BMWi3のファーストエイドキットを使った! ― 2020年12月30日 08時03分21秒
昨日、車の信号待ち中、歩道で倒れてたお年寄りをみかけたのでレスキュー、
車載のファーストエイドキットで応急処置をした。
顛末はこうだ。
今日の午前中は穏やかな晴れ。ちょっと用事でi3で出かけた。その帰り。大きな交差点。左折ラインに入って2台目で信号待ち。見ると、前の軽自動車がハザード出して止まっている。
ン?故障か???
女性がよこの歩道に立っており、なにやらしている。よく見てみると、ひとが歩道にうつぶせになっていて、女性が様態を見ている感じだ・・。
むむ!交通事故か??!
車は信号待ちで止まっていたので、すぐさまハザードランプをつけて、わたくしも応援に出る。
「どうしたの?大丈夫?」
女性はああ助かった!というような表情で、
「このおじいさんが路上で倒れてしまっていたんです」
女性は軽自動車のドライバーで、車ではねたのではないという。
「じいちゃん、聞こえます~?」
「んん~大丈夫・・・起き上がれないだけ・・・」
骨折でもしたのか?
とりあえず、意識はあって、AEDなどを使う場面ではない。
「体の痛いところない??ここは?」
見ると手の甲から軽い出血を確認。からだのあちこちを押してみても痛くはないという。このままではなんなので、女性と起こすことに。
「起こすで~いたかったら言ってや」
痛がらないのでそのまま起こして歩道わきに座ってもらう。
こうしているうちに、後続車のドライバーのにいちゃんも走ってきて、加わってくれた。事情を話す。そのにいちゃんは渋滞しつつある車のさばきをしてくれた。
じいちゃんは話もしっかりしており、歩ける状態。
手の甲からは少し血液が垂れていた。
「傷の応急処置するからな」
すぐさまi3のトランクからファーストエイドキットを取り出し、同梱されていたラテックスグローブをはめてから脱脂綿で血をふき取り、テープ、ホータイで止血処置。
落ち着いて女性にも話を聞くと、じいちゃんは自転車に乗って横断歩道を渡り終わるときにバランスを崩して電信柱にぶつかった。そして歩道に倒れこんだ。信号待ち1台目の女性ドライバーはその一部始終を目撃していたという。おじいちゃんはそのままたちあがらないので、歩道に出て大丈夫かと聞いていたところだったという。おじいさんもその通りだといった。
じいちゃんは立ち上がってもう大丈夫というので、しばらくは自転車を押して歩くように言って、この後、一応検査のために病院にいったほうがいいとおすすめし、今は大事ないと判断し、その場でバイバイした。
この間15分。車で現場を離れた。
起こったことを思い返しながら、すぐドラッグストアに入り、使い慣れたマキロン、ホータイ、パッドなどを買い込み、ファーストエイドキットに補充。たぶんこれらが一番役に立つはず。
キットに入っているものは外国語だらけで面食らった。いっぱい入っていてなにがなにやら・・・というのが第一印象。
本当は現場で傷を洗い流せる消毒液が欲しかった。
液体物はキットには入っていないのだろう。だからマキロンを買った。
その後、ドラッグストアの駐車場で装備品を点検しときました。
・・・・・・・・
思い返せば、現場には女性中年ドライバーのほかにその娘らしき女性もいた。キットを取り出して処置中にじいちゃんとその娘がが「こんなんまでもっていらしゃるんやね」と言っていた。「こんなときのために、ベンツやBMWにはみんなトランクに入っているんですよ。」と、いちおう輸入車の宣伝をしておいた。(笑)
あの娘は、将来そういう車に乗っている・・・かな??
ファーストエイドキットの中のマニュアル。いざというときのために、一読しとこう。
BMW2002A シリンダーヘッド洗浄 ― 2020年12月30日 20時09分43秒
まずはウォータージャケットの洗浄から。
ブラシで奥までこすると赤茶色の水が出てきます。
出てくる水が透明になるまで・・・・!
これ以上は無理!ってとこまで。
やっぱり高温になる排気側って赤さびが取れないのだろうか・・・限界です。
次に油汚れを灯油で溶かします。
地道に・・・・時間と労力のかかる作業を我慢して・・・
最後はサンエスKで茶色いスラッジを洗浄。
燃焼室のカーボン取り。
綺麗になりました。
ぴかぴか!
サンエスKのスラッジ洗浄力は半端ない。
ヘッドの洗浄完了。
バルブ類もサンエスKにつけて
最後は灯油で洗浄。CRCを吹いておき錆を防ぐ。
真っ黒だったフロントカバーの洗浄。
あとはシールを入れ替えるだけ。
アッパーカバー。硬化していたガスケットは剥がせないので、オイルストーンで研磨。
オイルパンの内部のスラッジもサンエスKにつけおき。
オイルポンプやデリバリパイプ、ピストンもつけおき。
今日はもう疲れたんでヤメにします・・・
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