BMW2002A ボディ細かい錆補修 32023年05月19日 14時15分47秒

ボディ細かい補修その3は ルーフまわり

ルーフのモールの下、さびています。
ここも良くさびるところです
なかなか目につかないところであり
ここを 「マルニの死角」 という

窓のゴムパッキンがあるので 
割りばしなどを突っ込んで 広げています。


マスキングをして、モールを傷をつけないようにして
120番ペーパーでシコシコと錆落とし

取れるだけとったら レノバします。

さっそくクロサビに変わってきています。

左側も同様に

地道な研磨です
ペーパーを折り曲げ、差し込んで研磨します。



こちらはルーフに浮き出てきたサビ 2か所ほど目目立つ

この下には・・・

塗装をはがすとサビ

良く研磨して

サビキラーで錆転換

ってところまでやってあったので
今回は120番ペーパーで足付け研磨して 細目パテ付け

パテ研ぎ開始 240番、320番

モールの雨どい付近の錆も落とし、
研磨終了で このあとサフを吹く。

サフ吹いた後に #400番で最終研ぎ

手でなでて 光を斜めからあてて 
感触と視覚で平滑度をチェック
ここまで来て 脱脂拭きして、ようやく上塗りだ



ついでに 給油口の錆も取って
レノバ吹いておきました


いや~疲れるね~~ 自分の車じゃ ここまでやんないよ(笑)
でも特に このあたりは 車に乗り込むときに目に入りやすい部分ですから
錆は見たくないもんね。


自分のマルニで
錆びの箇所には サビキラー塗ったままで ほうってあるもんね(笑)
まさに 紺屋の白袴 な状態

BMW2002A ボディ細かい錆補修 12023年05月17日 13時39分03秒


ここの部分 塗膜に ひび割れみたいなのを発見
(写真撮り忘れ)

こいつはいやな感じがすると思い
カッターの刃の先でえぐったら ぼこっと 塗膜が取れた。
取れるだけ削りとった結果がこれ

塗膜が密着していないか、
あとで内側から押されて塗膜が割れたか。
なんか地金に ぽこっと膨らんだような箇所も見える・・・
現状、塗膜内に水が入って 錆も発生し始めています。


すぐに電動サンダーで研磨。
パテを打った跡が出てきました。



すぐさまパテ付け


硬化後に研磨 120-240-320-400番手

プラサフ吹き1回目


もう数回 サフを吹き 後日フェンダーごとまとめて塗装


・・・というように 
ボディのあちこちに見受けられる 細かい錆の補修を
何か所か していきます。

BMW2002A フェンダーパテ研ぎ2023年05月16日 13時28分25秒

サビ穴補修した 右フェンダ―

強度は必要ないところなので
鉄板をJBウエルドで貼り付け 研ぎ
パテ盛りまでしてあった


j今回 パテ盛りしたところを研ぎます。


埃っぽくなるので 外に出して作業



空研ぎ 120番から240番へ


赤チョークの粉を当てながら 研いだところがわかるように


手で触って かすかな 凹みやふくらみを感じながら


研ぎすぎた場所には 仕上げ用パテ付け


パテ硬化までの間、ボディの細かい穴を処理
フェンダーとの継ぎ目のところ。

薄い鉄板をJBウエルドで貼り付け

右側にも錆個所

まずは錆転換処理をした あすにでもパテうめ

ボンネットを外します。
このボンネットは車検のために自分のマルニから移植したもの。
もう3か月近く載ってました

外して

自分のマルニに 戻しました
手前と向こう、同じアイボリーでも微妙に色合いが違う。
手前のにしやんのは 日産KJ7 というカラーコードのマーブルホワイト。ややグレーの混ざった寒色系アイボリー。(前回、バンパーの裏に塗った色がこれ)
向こうの2002Aは シャモニーの50年物(笑)で、やや暖かみのある暖色系アイボリー。


こっちの画像の方がわかりやすいと思う。ボンネットだけ 色が違う。(ボンネットだけ KJ7)

にしやんのマルニ(KJ7で全塗装)  ややグレーっぽく見えると思う
お気づきだと思うが、側面の黒プラスチックのドアガードのモールはない。(とってある) これだけでよりクラシックに見えるのである。




フェンダーのパテ研ぎ 320番で終了。
明日プラサフ吹きして 最終研ぎ、面の確認。その後上塗り。




フェンダーとの継ぎ目 
柔らかい隙間充填剤がはみ出し、そこに埃が詰まって黒くなっていたので削って剥がした。
ここも錆補修後に パテを乗せる


やや段差が見えるようにして盛る。 

右も


フロントを全体的にサンディング(足付け)。
あすマスキングして フェンダーとともに塗ります。

BMW2002A ステッカーはがしのひとときに2023年03月30日 07時51分00秒

ボディワークついでに オーナーさんのリクエストで
左フェンダーのステッカー剥がしまーす


もう 混然一体、神仏混交、脈絡やアリバイといったもののの無い
不思議なコレクションとなっております^^
なんでみんな フェンダーに貼るんでしょうかね~
乗り込む前の確認?

