丸テール ハイパワーオルタネータ到着2023年09月24日 15時06分43秒

今度は キャブ2002用のハイパワーオルタネーターが
カリフォルニアから届きました。

イーベイのいつもの会社から購入したもの。

このハイパワー発電量 95Aがないと
オーナーさんご要望の 電動クーラーの装着できません
電動クーラーは最大60A程度を必要とするらしい。

後ろは ボルテージレギュレータ内蔵式、バッテリへの太い配線と
メーターにいくD+の配線のみ。あとこれに アース線をつなぐことになる。


左がキャブ20002用オルタ。右がインジェクション用(2002tii)
ボルトを通す部分の長さが違います。

2002キャブ用は51mm、

2002tii用は71mm




では
この丸テールマルニにもとからついていた、ベンツ用と思われる65Aオルタを外します。
15ミリと17ミリと13ミリ必要
15ミリのボルトヘッド??なんかいつもとちがうな・・・


外れました

新しくとりつけるオルタと 比較します
外径サイズ等 ほぼ一緒ですね


正面形状同じ。でもプーリーの径が違うね。これは大した問題じゃない。
しかし!!それよりも まずい違いが!
取付ボルトの穴の直径が違う!!
外した65AオルタはM10ボルトで取り付けてあったが
これから取り付けるものはM8ボルトでブラケットに取り付けなければならないのだ。

マルニ用のオルタの穴はみんなM8でいいのだが
取り外したベンツ用のオルタの穴が少しでかいということだ。


10ミリの穴に 8ミリのボルトはとおるけど、ガタガタになっちゃうじゃん!
ボルト長が2ミリほど長いので の先端を少し削り。
ここに出っ張らないようにしないといけない。


ウ~ム ・・・ このブラケットごと 交換する必要がある。 
ブラケット固定のこのボルト頭も ウォーターポンプのプーリーに当たってるし・・・
プーリー外さないと ブラケット外せない・・・

こうなりゃもうラジエターごと外してやって


ファンを取って


ウォーターポンプのプーリーを外し


ようやく オルタのブラケットが外れました


このブラケットと65Aオルタは 離れられない運命だったのでした
思うに・・・
ベンツ用の65Aオルタが使えるということで持ってきたが、その取り付け穴がM10ボルト用だった・・・しかたないから
マルニのブラケット(M8ボルトが通る穴が開いてる)を
M10ボルトを通すために ドリルで10ミリに拡大した、というようなヒストリーなわけですな。


・・・・・・・・・・・・・・・・・
この外した65Aオルタは 当方の予備として オーナーさんから 買取しました。
その分 ハイパワーオルタの代金から 買取分を差し引きます。



とうことで 新しい95Aハイパワーオルタを取り付けるために
M8ボルトの通る純正ブラケットが必要になってしまい
ヤフオク!にでていた中古品をゲット~

なんかひとつやるにしても
いつも難関が待ち構えていいますなぁ~^^;



・・・とはいえ、だ
近々、ここ(キドニーグリルの裏)に クーラーのコンデンサを取り付けることになるから
どうせラジエターは外すことになっていたであろう。
しかしこのマルニ、いわゆる「奈落の底」部分※が ほとんどさびてないね・・・
これはすごいわ

※BMW02シリーズのフロントグリルの裏側の、底の部分。
深いV字峡谷みたいになっており、ここはよく水が溜まるので
めちゃくちゃさびるところなのである。
また、いろいろなボルトやナット類が落っこちているところでもある。(笑)