BMW2002A ヒューズボックス点検と掃除 ― 2022年09月07日 15時27分01秒
点火系のトラブルで配線を調べているうちに気になってきたヒューズボックス。
こちらの画像は レストア前のもの。
今回裏側もチェックすることにした。
こんな機会でないと 決して裏側なんて 誰もチェックしないだろう。
半世紀ぶりのご開帳である。
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ヒューズボックス外しました。
これはきれいにした後の写真ですが 裏側はもう、ほこりの堆積がすごかったです。
で、この配線群のなかから 訳のわからん配線が1本出てきた・・・
これ、どこにもつながっていないのです。
ヒューズボックスを外した時に外れたのではなくて もとからここにあった。
端子を見ると、埃がついてますもん。 こんなものはショート原因になるので排除!
ヒューズボックスの裏側 埃の掃除済み
その裏側に こんな色分けされた紙がまはっている。配線の色を示しているのですが
この色褪せ方・・・・もう文化財級の風格ですな・・・
ウィスキーを飲みながらつまみとして、色鉛筆で色塗りをしていたが汚くなってきた・・・
翌朝早起きして パソコンで台紙を作り直して 色落ちしない光沢紙でコンビニプリントしてきた。
端子の穴も デザインナイフで開けます。
色はすべて 配線の色と一致。 INが上流で OUTの下流は電装品につながる。
ドイツ読みで、RT=赤 、GN=緑、Vi=紫、GL=灰、BL=青、GE=黄、WS=白、SW=黒、BR=茶
配線図を見ながら まちがいないかチェック
端子も磨きまして、
接点復活剤を打つ。
沢山端子あるけど、使ってない箇所もある。そういうところは磨かないでおいた。
表側の弾丸型ヒューズの接点も やすりで軽くぐりぐりして 研磨入れ。
完成です。ボディに組み込みます。
まず紫白の単独ワイヤを1本いれます。(このVI/WS線はホーンリレーの電源(30)に行きます。)
1-6番のOUT側の黒い端子群をはめます。
次にこの端子群をはめます 配線色をカラー紙と確かめながら。
さらにこの端子群。ちゃんとかみ合うようになっている。
7 8 の独立した端子を2つはめて・・・ (ウインカー関係ですね)
さいごにこの 端子群をはめれば 接続完了。
ワイヤを新しい被覆用布テープで巻きます。
普通のビニルテープで巻くと ねちゃねちゃになるのでゼッタイ使わない。
これを使ってます
スッキリ^^
ヒューズボックスは タッピングビス1本で固定されている
新しいカバーをつけて シン・ヒューズボックスの完成!
発掘前のビフォー状態でございます (笑)
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