BMW2002A ドア内張外し方とドア内部メンテ2023年05月21日 14時20分21秒

BMW2002のドアの内張の剥がし方を説明します。


六角レンチで三角窓の蓋を押し外し、中心のプラスねじを外します。

スプリングも入っているので 外します

窓ガラス操作ハンドル マイナスねじ


4か所で止めてあります

ここはクロームのカバーをずらしてやると ビスが隠れています

開閉レバー プラスチックのカバーを外します

あとはマイナスねじを外すだけ。
この車には 最初からこのプラスチック部品がなかったので
ワロスから買いました。あとで組み込んでおきます。

内張りはがしでトリムクリップをはずしていく



上の部分で止まっていますので 無理にこじらずに

ヘラのようなものをこの部品に差し込んで 上に押し上げると
内張全体が外れると思います

こういうクリップが4つがドアに食い込んでいます



これだけ外すことになります。
ドア内張を外したところ。

ビニールはかなりやれているので 今回交換してやります。厚手のビニールをブチルゴムで止めるつもり。
車検後の試乗では ここの密閉が甘く 外の空気が室内に入ってきていました。
夏は暑い空気が、冬は寒い空気が 走行中に室内に入ってくるので 空調に悪影響を及ぼします。




ドアの底をk覗く。予想通りの状態。錆穴が開いていないだけまし。


レノバスプレーか、浸透性防錆材を吹き付け。

このマルニには キーレスエントリーのソレノイドが装着されていたので
その配線をチェックし 配線を保護する。

あちこちに使ってる コルゲートチューブ


ドアハンドルを外しました。
これを外したくて 今回 ドアの内張をはがしました。
黄色いテーパー状のワッシャは なくさないで。


ゴムパッキンはパッキンと割れたような・・・。

ワロスで買った新品のゴムパッキンに交換予定。
ドイツのパツキンのおねーさんが送ってくれたと思いたい。

長年の水垢としみつきをペーパーで削り落とし


窓ガラスのスライドレール部分、滑りをよくするため
汚いグリスはふき取り、新たにグリス打ち

歯車にも。
何度も窓を上げ下げして馴染ませたので、軽い操作でガラスが動くようになりました。

トリムクリップの受け側のパーツ。いくつか欠損のため 新品に交換。
穴に押し込んでいく。

こちら トリムクリップ。


このあたり 油と埃でかなりきたなく汚れていたので
シンナーと筆で汚れを流しつつ ウエスで汚れをふき取り。
だいぶ見た目 良くなりましたよ。
往年の美女は ワキのお手入れも欠かしてはいけないのである。


ドアキャッチの部分もかなり汚れていたので こちらも洗浄清掃
矢印の部分のパーツ、 バッファ という。
劣化の色合いなので新品に交換。
この数百円の小さいパーツのあるなしでは ドア開閉のフィーリングに
かなりの差が出るんですよ。

受け側の方も 綺麗に洗浄清掃。


その後、ミラーとハンドル周辺はマスキングのうえ、足付けしてプラサフ吹き。
ハイビルドタイプのプラサフなので、ややドロリと濃いめをカップに入れ
スプレーパテのように4~5回吹いているので 仕上げパテ付けは省略できた。

指触乾燥後。
特にミラー周辺は厚めにつくよう何度も吹いた。
乾燥後 ぺーパーで研いでフラットにし、上塗りの下地を作る。

とにかくこの周辺は 乗り込む度に目にする場所なので
ミラーやドアハンドルのゴムパッキンしかり、
きちんと仕上げたい。


オーナーさんはマルニに乗り込む度に

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
にしやんの愛車はBMW「?」←数字4文字で答えてください(スパム対策)

コメント:

トラックバック