ピタゴラス定理とか貼っておけば 覚えるかも?!
「三角形ABCが∠ACB=∠Rなる直角三角形であるとき、  a2+b2=c2が成り立つ。」
・・・人の道を外れてはいけない。
パスカルの定理も いいかもしれん?
「円に内接する六角形の相対する3組の辺の延長の交点は 1直線上にある。」
・・・人生いろいろ。家族を大事に。
エネルギー保存の法則

「エネルギーの変換において それに関わたエネルギーの総量は一定である。」

・・・人生楽しんだもん勝ち。



あほなことを 考えながら ドライヤーで温めながら剥がす。
Castrolはもう入れてないから Mobil1を貼りたいね
Bilsteinも入れてないし。KYBだし。

残った糊分は ステッカーの粘着性を生かして 地道にはがす。
目には目を、糊には糊を、海苔はノリ弁で。
数千年前のハムラビ法典はレストアにも通用することを確認した。


ようやっこ 取れました~
70年代 子供の頃 
はりはり仮面やビックリマンチョコといった
食玩シールを集めてたのを思い出し
涙しながら剥がしました~

それはこのマルニが新車で買えた70年代のころに
流行ってたシールなんだよな~

そうだ!どうせなら 70年代ノリで はりはり仮面の シールを貼れば?!
メルカリやヤフオクで売ってます(笑)
とりあえず今は 無地に いたしました
今後また アナタ色に染めちゃってください!

BMW2002A ボンネット仮付けとキドニーグリルやミラー等の外装品装着2023年02月05日 06時50分05秒

預かっているマルニのボンネットの上塗り塗装がまだ終わっていません。もう少し暖かくなってから塗装することにします。
先に車検も取りたいので 当面、自分のマルニのボンネットに付け替えます。


さっそくボンネットを外しました

ここのヒンジと

ここのボルトナットを外すのみ。

17と13ミリ。古いBMW定番コンビですね。


ヨッコラセッっとボンネットを移動し 預かってるマルニに とりあえず乗せただけ。

位置を調整します

フロントグリル下側のぞしくと ヒンジの穴が見えます。

とりあえずボルトを 左右のヒンジに1本づつ締めこみます これでボンネットが仮固定される

次にここにボルトを通します。



チリをみながら 

ボルトを緩めたり締めたりで 微調整



次に締まり具合の調整
まずはロック部分の掃除。あ、ワイヤーが外れている。

綺麗に掃除して、ワイヤーもかけました。ワイヤーの痛み(ほつれ、断線)は無かったです。
ゴム部品も 交換時期ですね

ここの部分を微調整して ボンネットの閉まり具合の高さを調整します。

こんな感じかな




ボンネットの取り付け後に わすれちゃいけないのがここ。
マルニ独特のウオッシャーノズルです

ノズル先端が ボンネットのグリルにかくれちゃっていると ウオッシャ液がガラスに届きません

このようにグリルの隙間から ウオッシャ液が出るようにしてください

やわらかい真鍮ですので 指で曲げることができます

日ごろの注意点としては この位置にウオッシャノズルがあるのですが

エンジンルームの整備中に ついついここに手置いてしまうことがあるので その際についうっかりウオッシャノズルを曲げてしまう事です。注意してください。この部品は欠品中です。(真鍮製なのでハンダ付で治せますが)



ボンネットのロック操作レバー

ボンネットはとりあえずこれでいいでしょう
今回取り付けたにしやん号のボンネットの塗装色は 若干グレー味がかったアイボリーホワイトなんですが(日産:カラーコード KJ7 アイボリーホワイト(マーブルホワイト))ですが そんなに違和感ないですね

キドニーグリルをつけます


樹脂部分にクラックがあったので 昨年のうちに補修しておいたものです。
針金を通してクラックを寄せて補強し、そこにJBウエルドを流し込む定番の方法
今回はそこに 新しいM6ボルトを仕込んでいます。


