BMW2002A リアのブレーキパイプとブレーキホース取付 ― 2022年03月04日 07時58分40秒
BMW2002 リアブレーキ用
ブレーキパイプ 左右で4本(短:ディバイダからブレーキホース 長:ブレーキホースからブレーキシリンダ)
ブレーキホース 左右で2本(2本のブレーキパイプの中間に入る)
ともにワロスで買った新品。
(ブレーキホースが4本並べてありますが実際は2本しか使いません。オーナーさんがブレーキホースを2本用意してくれていた(オレンジラベルの袋入り)のですが、だいぶ古いものなのか、ゴムのホースがすでに経年劣化で硬くなっちゃってましたので、使いませんでした。ワロス品の方は圧倒的にゴムホースらしく しなやかでした)
車体下。センタートンネル。
画面上のほうがエンジン側で、下側がリア。
エンジン側のマスターシリンダーからのブレーキパイプ1本は センタートンネルを通ってリアへ向かう。
向かった先の金色の「ディバイダ」という分岐点パーツで左右にブレーキ圧は分配される。
今日はディバイダから先のブレーキパイプとブレーキホースを組み付ける。
ブレーキパイプの曲げ具合を見るために まず ブレーキパイプと同じ長さの針金で ボディ形状に合わせて 試作として曲げてみる。
針金の曲げにならって直線のブレーキパイプを手で曲げていく。パイプベンダーはいらない。
こちらは リアブレーキシリンダーに組み付ける方の長いパイプ。
取り外した古いブレーキパイプとも比較して。あとは実際に組み付けて調整曲げをする。
シリコン製のバキュームホースを1㎝ほどに切っておいて
リアアクスルのパイプ固定場所の緩衝材として使用する。
軽くカシメ。
ディバイダはいったんボディから外す。
塗ってある液体みたいなものは、KUREスーパーラストガード。
ディバイダの中とパイプの先をよ~く確認。傷や、ゴミがないかを。
ごみをかまないように、いちおう掃除しておいた。
ディバイダ側のパイプを組付け。11ミリレンチ。
新品の組付けではフレアナットレンチを使うまでもなし。
ちなみにディバイダの裏側、つまり室内側はこうなっている。
ちょうどリアシートの中央下あたりだ。
次は
ブレーキホースとの接続。新品のテンションクリップ使用。
ブレーキホース側は14ミリレンチを使用する。
接続しました。
ブレーキホースとブレーキパイプを接続するが、ここでは接続せず・・・
ブレーキホースはトレーリングアームの穴へ先っちょを入れて
ここで接続する。
ここはパイプの曲げを手で微調整する必要あり。でないとブレーキホースにうまくねじ込めない。
接続完了。
いや~~ 新品は見てて気持ちがイイネ~~^^
トレーリングアームは走行中 常に動くので、ここにゴムのホースを使うというわけなんですね。
ブレーキパイプの最末端は リアのブレーキシリンダーに接続。
センタートンネルを通るプロペラシャフトにパイプが干渉しないか確認し、
各ねじをしっかり締めたかも確認して完了!
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ちなみに これは
今後フロント側のキャリパーに接続する ブレーキパイプとブレーキホースのセット。
ブレーキホースはこんな感じで片側で2本 フロントに組み込むことになる。
ホースの先からキャリパーまでは2本のブレーキパイプで接続する。
ちょっと現代車では考えられない 変わったラインです。
フロントのブレーキラインまわりは、
ストラットをいったん外して分解し、ボールジョイント等の部品を交換・組付けしてから
行うことにする。
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