BMW2002A ボディ下回り防錆処理その12022年02月12日 08時19分56秒

BMW2002A レストア作業は続く。
もう少し作業しやすいように さらにジャッキアップした。

ここまで上げれば ATミッションを組み込むときも楽にできるだろう。


下回りを改めてみてみる。

OH済みのエンジンは搭載した。


足回り左
アーム類のフチから 錆が進行中


足回り右。こちらも同様なサビ具合。
ストラット下部のボールジョイントは 交換しなければならないだろう。


左ストラット
こちらも分解して 車検取得に向けノーマルスプリングに交換してみる。
その時に 錆取りもできるでしょう。



ペダルボックス周辺
このあたりはボディの大事なところ。
ウマの当たっているところが ほとんど錆で傷んでいないのがGOOD。
半世紀近く走っている割には 錆があまりない状態で、
判定するならば「良」だろう。


右側タイヤハウス周辺
このあたりは良くさびるところだが、思ったより錆は進行していない。
オーナーさんは雨や雪の日には乗らなかったのだろう。いいことだ。


シート下あたり


リアシート下あたり
これなら大したことない状態です。


リアアクスル
このあたりは 錆転換をしてから POR15で塗装だな。


リアアクスルのアーム
このあたりも防錆塗装をしたうえで、サイドブレーキワイヤやらブレーキパイプを取り付けたい。
アームの裏側にもしっかり塗りたい。


ドライブシャフトとスペアタイヤの収まっていることろ。


周辺から錆が進行中だ


ガソリンタンク周辺も錆あり。


リアバンパーの裏あたり。ここは全面的に錆。


さて作業。

リアホイールのバックプレートの汚れを掃除。


ここはまあ、車検を取ったあとでも いつでも手入れはできるので。
いまだバックプレートは新品で手に入ります。^^
ということで、ここはここまでにしとこう。



では防錆処理にかかる。
バンジーのサビキラーPRO!
赤さびを黒錆に転換する薬剤だ。
かなりドロッとした塗料だが、マニュアルどおりに まずは水で50:50に希釈して塗っていく。
大好物の日清どん兵衛の空き容器で・・・(笑)
こいつは 自分の軽自動車 ホンダZにも 防錆のため塗っているものだ。



シャバいサビキラー液を 赤さびにしみこませるように塗っていく。


垂れても どんどん塗っていく。
どうせあとで重ね塗りするから。
この段階はあくまで錆の細かいところに浸透させていくのが目的だ。

銀色のフロア下もイイネ。


しかしま~ 
天井に塗ってるよううなもんだから 汁がぽたぽた垂れてくるんよね~ 
注意して顔の真上には塗らないようにしている。
目にだけは 入れないようにしなきゃ

かといって スプレーガンで吹くとミストがでて嫌なんだよね。
手で丁寧に刷毛塗りが 自分好み。


とりあえず どん兵衛 1杯分は塗った。結構つかれるものだ。
まだ全部は塗っていないので つづきはまた明日以降とする。
水を溶剤に使ってるから この気温だと 乾燥に1週間は置きたい。

そして次はサビキラーPRO原液で2度塗りし、最後は塩害防止にノックスドールを吹くといったところか。

コメント

_ 02tii_nao ― 2022年02月18日 20時29分09秒

初めまして、同型車を最近所有することとなった者です。(40年ほど前に02Aに乗っていたのですが、還暦を迎え老後の趣味として02tiiを購入しました)
こちらのブログを拝見し、大変有益な情報を入手することが出来ますことを御礼申し上げますと共に、お知恵を拝借したく連絡させていただいた次第です。
ボディ下回り防錆処理において、ペダルボックス周辺の画像をアップされておられますが、本来この部分は金属製のペダルボックスを覆うカバーとなるラバーパーツが必要となる筈なのですが、にしやんさんは防錆処理後どのように処理される予定でしょうか?
このカバー?を装着しないと、運転席内のペダル立ち上がり部分(フロアカーペット)から地面が見える(ペダルボックスのフロント側にある四角い孔から?)ので、路面が濡れた状況は怖くて運転できません。(私の車だけの問題かも知れませんが)
にしやんさんが所有されている車両や、現在レストア作業をされている車両におかれましてはどのような対応を施されていらっしゃるのか、ご教示いただければ幸いです。

_ にしやん ― 2022年02月19日 14時51分17秒

02tii_naoさん 初めまして。ブログをご覧いただき ありがとうございます。
インジェクションの02を御入手されていかがですか。機会がありましたら 拝見させていただきたいです。^^
さてペダルボックスのゴムカバー、うちのマルニは新品をワロスから買って、ボンドG17で直接ペダルボックスに接着しました。今回の2002Aも同じ方法でと思っております。
ペダルボックス内部は外からも中からも水や泥も入りやすく、経年劣化で結構さびていることが多いもので、ペダルボックスごと取り外して、清掃、分解し錆取り、防錆、組立をします。
明日にでも、このあたり、ブログ記事にしたいと思いますので しばしお待ちを。

_ 02tii_nao ― 2022年02月19日 17時02分24秒

早速のご連絡有難うございました。
当方の現車状態を是非とも診ていただきたいところではございますが、本州最西端にある県に在住しておりますので難しいかなと...
さて、ペダルボックスカバーにつきましては既にWALLOTHより入手済みなのですが、現物を見る限りスピードメーターケーブル(ですよね)をカバー下に通すだけでは固定はおろか水の侵入を防ぐことは出来ないと思い相談させていただきました。
具体的な接着剤の品番もお教えいただき有難うございました。同部品の装着に挑戦してみようと思います。
余談ですが、この車両ではゴム製品を直接ボディに接着してある箇所がいくつかあります。ボンネットを固定するバーの左右に取り付けられているシールゴムもそうではないかと思われますが、購入時に販売店で交換してもらったものが剥がれかけております。
多種多様な接着剤が出回っておりますが、用途や使用場所別ににしやんさんが使用されている製品につきましてアドバイスいただければ幸いです。

_ にしやん ― 2022年02月19日 17時48分55秒

naoさん すでにワロスから入手済みなのですね。
ペダルボックスから車外に出ているものは
アクセルリンク、ブレーキのロッド、MT車ならクラッチスレーブシリンダですが
いずれもここから水が入ってくることはないと思われますが
ほかに穴が開いてるのだとすれば、そこは何らかの方法で蓋をするとかして
水が入ってこないように塞ぐしかないのではないでしょうか。
いずれにしても明日、うちのマルニで見てみます。

G17は接着する両方に塗る事と、塗ってから暫く乾かして揮発分を飛ばしてから貼り付ける、また、貼り合わせたあとはゴムハンマみたいなもので叩いてしっかり密着させることでしょうか。
あとがゴムカバーが接着後に端からめくれてこないように、マスキングテープとかでぐるぐる巻き(あるいは何らかの方法でフチを押さえるとか)して3日ほど置きたいですね。
ボンネットのゴム部品も同様にG17ですが 良くはがれてきますねあそこは(笑)

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
にしやんの愛車はBMW「?」←数字4文字で答えてください(スパム対策)

コメント:

トラックバック