BMW1502エンジン腰下OH29クラッチ板修理と取り付け2018年02月25日 19時47分56秒

クラッチ板のダンパ・スプリングが折れてしまっていたのでクラッチ板を新品に交換したいが、時間もなければお金もない・・・。今日エンジンに取り付けてエンジンを搭載しちゃいたいのだ。

ここはいつものDIY精神で乗り切ろう!!
ということで、手持ちの使い古しのクラッチ板を引っ張り出す。
軽トラ、スマートなど、・・・捨てずに取ってあったもの。


おお、軽トラのスプリングが、サイズ的にも近いぞ。

こいつを移植して使おうということ。
ディスクグラインダでカットして取り出し。

このケートラのスプリングをココに移植するセコセコ計画なのだ。
若干スプリングが細身なようだが、折れてるももよりはましで大丈夫だろう。

まずは、1502の折れちゃったクラッチスプリングを切除して取り出す。2箇所も折れてるかー。

ケートラのスプリングに若干の加工。ワッシャを1枚溶接して、若干長くしたかった。

はめてみる。狙い通り、いい感じだ。

あとは、スプリングが飛び出さないようにここを溶接してしまうのみ


本溶接完了。

研磨し、サビ止めの塗装。

できた。

うん。 ・・・つかえるでしょ?スプリングは飛び出さない。

さっそくエンジンに取り付けだ。
まずはフライホイールの取り付け。ロックタイトとトルクレンチで規定どおりに締める。

次にクラッチセット。

まず、クラッチ板をセンターアライメントツールでクランクに仮固定。これで中心がでている。

このまま、クラッチカバーをクラッチ板に押し付けて、6箇所をボルト締めすれば、クラッチ板はセンター位置のまま固定される。
このクラッチ板のセンターにあるスプラインに、ミッションのインプットシャフトを差し込めばエンジンとミッション合体だ。


ではエンジンにワイヤをかけて。チェーンブロックの用意。

これでエンジン搭載の準備完了だ。
じゃーエンジン吊り上げるね~

BMW1502エンジン腰下OH30エンジン搭載2018年02月25日 20時52分07秒

いよいよエンジンを載せる。

エキマニは、最初からエキゾーストパイプにとりつけておく。
パイプと接続する3つのナットがあるんだが、エンジン搭載後は、とっても締めつけにくい場所になるので、レンチを振るうスペースがあるいまのうちに、つけておいたほうがはるかにラクなのだ。

耐熱塗装済みだからキレイ~

さぁあげるよ~~

ここでオーナーさんがエンジンルームの掃除をしたいからと、しばし中断。

エンジンの下に車をもってきます。

ちょうどこんな位置かな。

1本ワイヤで吊ると、エンジンの角度が変えられず、スプラインを差し込む「エンジンとミッションの合体」には難儀するだろう。

こういう、ハンドルでエンジンの角度を微妙に変えられるエンジンハンガーがあるといいなと思った。

エンジンを押したりひいたり上げたり下げたり揺すったり、こんどはミッションを上げたり、エンジン側をジャッキで支えたりして角度を変えるなどして、あーでもないこーでもないとオーナーさんとしばし格闘。
なかなかすんなりとはいかないな~。
そのうちオーナーさんが用事で帰ったので、あとはひとりで奮闘。
5時前には、なんとか合体できました。
エンジンマウントも取り付け済み。

ミッションとエンジンの結合ボルト

黒いヘッカバーが、インカオレンジのボディカラーと対になって、いいですね!
メッチャ、パワフルなエンジンにみえますよ。(ノーマルだけど (笑))

ふぅ~~ 
これでようやくメインのエンジンが載ったので、あとはこまごまとパーツをつけていくだけとなった。
あと、正味6~8日の作業ってところか?エンジン火入れは4月になってしまうな。。。