BMW2002A LEDメーター球を交換2023年03月26日 13時30分46秒

今日はオーナーさんからのリクエストを受けての作業
メーター球を交換します。


夜間のメーターの照明です。
これまではLEDバルブを入れておりましたが 明るいのはいいが 
メーターだけ青っぽく見えて 全体的に統一感がないということで、LED電球に手を加えます。

現状 これですが 夜間走行では ハロゲンヘッドライトの色合いと差が出て青っぽく見えてしまいます。

現状のLEDに マスキングテープを貼ってはどうかということで 試してみることに

合計4個に貼ります

交換後。
黄色すぎる・・・・まるでイエローバルブだ。

マスキングテープ作戦はどうもアカン

左から 従来のスタンレー白熱球バルブ  今使用中のLED  そして今回使う電球色LED


今回使用する電球色LEDバルブ 国内生産の日星工業のもの。
長寿命5倍なのでほぼ球切れの心配なし、
そしてこれまでの消費電力の90%近くをカットする電球色のLEDだ。4個用意します。


このバルブ、マルニのポジション球やライセンス球には使えない形状です。


ただ、このまま基盤のソケットにはめて使うと、ソケットの極性形状の問題で メーター基盤が焼けてしまうため、4このうち2個は分解します (自己責任でやっております)

このように2本のプラス/マイナスの足を熱収縮チューブで絶縁して


マルニのソケットに 絶縁テープを折り畳んで詰め込んだところに このようにLEDを押し込む

 しっかりはまっており 自己融着テープを丸めてつっこみ絶縁もばっちり 
ちょっとやそっとの振動では外れません 
つまりこのマルニの電球ソケットはプラス/マイナスの極性がないタイプなので
このように加工し、極性ありのソケットとする。
ご存じのように LEDにはプラス/マイナスの極性があるので そこんところをしっかり確認する必要あり。
点灯試験の上 ソケットにプラスの表示を書き込みする

点灯試験。プラスマイナスの確認。

配線図を確認のうえ 基板のプラスラインを確認

基盤のプラスラインにLEDのソケットのプラスが乗るようにはめること。

ソケットのプラスと 基板のプラスを 必ず合わせる

このように はまりました

安定化電源につないでテスト。ちゃんと点灯。うん、電球色だ。(同商品で ホワイト色もあります

タコメーターの反射板が茶色くさびていたので

アルミテープを貼っておいた 少し照度アップに貢献するでしょう


タコメーター裏の照明は2つ。こちらはソケットが極性ありのタイプなので、
既製品をばらさずそのままはめ込む。ただし、プラスマイナスを間違えないように。


合計4個のメーター照明用ランプを 電球色LEDに交換して くみ上げました。
真ん中のスピードメーターにぐるぐると巻いてある黒いコードは、もとからついていた
時速100kmオーバー警告ブザーの配線です。使用しないので今は外して巻いてあります。
ハイビーム表示灯の照明は、色付き樹脂のブルーが濃くてオルジナルの白熱灯ではなんか見えにくかったので
なるべく明るいものを使いたいと思いホワイト系の輝度の高いLEDを使用。結果正解でした。

このように3種類のバルブが使用されています。



メータ裏の12ピンソケットの3番(水色の線、アース)、4番(赤色の線、メーター照明のプラス)に
安定化電源を接続してテスト。


ちゃんと点灯。
電球色っぽく 落ち着いた発色になった。


時速60~90kmの範囲は 運転中にスピードを気にして割とよく見る範囲であるので 
ちっと裏技を使い とくに見えやすくした。

旧車っぽい電球色の色合いで 
数字もきちんと見えて 暗くはないと思う (以前より はるかに見えやすいです!)

比較として こちらは交換前の くっきり見えるが 青白っぽいLED
どちらが好きかは 個人の好みですからね



ではメーターを装着。・・・と簡単に言うが 
まずハンドルを22ミリソケットで取り、
メーター裏に左腕を深~く突っ込んで 心の目で見ながらメーターを以下のように はめるのだ、
①タコメータのラインを接続し、②12ピンのコネクターを接続、(ここまでは目で見える)
③スピードメーターケーブルの先をメーター中心に差し込んでリングソケットで固定。
④2つのローレットナットとゴムワッシャで固定。

バッテリに接続し、スモールライトを点灯してみた。

統一感は ばっちりになりました。^^