丸テール 配線ムキその42023年10月01日 07時42分08秒

今回は 車体下に配置された配線群を 上に引きあげてサルベージする作業



ご覧のように ステアリングギアボックスを固定するサブフレームの脇、
その小さなスキマに集中して重要な配線群が通されています・・・。
なんで こんな狭いところをわざわざ・・・?


その配線群が 左右に動くステアリングアームのわきを通っている。
右にすえ切りしたら、配線群がアームに押されてしまうよ?
しかもなにやらリレーまで配置されているではないか。
ここ、水たまりを通過したら 水がダバッととかかるところ。
自分ならまず こんなところには設置しないな。


配線を丁寧に抜いていきます


狭い隙間を通っているので これが 抜きにくいんだわ!
スタックさせないように押し引きしながら・・・・だましだまし抜きます


ようやく抜けた・・・


ホーン関係の配線を分離。
しかし、本来、リレーをかませるべきホーン配線から、リレーは省かれています・・・
直結か・・・
ステアリングの真ん中に取り付けてあるホーンボタンの中で、押すたびにバチッと火花が出ていたことであろう・・・怖っ!



あとはブレーキブースターのわきから 配線群を上にサルベージするのみ。


ゆっくり、丁寧に

 
サルべージ完了!
これからはもう 陽のあたらないアンダーグラウンドな生活をしなくていいからな。


不必要なぐらいにコッテリ巻かれたBTテープ(ベトベト・テープ)を
丁寧にカットしていきます


ホ~ラ出るわ出るわ
配線色の変換、もう、あちこちに・・・

これも


これなんかもうツギハギ・・・
普通なら 元から1本にひきなおすだろうに

どうなったらこういう事になるのか、自分なりに考えてみた。
・ていねいにやる時間の余裕がなかったのかもしれない
・一本もの配線を買う予算もなく、予算が限られていたのかもしれない
・この車への愛情が そもそも 無かったのかもしれない


まとわりついたベトベトも、丁寧に溶かしてふき取ってやります。
KUREのキャブクリーナーは決して安くないスプレーだけど、よく溶かしてくれるので
こういった汚れはよく取ってくれますね。


これでほとんど 被覆ムキは終わりです。


これからは、系統立てて、配線図とニラメッコでをチェックし
必要な箇所の配線を引き直し復旧させます。(これがまた時間がかかるんだよ・・・・)

組み上げには これに懲りてあまり被覆テープで巻かず、
以後のメンテが容易なコルゲートチューブを使うようにします。

にしやんは 丸一日この作業をしているわけではないので
少なくとも2~3週間はかかるだろう。

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