BMW2002A ATシフトスイッチ交換2022年10月05日 20時10分49秒

矢印のこいつを交換します。


ATFクーラーホースをまず外し・・・

スイッチ直下のATFオイルパンの一つを緩めます。
スイッチ直下のATFオイルパンのねじの頭がでっぱっていて 邪魔になるからです。

27ミリソケットと溶接で作ったレンチ

ソケットの奥は このように削って加工

4つある端子のうちの2つが当たってしまうからです。

このように使います

ご覧のようにベルハウジングが邪魔をして狭く、普通のラチェットレンチが入らないため。

外れました。

パッキンも見えます


奥の方にあるのがスイッチを押しているレバー

周辺をウエスで拭きました

スイッチの新旧比較。
旧いほうは 半世紀お疲れ様。


スイッチの導通を確かめる。
50番端子同士で導通していること。


大事なのが ここのパッキンの厚み。
いろいろ試行錯誤して厚みを決める。


もとからあったパッキンを砥石でフラットにけずったうえで、ガスケット紙を追加で挟む。

これでちょうどいい厚さかな

ATにスイッチを取り付けて


P位置でSWの先端が押されていないこと。そして、50番端子同士で導通していること。

かつ シフトレバーをR位置にして、15番端子同士で導通があること。


PとRでの導通をそれぞれ確かめて完了です。
★ Pで50番端子同士が導通→スターター始動可能になる。
★ Rで15番端子同士が導通→リアのリバースライトが点灯。
このバッキンの厚みで、導通したりしなかったりするので、微妙な調整なんです。



シフトPやNの位置で キーをひねってスターターが回ることを確認。
これにてATシフトスイッチの交換は完了ですが・・・・


別件トラブルにて
3HP12のバルブボディ(ATの頭脳といえる部分)を
分解しなきゃいけないことに・・・^^;




後日 説明します。^^;