだらけの腐ったタコ足エキマニは捨てて
ノーマルのエキマニに変更することで 遮熱対策を行い
多分電動コンプはかなりの熱を持つはずなので ファンで冷却装置でも作ってやろう。

ずっと懸念だった クランクシャフト・プーリーの溝問題も解決したし
またこれはこれで 取付が 楽しみである。

後記:
イーベイでも同様な商品が出ていた
しかしこれのコンデンサーはいいのだが、この大きさはマルニは収まらないのだ・・・

配線

スペック表では
電源はDC12Vで 33~60Aが必要とのころ。
792Wだからオルタで14V発電していればコンプだけで57Aぐらい使用か。
余裕を見て 80A以上のオルタは必要だろう
上記スペックのコンプのDimensionの単位は inchではなくcmの間違いだろう



コンプ裏の配線接続先 難しいことはない




低圧側の接続 

高圧側の接続 


これらの画像を参考に 
このスペースへの設置レイアウトを考えておく



BMW1502 クーラー修理完了2023年08月26日 14時50分15秒


知人のBMW1502の クーラーガス漏れ修理


今回、エキパンも交換します。
前回、冷えがいまいちだったので。


新品のフレアタイプのエキスパンションバルブ。
中身を確認


中には3本のピン。
中央に冷媒が吹き出す穴。

個のねじ込み具合で 吹き出し具合が変わります。
買ったときの状態5.5mmで組みます

エアで吹いて新旧比較してみましたが
指先の感覚でわかるものではありませんね。
でも 吹き出し方に微妙な違いを感じました。

取り外した古いエキパンのチェックボール、コマから取れていました。
違いといえば、これぐらい。


漏れがないように しっかり組みつけます。
真空引きをして 漏れがないことを確認。^^


ガスを入れていきます。



ガス圧最終値。
250g入れたところで適正値となった

良く冷えて エキパンから下流に結露しています



その後オンザロードで試乗確認をして、冷えを確認。
前よりは良く冷えています。これなら酷暑のなかでも暑いとは思わずに運転できるでしょう。


発見してしまったエアクリの樹脂ジャバラホースの裂けを補修。




これでオーナーさんに引き渡しました。

今回のBMW1502整備
・ペダルボックスカバーぼろぼろ劣化により新品に交換
・発見してしまったフロア下のでかい錆穴の補修(リベット+POR15パッチパテ)
・クーラーガス漏れ箇所2か所特定、修理 (室内側低圧ホース接続部もれと コンプ付近高圧ホースから劣化により亀裂アリ)
・ふるびたエキスパンションバルブを交換
・真空引き、ガスチャージ
しめて54,000円の請求でした。

BMW1502 クーラーガス漏れ止まるも、冷え不足・・・2023年08月09日 17時53分26秒

経年劣化よ強引なフィッティング挿入で裂けたACホース


今回、新しいホースの直径に合わせ、交換。
オーリングは別途用意です。

ホースは内側になおロンチューブの入ったたつです。


拭き出たコンプレッサオイルは15ccと見立ててコンプ高圧側に入れた。

オーリングもR12用 新しいものに。 内径11ミリ×2ミリ サイズ


ホースを接続

反対側は フレア接続。当たり面をコンパウンドで軽く研磨。

コンデンサ側のフレアのチェック。傷はない。

ここの箇所は 漏れはなかったが 念のためナイログ塗布

しっかり接続

真空引き20分!

その後、見つけてしまった雨水ドレンのゴムチューブを交換

ここに挿入。

ぴっちり はまりこみ

ドレンを下から覗いたところ。


クーラーは1時間放置したところ、赤マジックの点から圧力の変動なし。
よーし! 漏れはなくなった^^と思う。

ではガス缶を開封してガスを入れていきます。
気温30℃。
高圧バルブを閉めたら、
エンジンかけて キャブを調整し1800rpmにする。
ガスは、低圧サービスポートから入れていきます。
缶が冷えるので、ぬるま湯につけながら。


R12を1缶250g入れてここまでの圧力となった。これって ほぼ適正圧力。
ん?ほんとは400g入ったんだよ?2020年の8月の3年前は。 
6割しか入っていないのに もうここまで圧力あがるの、おかしくない??


で、冷えはというと、いまいち・・・23℃・・・10℃以下を期待していたのに~~
だよなぁ、6割しかガスはいってないもんなぁ。
でも圧力はもうほぼ上限にいってるんだよ???