ここにはめて 裏側から上下2か所 M6ナットで締めこむだけ

キドニーグリル装着完了


黒樹脂グリルのとりつけ タッピングで 左右それぞれ4か所

タッピングは4パイ×16ミリの新品で。よくこれがさび色になっているマルニがあります。
防錆塗装も弱いので定期交換部品です。

取付完了!後期型マルニのカワイイ顔になりました^^

右ミラーなんですが 
ミラー部分の関節がもう ぐらぐらで ミラーがだらりと下を向いてましたので取り外し


10ミリのボルトで締めこんで関節部分の強さを調整できるようになっているんですが 
ミラー側のねじ山がもう限界なのか どうやってもボルトとかみ合いません。

一方、ドア側の受け部分 周辺がさびていたので ケレン後 錆転換剤(サビキラープロ)を何度も塗る。

よく乾燥させては また塗り


ワロスでセールの時に買ってあった新品ミラーの取り付け

ゴムパッキンも新しいもので 柔らか~い
取付はこの穴のなかにある六角イモネジを締めこむことで固定される。

ミラーはそんなにバカ高いわけでもない。ただし現在 今回取り付けた右側は欠品中。あるうちに確保しといてよかった。

ゴムシールは硬化するので 予備に確保しといたほうがいいだろう



次はジャッキから降ろして 近くの知り合いの整備工場に
車検前の各部事前検査に向かいます。
自賠責加入して 仮ナンバー とってこなきゃ

BMW2002A ボンネット裏汚れ取り2022年10月23日 21時51分45秒

久々にボンネットを出しました。


裏側、結構汚かったりする

こういった錆も 今のうちにとっておかないと。

あとは、スポンジが貼ってあったのだとおもうが その名残

ボンドがべっとり残っています。


こういうのにはクリーナーキャブで溶かす。

柔らかくなったとところを スクレーパーで!

こっちも!

結構ごっそり取れるので きもちいい

だいたい取れました。

あとはいくつかの錆とりと塗装ですな~

BMW2002A 雨どいづくり2022年08月24日 12時52分12秒

バルクヘッド付近(ヒーターブロアやワイパ機構のあるところ)の雨水の流れ。
雨でなくても、例えば洗車をした時にボンネットにかかった水がここに落ちてくる。


合計3つのドレンがあります。左右と真ん中の3つ。


左右はそれぞれエンジンルームの隅に落ち そこから地面に水が流れるのでよいのだが・・・


問題真ん中の方だ。エンジンルームに水が落ちてくる。
ちょうどエンジンとATのベルハウジングの上に水が落ち、
ベルハウジングに空いている穴からベルハウジングの中、つまりトルコンがある部分へ水が流れていきそうなので。。。そうならないように雨水ドレンを作った。


古い曲がりのゴムホースを流用。



ドレンのホースを切りそろえ ちょうどいいプラスチック容器を受けにして
バルクヘッドから流れて来た水が ATのベルハウジングに入っていかないようにした。

何もしないと、雨水はベルハウジングに入っていってしまうだろう。たとえそうでなくとも、ATのベルハウジングをつたい、地面に落ちることになり、途中のセレクタースイッチのコネクタなどが水で濡れてしまうことになる。



