BMW1502 クーラーホース接続2017年09月03日 22時24分01秒

コンプレッサーにつながるクーラーの配管などをとりつけます。
今回ひび割れのはいったホースは交換。(R12用ホース)
ちょうどヤフオクで1m売りであったので落札しておいた。

このホースは低圧側。
ごらんのように、ホースと口金はホースバンドで締めてある。

ホースにアルミダクト素材でカバーし、遮熱する。
なぜかというと、近くにエキゾーストマニホールドがあるからだ。
このホースは運転中、ずっと熱い熱にさらされるのでね。


で、ごらんのように、組み付けた。
エキマニの近くはアルミダクトで遮熱カバー。
エバポを通った冷媒ガスはいったんコンプレッサーで圧縮され、電動ファンのついたコンデンサーに送られる。そしてそこで冷やされ液化(コンデンス)する。

チャコールキャニスターの位置も 今回、ラジエターそばに移動した。
なぜかとういうと、
コンプレッサーにはこの後、冷媒ガスを入れなければならない。
コンプにはそのためのバルブが2つ(低圧、高圧)ついており、
ここにそれぞれチャージホースを接続せねばならない。
このため、このあたり、整備しやすいように、「スッキリ」とスペースをあけておく必要があるのだ。
うちのガレージに入ってきたときは、このあたり、ホースの取り回しが雑で
コンプレッサーがホースで見えなかった。(笑)
それに加えて、いやなところにチャコールキャニスターがあって、まったく、手が届かなかったのである。

でも、いまは、ホラ、容易に手が入りますね。
これで 整備性のいい車 となりました。

次に、フロント側。
画像上のほう。ホースを通して、右に移っているコンデンサーに接続。
そして右下の配管から上に上がって、左にまがり、黒い筒「レシーバードライヤー」に接続。

いったんレシーバードライヤーに右から入った液化ガスはそこで除湿され、左のホースに流れていって、その先は、室内のエキスパンションバルブ。そこで噴射され、エバポを通って、ひえひえになる。(気化熱の原理)

これで組みつけOK!
あとは冷媒ガスを入れるだけとなりました。




冷媒ガスは次回に回し、まずはクーラントを入れることに。
6~7リットル必要なので、ホルツの濃度99%クーラントに 水道水をまぜて濃度33%程度にし、マイナス19度あたりまで凍らないクーラントを作る。  色はきれいなブルーですね(着色してある)。
ラジエターから注入。
ラジエターのトップから1インチ下に水面があることが規定値。

2ヶ月ぶりのプラグコード&デスビキャップ装着!

バッテリよし、
エンジン始動~!

ガソリンが来るまでしばらくかかったが、無事エンジンはかかった。
ちゃんとオートチョークも動いている。
タコメーターではアイドリングもすこぶる安定。

水温計。
アイドリングだけでは このあたりの針の位置から 上に上がっていかない。
このときクーラントはラジエターのアッパー部で76度程度。
(サーモスタットがひらくのはおおよそ80度だ)
これはいいぞ。
この涼しい気温で アイドリング程度で 水温がぐんぐんあがっていってもらっては困るのだ。
これならずーっとアイドリングしてても問題なさそう。


さて
クーラントのエア抜きも終わったようだ。

・・・・・

10分後、ガレージはもぬけのから。

1502をガレージから出してみた。
久しぶりに陽の目を見た知人の1502。 ウチの一時抹消中の2002も並べて撮影。
こうみると。1502のほうは若干、ローダウンしてあるんですね。


マルニシリーズはこの角度がいい。



あとはクーラーシステムに 冷媒ガスを入れるだけとなった。
納車は うまくいけば 9/10(日)あたりになるかな?