BMW2002A クーラーコンプレッサー取付 ベルト取付 ラジエター取付 ATFホース接続2022年07月06日 19時41分47秒

メイドインTAIWANのコンプ。
軽自動車用みたいに小さいです。

取付前に逆さまにして中からコンプレッサーオイルを出してみたら50cc。
中にはもう少し付着しているので60~70ccとみるのがいでしょう。
オイルはたぶんPAG(ポリアルキレングリコール)だと思う。
POEみたいなEVやハイブリッド車用の絶縁性のある高価なものは入れないと思う。


リードで濾しとって戻しました。


肝心の電磁クラッチも 12Vを印加して正常動作を確認しております。


ではエンジンに一品物のブラケットを取り付け。
エキマニ直下にはちょっとした遮熱版を自作した。少しでもクーラーホースにエキマニの熱影響がかからないようにと・・・。

3本のボルトでコンプを取り付け

完全固定。動きません。

真ん中に見える棒みたいなのがテンショナプーリーのベルト張り調整ねじ

可動範囲は50mm


ここでラジエター屋で試験済みの 2002AT用ラジエターを搭載。


ここの1か所のねじは・・・

ねじの先っちょがコンデンサーの配管にあたってしまうので 先を少し削った。


下から見るとATFクーラーの接続口金が2つあるのがAT用ラジエタ。

ここに今回 小鳥商会でホース交換製作してもらったATFホース2本を接続。


コンプのVベルトをかけます。
バンドー化学のシルバーベルトシリーズ RAF2280
テンショナプーリーをいったんはずして、ベルトをかけたあと、またプーリーを装着する。

ベルトにテンションをかける 調節ねじ8mm 張り具合を手で確かめながら。


プーリー同士の距離も いい感じです。

最後にテンショナプーリーの軸ナットを締めて位置を固定。

この勢いでオルタネータのコンチネンタル製Vベルトもかけます。 全長875mm 
装着がちょっときついな。もう10-20mmほどベルト全周が長いほうがいいかもしれない・・・。
全周875mmできついから、890mmぐらいがいいjかもしれない。
890mm÷1インチ(25.4mm)=35.039...インチ
35インチとして、バンドー化学のシルバーべルトシリーズだと RAF2350 がいいだろう。




オルタのベルト装着後。

小ネタですが
オルタネータのステー根元につけるブッシュも 今回新品に交換しているからね。

2枚でステーを挟み込むブッシュ

ふるいものはゴム部分が変形していたため、ステーが斜めに傾き、それに伴い、オルタネータもベルトに対して若干斜めになってしまっていた。
このブッシュはすぐ痛むので 2,3個予備があった方がいい。ベルトの交換ごとに交換しよう。



ファンとラジエターとのスキマ25mmで余裕あり。自分のマルニは15ミリだった。

わけあって ラジエタにあたるかと思って
ファンを少し削っていたのだが 杞憂に終わった。削んなくてもよかったようだ。

まぁこれで冷却具合を見てみます。具合が悪いようなら新品に交換だ。直径400mm用。




あとはここに サーモスタットを含むクーラントホース一式を組みます。