ベルハウジングの中にはATのインプットシャフトやトルコンがあるので 水なんて入ってほしくないのだ。



ドレン設置後 雨水はこのように助手席側に流れていき


ホースの先の銅パイプ(これまた廃物利用)から地面に流れ落ちる仕組み。

エキゾーストパイプに水はかからない位置だ。

以外にこういう工作が 楽しいのだ。^^
この銅パイプの横に 今後さらに エアコンの室内機から出る水を排出するドレン配管を作るつもり。

BMW2002A サイドシル左側などにノックスドール吹き込み2022年06月11日 08時01分19秒

サイドシルの左側 及び フロア下の袋状のところに 浸透性防錆ワックス、ノックスドール750を吹きました。

前回 右側サイドシル施工時の記事は こちら

リアのタイヤハウスにも ノックスドールを使いましたね。記事は こちら





吹き込み時の内部の動画は こちら



吹き込み前。ほとんどさびてない。優秀だな~~

錆の見えている狭い隙間に 長い吹き込みノズルを差し込み


吹き込み後。
缶に付属の全方位噴射ノズルのおかげで ちゃんと全面吹き付けられています。

さすが高浸透性。ボディ下からノックスドールの雫が垂れてきた。

あちこちの穴から 吹き込みます。




いや~~ これは さびてないわ~ さすが雨に乗らない車ですね。
以下に自分のマルニが 錆のひどい車だったのか わかりますね。




フロア下にある袋状構造部のところも吹き込み。
ここは内部が結構さびていますよ。

吹き込んだ後 ミストが ふわ~と出てきている。

吹き込み後 防錆剤でヌレヌレ。
・・・って もうしっかりさびてますが・・これ以上の進行を少しでも止めたいという想い。


缶が次第に軽くなり ワックスが残り少ない。
最後に後ろのこちらの穴からも吹き込み。中はやはりサイドシルにつながっている。

これで1本使い切り。
長い全方位噴射特殊ノズルは今後なにかと使えそうなので ブレーキクリーナーを吹き通してノズル先をきれいにしておいて保管しておく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・




旧車でなくても、このノックスドールは防錆のため施工しておくことをお勧めします。
マルニ1台に 500mlが3缶もあればじゅうぶんです
サイドシル内部、フロア下の袋状構造部、リアのタイヤハウス上部袋 フロントの奈落の底部分 が施工できます。 

BMW2002A サイドシル内部 防錆処理 ノックスドール7502022年03月28日 07時31分31秒

サイドシル、ここですね。
中が空洞になっており 知らず知らずのうちに さびてくるところですね。


にしやんのマルニはここの錆がひどく、サイドシルを切って 鉄板で作り直し、
接着剤とリベット打ちで作り直しました。
2007年ぐらいだから、もう14,5年も前の話だよ・・。自分的には7,8年ほど前って感じなんですが・・・
詳しくは
を見てくださいね。




さてこのマルニはどうか??

カーペットをめくったら サイドシルのところに2こほど丸い穴が開いています
リアシーとの下あたりと


前シートの横当たり。ここからフレキシブルカメラを入れて 中の様子を見ます。


サイドシル内部の撮影。
出っ張りは、シートベルトのリールを取り付けるボルト受けですね。

サビ地獄かと おもいきや 案外きれい
サイドはさすがに さびてますが。


合わせ目など



サイドシルの底部分 埃が若干。

もうどこがどこだか わかりませんが 
にしやんには だいたいどのあたりか見当がつきます。

50年でこうなってさびてくるんだね。


でも強度はしっかり 保たれているはず。

断然きれいですね!(うちのと比較して)
ただ、さびているところもあるので、ノックスドールします。

吹き付けた後。
内部、まんべんなく浸透性防錆材で濡れています。


ピントが甘いですが 中はまだ 防錆剤のミストが漂っていて そこには少し防錆剤のたまりが見えますね。
でっぱりは、シートベルト取付のボルトの受けですね。

テロテロ。^^

あ~~50年ぶりに しみるわ~~~ なんて マルニさんは言ってるんですかね??


前側のところからも 吹いておきます。

しっかり浸透して これ以上の錆を防いでくれよ~

まぁ 2年の車検ごとに吹いておけば もうMAXばっちりだと思います。

リアタイヤハウスの袋状のところ左右と、
サイドシルの右側を吹いて、500ml缶が1本空になりました。
けっこう吹けますね。

あとやるところは、
・左のサイドシル内部
・リアのタイヤハウス周辺、室内側から吹く
・フロント下端のいわゆる「奈落の底」と呼ばれる部分
をこいつで防錆しときます。
ここが、その奈落の底・・・
整備していて ここにねじを上から誤って落とすと ここの狭い箇所に落ちて、もう回収できなくなるんですよ、ここ。
底にはいっぱいそんなモノたちが溜まってます。(笑)

ちなみに先日ご訪問頂いたオーナーさんのご意向で
今回はここを切除しないで 防錆処理だけをすることにしました。
将来、地元の板金屋でしっかりやってもらってください。


BMW2002A タイヤハウス内塗装2022年03月25日 15時33分36秒

タイヤハウス内、オーナーさんとの相談で ボディ同色系で塗ることに。


大好物のドン兵衛の汁を1杯分 塗っていきます(笑)
ホームセンターで売っている 普通の鉄部用油性塗料。


最も奥まったところから塗っていく・・・
汚い色が 綺麗な色に塗られていくのは 気持ちがいい。
下地はミッチャクロンマルチ。


こってりしたアイボリー塗料だから 厚みが出る。


塗り終わり。
サブフレームやエンジンの下回りは 今後ブラックにキメる。
このコントラストね。




ここはブレーキパイプの2穴と ブレーキホースを固定するプレート穴。

こんなん塗るだけでも 1時間かかったよ!