これはもしかしたら エキパンのバルブがやや開度不足なのかもしれません。
だって6割程度の250gしかガス入れていないのに この気温での上原圧まで上がってる・・・
「詰まった」という完全アウトなレベルではないが・・・もう少し、エキパンのバルブが開いて 冷媒をブシューとエバポに吹き込んでほしい。そうすればもっと冷えるだろうに。
エキパンの接続は、フレアタイプか、それともオーリングタイプか・・・
外してみないとわからない。
 ‥‥と、思っていたら、
2017年にこの車をレストアしたときの画像が残っていた。
このクーラーも隅々までばらしてチェックしたのだった。

そのとき エキパンも子細にチェックしていたのだった
旧車によくあるフレアタイプのエキパンであった。
高圧のINはたぶん3/8フレア、OUT側は1/2フレアだ。

ガスの出口には バルブ開度を調節するねじがある。
外してみてこれを調整してみよう。
締めこむと中のスプリングがニードルを押して、バルブはより開き、噴射量は適正となり
エバポはもっと冷えるはずだ

入り口にはメッシュのフィルターが入っていた。
バルブ開度をいじる前に、 ここにゴミが詰まっていないかもチェックだ。
まぁ・・・この際、交換するのが一番だが。
ヤフオク!にフレアタイプのエキパンの出品があった。

同時に リキッドタンクも交換するのが吉だろう



話は戻り
はたしてこのイマイチ冷え状態で乗れるもんなのかと そのまま正午ごろ35℃炎天下のなかを試乗。
速度が乗って コンデンサーが冷えれば 吹き出し口温度は20度を切るね。
でも ファンは5割以上に回さないと やっぱ何となく暑いです。
逆に言えば、この炎天下でも「暑い!」と感じずに何とか乗れるレべルである。
本来の6割しか冷媒入れていないのに この酷暑の炎天下でもそれなりに冷えてしまうR12フロンガスの強さよ・・
さて
世間は盆休み直前、いまからエキパンを手配しても 届くのは盆明けごろとなる可能性。
オーナーさんとも相談して ここはいったん車をお返しして 盆休みに乗ってもらうなどし、
盆明けにまたエキパンのチェックの方を行うことにしました。
この日のうちに オーナーさんちに乗っていって1502を返し、
帰りはエアコンのこわれた代車で帰ってきました。^^;


ということで、BMW1502のクーラー修理、
ガス漏れ箇所はド派手に判明しましたが、そのあと 
最期はスッキリしないおわりかたの 前半戦でした。


納車は 夜に自走してオーナーさんの家まで行った。

気温28度ぐらいの熱帯夜!
でも風量も 冷え具合もこれ具合の位置で十分涼しい。
気温が下がると 良く冷えるな

吹き出し口の温度計は12℃、外気温28℃。
昼間は頑張っても吹き出し口20℃で、外気温35℃。
だいたい15度ほど冷やすってことで 気温に合致しているな。
これでも十分冷えますが もう5℃、冷えてくれんかな。
出ないと真昼間のドライブが少々厳しい。

とりあえず オーナーさんに 乗ってみてもらいます。
もっとひやしたいなら 盆明けにエキパン調整または交換だ。

BMW1502 フレアの銅パッキン 新たなガス漏れ箇所2023年08月07日 20時15分53秒

知人のBMW1502のクーラー緊急修理。

ガス漏れ跡のあった室内側の低圧ホースの接続部分に
漏れ止め対策として 銅フレアパッキンとナイログを使用する。
 
ナイログは ネバーとした液体ですね
男性諸氏はよくわかるね

パッキンのサイズ確認 
1/2フレア(=/8) つまり 4分(よんぶ)って呼ばれるやつです。


パッキンの表と裏にナイログを塗布します。
このネバリ程度なら俺のナイログでも代用できそうだ((爆))


しっかり締め付け

もぉ~漏れんやろ??頼むで~~

しかし~!
真空引きをしても、やはり少しづつゲージが戻っていきます。
あれ~~ がっくし・・・
まだほかにどこか漏れがあるんだ・・・クソ~~


方針転換。
ガスを入れてみて ガス漏れ検知器を使用することに
今回パッキンとナイログを使ったところから検査 ガス漏れの反応なし
やっぱりほかの部分だ どこだ~~
全ての接続箇所やコンデンサ、エバポ、どこもガス漏れの反応がない・・・


そこでエンジンをかけて もう少しガスを入れてみることに


するとどうだ!
コンプレッサの高圧ホースの裏側から ガス漏れしだしたではないか
てのひらでガスの噴き出す圧力を感じます
同時にコンプレッサオイルも霧状にふき出てきます。
ここかぁ~~ ちょうど裏側だ!

