BMW2002A 腰下分解 ピストン取り出し2020年12月03日 22時50分34秒

エンジンブロックまわりの分解です。

まずは、オイルパン。




ブロックを上下さかさまにします。


オイルポンプ。


フロントカバーを外しました。


タイミングチェーンと、オイルポンプの駆動チェーン。


コンロッドのキャップを外します。


ピストンが抜けました!


損傷もない。


ピストンリングにもそんなにスラッジは溜まっておらず、ちゃんと仕事をしてくれているようです。
今回ピストンリングは交換します。


コンロッドメタル(通称、子メタル)のチェック。これは大丈夫。


おっと!!これは交換です。
すりへっているのが模様で明らかにわかります。
U字型のこの曲がった板はフラットベアリングといい、クランクのジャーナル(軸)とのすきまに薄~いオイルの膜をつくることで、摩耗せず潤滑されてくるくる回るわけですね。これはフラットベアリングといいます。

このあたりのパーツはすべてスラッジを洗浄して掃除します。(地道でつまらない作業です)