2002tii エンジン降ろし2024年02月09日 09時50分09秒

さて~ じゃ~ 
レストアのために預かってるBMW2002tiiのエンジン、降ろします。


しまってあった エンジンスタンド登場。


エンジンを吊るために ワイヤーを使うんですが
それをひっかけるための「シャックル」をエンジン前後の2か所に取付



シャックルにワイヤーを通します。
後ろの部分、4番シリンダのインジェクターとデリバリーパイプにワイヤがあたるので
損傷を避けるため ここだけ外しときました

フックの位置調整をして・・・



納屋ガレージの鋼鉄製の梁に チェーンブロックをひっかけ、
その真下にマルニを手押しで移動。

ワイヤに若干のテンションを与えます


もうエンジンが落ちることはないので
最後に残ったエンジンマウントのボルトを外せば
エンジンはボディと分離します。


ここから先の
エンジン吊上げ状態の写真は 集中してて撮り忘れ~~^^;



ということで、エンジン降りました。
すでにエンジンスタンドにセットされています。


いますぐエンジンをオーバーホールはしません。
ボディワークを先にやってからになります。
でも ある時点でばらして、エンジン内部の交換すべきパーツを見極めて
はやめに注文しとかねばなりません。モノによっては数か月待ちになることもあるので。
もしかしたら、シリンダーのボーリングとか必要になる場合もありますので(現時点ではその必要はないと判断しているが)

今はギアボックスとともに しまっておきましょう。

左右のエンジンマウントは やはり切れはじめていましたね

どうりで エンジンアイドリング状態で 振れるんだな・・・
BMW2002tii レストア前のエンジンアイドリング状態の動画は
エンジンが ぶるぶると振れているのがわかります。


エンジンのなくなった2002tii
海外ではここにホンダS2000のエンジンを積んだり
ボディも改造してレクサスのV8を積んだりするマニアもいらっしゃるようです。^^

は~い じゃ~ お決まりの記念撮影。(セルフタイマー)

あとは 再びジャッキアップして
ブレーキ一式と ステアリング関係を外したら
左右ストラット&サブフレームをまるっと落とす。
デフを含めたリアアクスルも落として、
左右ドア、そして内装品を外してドンガラ状態に持っていくことになります。
ボディだけのドンガラ状態にしたら、ボディ板金リペアのためのカーベキューのフレームをセットして、レストア第1章おわり、という流れですかね。
そしてボディワークの第2章へと。