ボデぃフレームにコンプレッサオイルが噴き出て付着してますし
白くかすんでいるのは霧状に吹き出したコンプオイルのミストです。



コンプレッサー高圧バルブと コンデンサーをつなぐ80cmのゴムホース。
外すと ホースバンドのきわに  はっきりとした裂け目が!

ちょうどここ、エキマニに近いということで、
耐熱バンテージでぐるぐる巻いてあったところ!
こりゃ蛍光剤入れてあっても 隠れていて 見えんわ
蛍光剤入りのオイルは、バンテージのガラスクロスにしみこんでいって、
下には漏れ出てこなかったということか。

たしかに 耐熱バンテージを外してみると、内側のグラスウールに
しっかりと蛍光剤がついてました!
グラスウールなんで、外すとガラス繊維が飛んで 作業後にチクチクするのがイヤだったんですよね。^^;
何事もめんどくさがっちゃダメだ。


亀裂の裏側は こうなっていました。

ほかに、このホースの2か所にも亀裂の始まりがあった。
ホース自身の経年劣化によるものなのでした!
すぐさま 1m分のエアコンホースをヤフオク!落札し 注文しました。

ほかに、フィッティングもあったので ついでにこれも落札。


左の曲がりあるタケノコがコンプレッサーとの接続。これを上のストレートに交換する。
右のストレート・フレアのタケノコがコンデンサーとの接続。これは再使用する。

考えるに・・・
そもそもの漏れの原因は、内径10ミリのホースに、
外径13ミリのフィッテイングをかなり強引にぐいぐい押し込んでいたのが
裂けた原因でなのかもしれません。(数年前にじぶんでやった)
それに、ホースの経年劣化が加わったという事かもしれません。
今回 ゴムホースが裂けないように修理いたします。

もうこれで 漏れがなくなってほしい!

BMW1502 クーラーガス漏れ修理2 フロア腐り発見2023年08月02日 14時40分17秒

昨日 液体ガスケットで実験としてシールしてみたフレア配管。
真空引きをすると 昨日と同じ結果で、1時間で同じように圧が抜けた。
つまり、負圧を保持していない=漏れ箇所がある

ほかの箇所をブラックライトで探したが ガス漏れらしきところは見当たらず。
エバポ内は見えないが 漏れがあれば蛍光剤が排水ドレンから出ているかもしれないと思いチェックしたが ドレンには蛍光剤は見えない。(ほっとする)

コンプも大丈夫

あたらめてコンデンサ。
やや光って見えるのは アルミの地肌。

コンデンサは ガソリンクーラーを外して チェックした

電動ファンは外さなかったが 漏れとなる 油しみのようなものもない。
ブラックライトで見ても 蛍光剤の光はみえない
ただし 表側だけだが。裏側は、冷却水を抜いてラジエターを外さないと見えないから見てない。

ガソリンクーラーのホースに亀裂合ったので端っこを切り詰めて装着しなおした

装着。これ結構効きますよ。酷暑でべーパーロックしなくなった。
鼻先にガソリンラインがあるのが 追突したときに怖いですが・・・・



となるとやはり ここからの漏れか。
室内の低圧ホースのフレア接続部・・・


昨日付けたウルトラカッパー


フレアの「あたり」がはっきりわかるようになった。
どうも、中心からずれて ななめに当たっていることが判明。これがシール不良の原因か?

あたり幅が狭いところからガスが漏れる?
フレア配管を締めるときに コツがいるのか?

フレアの片側には傷は…ないと思う
いずれにしても フレア用の銅パッキンを明日挟んでみよう。
ここが漏れ原因であってほしい!




さて
同時進行のペダルボックスの錆取り。
ワイヤブラシで錆取りしていたら フロアの矢印部分に小さな 錆穴を発見。


シャシ―ブラック塗装をワイヤブラシではいでみた。
けっこうな 錆穴じゃんか・・・
ドライバでこじると 周辺のフロアがが ペナペナする・・・

ドライバの柄でコンコン叩くと、どんどん穴から 錆が落ちてくる!
なんてこった パンナコッタ!

こりゃあかんという事で、
取れるところ取ってみたら!
おお~う フロア下が錆パラダイスだでよ~!
見つけたで~ 見つけたで~ オマエの本当の姿を!
外見は色鮮やかに着飾っていても 中身は薄汚れているんだな! 


中に臓物のように見えているのは スポンジの防音材ですわ
ツツくと柔らかい まさに臓物
つまりもう、床に穴!

フロアのちょうどこのあたりになる
カーベットめくると 下が見えることだろう。あはは^^;

頑張ってワイヤブラシで錆取り!

