BMW2000A入庫 デスビチェック キャブ分解清掃2020年10月11日 20時02分19秒

他県オーナーさんのBMW2002Aが先週入庫しました。
ここのところ635CSiで忙しく 着手していなかったのですが
635の区切りがついたということで、作業にかかります。

ボンネットは入庫時にすでに取り外してあります。

オートマチック車です。 ZF社の3HP12というトランスミッションです。



入庫前にオーナーのところで下見検分をしていました。
今回の入庫にあたって 主な依頼事項(故障個所)は
・エンジンがふけ上がらない。とても不安定、やがてエンスト。
(だんだん調子がわるくなってきたそうです)
・エンジンからオイル漏れがある
・クーラーがないのでつけてほしい
・その他こまごま



たしかに、エンジンをかけるとアイドリングは不安定、
アクセルを踏むと「バババ・・・バ!・・・ババ!」という感じでエンジンが振れまくるほど。
キャブのベンチュリ―を覗くと、ガソリンはアクセルに反応して霧化して出ている様子。
取りあえずキャブのミクスチャースクリューを回してみますが改善せず。
タイミングライトで点火時期をチェック。正常のよう。
イリジウムプラグ、点火コイル、プラグコードは新品だそうです。
プラグコードは永井電子のがついています。

デスビキャップ内部の2つの黒焦げ跡が気になり、リークしたかも?と思い
デスビキャップを新品に交換。ローターは新品がなかったのでとりあえず手持ちの中古を装着。

治ることを期待しながらエンジン始動。
それでもエンジンふけ上がらない症状は変わらなかった・・・う~ん・・
これだとおもったんだがなぁ

・・・・・・・・・・・・・・・・しばし休憩

そこで デスビにあるポイントのギャップを調整する。
やや狭かったので、規定の0.4ミリにシックネスゲージを使って調整する。

クランクを回しポイントのヒールがデスビシャフトのカム山頂点にもて行かなければならないのですが
クランクプーリーナットにソケットが届かず、やむなくファンベルトにテンションをかけてクランクを回す。
ヘッドカバーにあるとおり、[「ZUNDFOLGE 1-3-4-2」の順に点火しますので。

ZUNDFOLGE「ずんどふぉるげ」って、点火の順番って意味かな???
(運転席から前を見たときの反時計回りにクランク回す。= マルニを正面から見たとき、時計回りにエンジンが回転する)デスビシャフトは、時計回りに回ります。


再びエンジン始動。
少しは改善したような気もしますが、それでもアクセルを踏んでふけ上がらないのは同じ。
う~む・・・だめか・・・
良い圧縮
良い燃調
良い火花

基本にかえりながらいろいろ考えます。
次回はプラグの状態も見てみなければ。そしてスパークテストもしてみなければ。

・・・・・・・・・・・・・・

目先を変えてキャブを外してます。

キャブ、外れました。
にしやんの2002と同じソレックスのDIDTA32/32です。
うちのと換装してみるというのもテです。

まずは洗浄。外側は真っ黒で埃と油でまみれてます。

分解に入ります。上の部分。オートチョーク機構、フロートにニードルバルブ。

燃料チャンバーとジェット類、ベンチュリ―部分。
右下の茶色い四角いのは加速ポンプのダイアフラムですが、経年劣化でヒビがはいってましたので
交換します。オーバーホールキットを注文しなければ。(テクニカルトート神奈川さん)

穴という穴はCUREクリーナーキャブを吹いて付着した汚れ成分を溶かし、通りを良くします。
キャブを外したら、お風呂に入るつもりが、ついつい分解清掃まで一気にやってしまった。(笑)
ずっとブラシでごしごししていたらクリーナーキャブのにおいにやられたので、ここまでにします。
また次回。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

キャブを外したあとのエンジン。
ここまでになってると、相当、やりがいあるな~~^^;
全部バラバラにして洗浄したうえで再組付けしたい衝動に駆られます。(笑)
635CSiのエンジンにかかりっきりだったので2002のエンジンを見ると
とてもシンプルだな~と思えます。
隙間が多いので、奥のボルトにも簡単にアクセスできそうで・・・^^


今日はここまで。
毛布をかぶせ お休みなさい。
また次回。