BMW1502エンジン腰下OH25シリンダーヘッド搭載2018年02月04日 15時57分38秒

今日はシリンダーヘッドとブロックを合体する。
その前に、バルブクリアランスを調整。

冷間で0.15mmとした。

ヘッドガスケットの新旧比較。

ヘッドガスケットのチェック。表と、裏。

ブロックに置きました。ピストン1番は上死点にもってきます。

ヘッドボルト。
ヘッドボルトを締めるには順番があり、手順がある。

まずは60Nmで指定の順番どおりに締める。
ヘッドがゆがまないようにするためだ。

15分待ったら、30~36度で角度締めをする。

タイミングチェーンと新しいレールガイド。
古いものはオイルがしみついて、まっ茶色ですね。


カムスプロケと・・・

クランクにしっかりとタイミングチェーンが かかりました。


タイミングチェーンは矢印の箇所で テンショナーにより「張り」が与えられる。

次はフロントカバーをつける。

フロントカバーヲつけたところ。
チェーンのテンションは、カバーのところ、←箇所に入れるスプリングとプランジャーで与えられる。

テンショナーも組み込んで、チェーンに張りがあたえられた。


オイルパンにガスケットをのせる。

オイル漏れぼうしのために 液体ガスケットを使用。

トルクレンチを使い、ボルトで締め付け。

ちゃんとシールされました。

クランクプーリーを取り付け。

クランクプーリーナットの本締めは最強の120Nm!なので、のちにフライホイールを取り付けて周り止めをしてから締めることにする。(矢印の位置が合うまで締め付け。最初にマークしておいた。)


1番シリンダー上死点の位置は、ここでみる。
プーリーのキリカキ印と、フロントカバーの突起が合っていること。


クランクを手で回し、問題が無く回ることを確認。
クランク2回転(エンジンを1番シリンダー側の正面(この画像では左側)から見て、時計回し)で、チェーンの連動により、ヘッドのカムスプロケが1回転します。

これでほぼ、エンジンオーバーホールは終了だ。

あとは、こまごました補機類をエンジンに取り付ければいいだけ。