そしてサビキラーで錆転換開始
裏の裏にも 筆先を突っ込んで!


2回目塗り 暑いからよく乾くわ


ペダルボックスも同時に塗りました


フロアの穴は 1ミリボンデ板で塞ぐことにした


ボンデ板を軽く板金して・・・ こんなもんかな。
ここはフロア強度やボディ剛性にたいした影響もないだろうから
今回はPOR15パッチパテでスキマ埋め充填し、
接合は溶接ではなくブラインドリベットで塞ぐつもり。
上向いての溶接はしたくねぇ!

BMW1502 クーラーガス漏れ修理12023年08月01日 14時07分43秒

同県の1502さん、緊急入庫!

クーラーが冷えなくなったということ。
コンプは回っているが、サイトグラスを見るもガスがない。
もちろん吹き出し口からは冷たい冷気が出ません。

さっそくゲージマニホールドをつないでみます。

20分真空引きして 様子を見ます。
真空引き後は赤色矢印を指していたのですが
1時間で青色矢印にまで圧が戻りました。
言うまでもないことですが 明らかにどこかから漏れ箇所があります。

この1502のクーラーシステムはR12の旧冷媒です。
かつてメンテしたときに蛍光剤を入れましたので 
漏れ箇所をブラックライトで確認していきます。

漏れがあれば、蛍光剤も一緒に漏れるので、派手に光って見えるはずです。

コンデンサとの接続部分 問題なし

コンデンサ自体のチェック。問題なし

コンプレッサー周辺 問題なし

配管接続部。ABAのホースバンドのダブル締め。
ここじゃあないか・・・

となると室内側か・・?

エアコンパテで保温したところを めんどいですが 剥いていきます。

おお?低圧側の接続部分・・・変だぞ

あっここだ!暗くしてブラックライトを当てると 
蛍光剤が派手に光ってます


接続部のパテむきました。黄色っぽいですね。
 もうこれだけで 漏れてるとわかる・・・

ライトあてたら こう見える

通常の目視と、ブラックライトを当てたときの 見え方の違い。
蛍光剤のついたパテは 一目瞭然です。 蛍光剤は やっぱりいいわ。

ほかの配管接続部分もみましたが、他はダイジョブでした

低圧配管のフレア接続部分からの漏れです。
フレアナットに、まったくゆるみは無かった。緩めるのに苦労したほど。
となrと原因は・・密着不足・・・フレアに傷などがあるか。


漏れたコンプオイルを10ccばかり ホースの中に追加
どれだけ入れるかが 難しいんですが。
入れないと、コンプを焼き付かせるし・・・入れすぎてもコンプ壊れるらしい。
自らのゴーストを 信じるしかありません


フレア部分をよく見ると 錆らしきものが。 なんでこんなところに・・・
これが原因なのかな


#400→800→1200と 耐水ペーパーで磨きました。
管にたまったコンプオイルを都度排出しましたので 中に磨きカスは入れてません。


このまま接続しても 、また漏れるだけと思います。
そう、自分のゴーストが告げてます。


こういったフレアのもれを防ぐには フレア用の銅パッキンを入れます。
柔らかい銅が変形し、ぴったりと密着してくれる。


密着シール剤もありますが、R12 にはどうだろうか?つまりR134aにはいいようだ


フレア銅パッキンはすぐに注文したのですが、明日到着。
それまで 以前から気になっていたことを実験する。
液体ガスケットはカーエアコンのフレアをシールしてくれるのか?
いつも使うウルトラカッパーを塗ってみます。管内に入れないように・・・
とはいえ 締める際に密着させれば内側にもぶちゅ~はみ出すだろうけど・・・しかしそのはみだしがとれてシステム内を輪っか状のガスケットかすが巡ることはないと思う。(けっこう頑張ってオイルの中でもくっついていることは経験からわかっている)


ウルトラカッパーは塗ってしばらく置いて半分固まったような頃合いで 締めること。

24時間硬化を待って また明日 真空引きして圧力変化しないかを見てみます。
真空引き後のゲージ圧に変化なければ しっかりシールしてくれたという事だが、その後の経過は未知の領域だ。・・・まぁ耐熱と耐化学性をうたうウルトラカッパーだからガス漏れの心配はないと思うのですが。(分子レベルではわかりません。)
何事も トライ&エラー&リカバーだ

・・・・・・・・・・・・・

もう一つの整備事項が ペダルカバーの交換。
ご覧のように 経年劣化でボロボロです
以前からこれは知っていて、次に入庫したときにやろうネと1年前から言ってあった箇所です

手で落としました。


予想どおり、なかは錆びてます。水がはいってじめじめと溜まるんでしょうねぇ~
また錆取りの作業です。

今回の整備は 1週間で上げたいな!

