W202 ウォーターポンプ交換2017年05月14日 20時12分28秒

GWはT師匠のトゥインゴのウォーターポンプ交換の手伝いをした。
そうしたら、自分のメルセデスW202も交換したくなった。

この3万で買ったCクラスC200テーションワゴンは交換履歴がわからない。
こういうのは早めに予防的に交換したほうがいい。

ということでガレージ・インしてジャッキアップ。

ヒーターはHOTにしておき、エンジン止める。
バッテリのマイナスをはずしたあとは、水を抜く。

ラジエター下のここと。(赤いドレンキャップ、だいぶおつかれなので、あとで新品に交換予定)

エンジンブロックのここをゆるれば、冷却水は全部抜ける。
冷却水が飛び散らないようにホースをつけておく。(ちゃんとホースをつけれるように設計されてる)

タライで受け。 キレイに作業できます。^^

エンジン前部の冷却ファンユニットをはずす。(ファンのコネクタとクリップ2つはずすのみ。めちゃかんたん)

これで広大な作業スペース確保。
C200は4気筒だからエンジンが短く、余裕ですね。

ウォーターポンプは8本のトルクス・ボルトでとまっている。ベンツのエンジンはこの時代ごろ(2000年ごろ?)からトルクスをつかってますね。スマートのエンジンをOHしたときも前部トルクスでした。

ホースも3本はずしたら、ウォーターポンプを取りはずす。
トルクスソケットE10とE12。

中はキレイ!
ガスケットのかすもついていない。(ガスケットはwp側についていきました。)

新旧比較。ウォーターポンプはネットの販売店で適合確認して買った。1万2千円ほどであった。
貼ってある「TESTED」のシールを信頼したい。
ところで外した古いウォーターポンプですが、ガタツキなどはなかったです。(まだ使えた)

形状比較。もちろんガスケットもあててみた。問題なし。

水を送り出すインペラーは鋳物製で新旧同じであった。しっとりと回ります。

ガスケットをエンジンにあてる。
ガスケット落下防止に、5点ほどに液体ガスケットをちょびっと塗っています。

ガスケットをずらさぬように ウォーターポンプを静かに取り付ける。
指定のトルクで対角線状に締め付け。E10は10Nm、E12は25Nmで。

ホースも取り付けて、あとはプーリーを取り付けて完了です。

次は、ベルトテンショナーを交換します。(つづく)

W202 ベルトテンショナー交換2017年05月14日 21時56分48秒

ウォーターポンプの次はベルトテンショナー&ダンパーを交換します。
ベルトテンショナーにダンパーがあるなんて・・・すごいぞメルセデス。

E10トルクスソケットと15ミリレンチでプーリーを外す。

こちらは新しいプーリーの取り付け図。


プーリーを外すと、ダンパーのボルトが外せるようになる。

ダンパーの新旧比較。右側はゴムブッシュに亀裂アリ。

あとはベルトテンショナーだけだが、下のほうに共締めされている平行四辺形のプレート(コンプレッサーの支持用プレートのようだ)があるのでこれもはずす。

ようやくとれたベルトテンショナー。


新しいベルトテンショナー。(ベルト、ベルトテンショナー、ダンパー、プーリーの4点セット品で購入。1.6万円ほど)
ベルトテンショナーの中には、どうも、強力なバネが入っているようだ。
L字型の回り止めのピンが入っている。この状態でエンジンにベルトテンショナーを取り付ける。そしてダンパーを取り付けた後、最後に、ピンを抜くとテンションがかかる。その後、プーリー取り付け、ベルトかけ、という具合にすすめる。
ベルトを取り付けたらこうなる。



さて、すべ交換を終わって、エンジンをかけてベルトテンショナーの具合を見てみると、
アイドリング中は、けっこうプーリーは微振動している。
エンジンを回すとプーリーに力がかかり、一定の張りを保つようになり、振動はしていない。
エンジン高速で回転中。↑
ダンパーがプーリーの微振動やベルトのブレを吸収しているのかも。

次は、サーモスタットの交換です(つづく)