発電機の整備2017年05月20日 15時31分13秒

発電機は前から欲しかった。
ヤマハのコレをネットで買おうかな・・・・と先月から悩んでいた。


・・・待てば海路のなんとやら。
今回、とある筋からタダで入手できました。^^


しかし、長らく動かしていないもの。「たぶん動かないよ」とのこと。
こういわれると 俄然 修理したくなる。
ということで、ガレージで分解開始。

幸い、燃料タンクからガソリンは抜いてあったので、サビはなかった。
上部のタンクを外した状態。
モデルは古いが、2.8kVAで余裕の発電量!

ここで説明

使用したい電気機器の消費電力と起動電力を確認。

注意したいのが、動き始めるときに消費電力よりも大きい起動電力を必要とする製品もあるということ

。機器によっては表示電力の3~4倍もの電力が必要になることもある。

(例)
消費電力(W)×1倍の起動電力(W)が必要な電気製品
ノートパソコン、テレビ(37型)、電気ポットなど

消費電力(W)×1.1~2倍の起動電力(W)が必要な電気製品
電子レンジ、家庭用扇風機、電動丸ノコなど

消費電力(W)×2.1~4倍の起動電力(W)が必要な電気製品
家庭用冷蔵庫、クーラー、水銀灯など


今回、上の画像のように、1050Wの丸ノコを使うのが目的なので、約2倍の2100Wの起動電力が発生するつまり発電機は2100W以上の発電力があるものを選ばなくてはならない。

今回入手したものは2.8kVAの発電機。つまり2800WまでOKなので、余裕である。
昔から変わらぬスタンダード型発電機。
いまでも現場ではこのタイプが重宝する。メン手しやすいし、頑丈だし。
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さて
エアクリーナーのスポンジはさすがに劣化してぼろぼろとくずれてくる状態だったので、
ホームセンタームサシで新しいスポンジを購入。

そしてエンジンオイルを交換。
10W-30の4サイクル用エンジンオイルを250ccL注入。

キャブを外す。

分解、清掃、エアとおし、くみたて。
中はキレイなもんでした。コレは期待できるぞ。

組みなおして、まずスパークテスト。ちゃんと火花は飛んでいる。

あとは、燃焼室にガソリンが行くまで、何度もリコイルスターターを引く。
最初なかなかかからず、う~ん??となりましたが、あきらめず、引く引く引く!
チョークも弄ったり、スロットルを弄って、ようやく、汗だくになったころ、バババ~と始動!!^^
お~~し!!

しばらく暖気が終わった状態で、通電テスト。
おお!
7型丸ノコがパワフルに回る!




でもさすがに古いだけに、エンジン音はそれなりにうるさい。
まぁ、郊外の現場では エンジン音なぞ まったく問題にならないんですけども。

あと、発電機の重量が40kg超で重いですが(2800だけに・・・)
ヒトリでなんとか軽トラに乗せられる重量です。
ぎっくり腰にならんようにしなくては。


こういうタイヤのキャリーカートに搭載すれば
不整地でも運搬できていいだろうに。 (でも、今のところ、一輪車で運搬してます。^^)

そしてあとはこういう軽トラ用のラダー制作か。



ちょっと夏までに やっつけなければならない野外仕事があるので
この発電機の活躍に期待です。

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後記
調子悪い!
どういうことかというと、翌日に再びエンジンをかけてみたが、どうも100ラインまで発電しない。
中身の回路がおかしくなっている様子だ。
エンジンを何度か再起動しているうちに、エンジンがかからなくなってしまった(泣)
リコイルのひもを何度も引いたので汗だく、腕が痛くなってしまった・・・
コレは使えないな・・・