BMW2002A アームレスト、クーラー吹出口の改良2023年07月03日 06時19分55秒

当初からあった 後付けアームレスト 兼 小物入れ
この位置が高すぎる

脚の部分を改良。切って、曲げて、溶接で繋いで・・・・

補強溶接もして ブラックで塗装
全体的に3~4cm下げた


色々試行錯誤して やや前かがみに作りました。
このほうが肘を置きやすい事が分かった。

コルゲートチューブをはめて 車内に設置。というか 置いただけ。
後ろ足の方が センタートンネルを抱きかかえるようにしてある


低くなって いい感じ


夏は汗でべたつきがちなので タオルを巻いたほうが快適


ただしサイドブレーキを引くときは 肘を上げてこんな感じに^^:



続いて。
うるさくもなく よく冷えるクーラーだが ひとつ不満なところがある。


吹き出し口フラップの左右操作がガタガタで軽すぎる!
勝手にあらぬ方向を向いてしまい、好みの方向に固定できないのだ。

これを直すために吹き出し口を取り外した。

このように 軸がはまっているだけなので
ドライバなどで注意して こじって取り出す。


ちなみにこの奥には 開閉フラップがあり こちらは大丈夫


5枚の整流板が1本のプラスチック棒で連結されているのだが
はずれないよう ステンの細い針金でくくってやる。
下側の軸にも 3周ほど針金を巻くことで、抵抗が増して操作感はいい感じになった。


吹き出し口を はめなおして確認。
これで微妙な角度調整も できるようになり
吹き出し方向がしっかり固定できるようになりました。



BMW2002A クーラーガス入れ2023年06月20日 18時11分39秒

いよいよクーラーのガス R134aを入れます。
納屋ガレージ内の温度計は23℃。



高圧ホース低圧ホースに ゲージマニホールドをつなぎます。
これらクイックカプラがすんなりセットできるのも、サーモスタットへのホースの取り回し工夫と
チェーンテンショナースプリングハウジングの飛びだしをうまく避けて
コンプレッサーのブラケットの位置決めの苦労の結果です。


真空引き20分。


真空ポンプを止めて、そのまま20分放置して
負圧が保たれていればシステムに漏れはない。


真空ポンプを外し、ガス缶をセットし、エアパージします。


低圧側バルブをあけると、ガスが自然に入っていきます。
負圧だった圧力も徐々に上がっていきます。

ではエンジンをかけて、クーラー全開にする。
ガスが低圧側から どんどん吸い込まれていきます。

お風呂ほどのぬるま湯に漬けながら 気化を促します。
1本目が空になった


次はワコーズのPAC(パワーエアコンプラス)をエアパージのうえ1本入れる。
添加剤ですね。


そしてガス2本目をセットしエアパージ。



圧力計がいい感じになってきました。
低圧0.18Mpa   高圧1.3Mpa  (クーラー稼動時)
範囲内に入っており 適正な圧力といえるでしょう。



コンプレッサーの電磁クラッチもちゃんと回っていますし
レシーバ/ドライヤのサイトグラスには
液化した冷媒とそれに混じる泡が良く見えます。


サイトグラスと圧力計の動画は


差し込んでおいた温度計は摂氏6度をマーク!
最初差し込んだときは25度でしたよ。冷えは ばっちりですね。



ガスはトータルで350g入れました。やや気持ち少なめにしてあります。
この大きさのクーラーシステムなら これぐらいでしょう。



クーラーの冷え具合の強さがここで調節する。
真夏にガンガン冷やしたいときは「強」側へ。



コンプレッサーのタイマーリレーもちゃんと働いており
クーラーONで電動ファンが回り、3~4秒後に500rpmほどアイドルアップし終わってから電磁クラッチが入ります。コンプレッサーの負荷で200rpmほど下がりますね。
アイドルアップの回転数は今後調整します。
動画リンク(アイドルアップ装置)
https://youtu.be/HJrh35pq5zs



今日はそんなに湿気も感じず、車体下への水滴の滴下はとんどありませんでした。
ちゃんとドレンできているか、後日また 確認します。
・・・後日確認しました。ちゃんと エバポレーターで結露した水は 排出されています^^

今日はガスが入って適正圧力になり、漏れがなかったので よしでしょう。
キャップを締めて 完了です。

これで これからの暑い夏も 快適にドライブできるでしょう。^^