スマートK ステアリングのがた2016年05月01日 18時23分36秒

スマートのステアリングにがたを感じる。
これは昨年購入したときからのもの。
運転していると、段差乗りこえ時にカタカタと振動が伝わる。同乗者からもわかるような音だ。
そこで原因をさぐることにした。

さっそくガレージに入庫。

どんどん内装を外していき・・・

ついにダッシュボードがもちあがった!

こ一時間ほどでダッシュはずし。

むき出しに。

そしてなんとかステアリングシャフトを取り外した。


問題は、先端のここだ。
ステアリングラックとシャフトをつなぐユニバーサルジョイント。



あきらかにガタがある!ここが原因か。予想通り。
これはつかうのはやめにしよう。

で、ステアリングシャフトはアッセンブリで交換となる。
ヤフオクにでている新品で43000円ほど。高いな。。。
程度のいい中古品でも15000円だ。
5400円というのも中古品もあったが、一箇所動きが渋い箇所があるとか。
う~ん
ここのユニバーサルだけなのにな・・・
・・・どうしようかな・・・


このステアリング用のユニバーサルジョイントが単品で入手できれば良いのだが。
ネットを探しても単品で小売してるところがない。モノタロウにもなかった。
で、現在GMB社に「単品で売ってくれる店を教えてください」と問い合わせ中です。

スマートK ステアリングのがた 22016年05月10日 22時45分53秒

ガタの原因はステアリングシャフトとステアリングラックをつなぐ「ユニバーサルジョイント」のがたが原因だった。
で、そのユニバーサルジョイントの製造元であるGMB社でも現在在庫切れであることがわかった。
以下はGMBからのメールである。
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お問い合わせ頂きましたステアリングジョイントST-1540

現在在庫はありません。

今ご注文頂きますと6月下旬頃の納期になります。

弊社は直接販売は出来ませんので、下記最寄りの代理店を

ご紹介致しますので、購入方法をご確認下さい。

辰巳屋興業㈱富山営業所

TEL0764-51-4441

FAX0764-51-2747

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6月下旬まで待っていられないので、
ヤフオクでスマートのステアリングシャフトの良品中古を15000円で落札した。

問題の箇所にガタは無かった。(よかった)


中間のジョイントにもガタなし。
さびは落として塗装しておけば問題なし。

新旧のステアリングシャフト。

実はニッサン系のユニバーサルジョイントを1000円で落札し、溶接加工をしていた。
ほぼうまくいったのだが、最後の最後で加工に失敗した。(詳細は書かないが)
まだまだである。
で、しょうがなく、時間切れということや安全性ということも考えて
高い中古品をオクでゲットしたわけだが、
新品は4万以上もすることを考えると・・・納得もいくというものか。

あとは取り付けるのみ。
4時間もあればスマートはまた公道を走れるようになるでしょう。
そしてステアリングのガタがなくなったハンドリングは・・・うひひ

スマートK ステアリングのがた 3(完治)2016年05月13日 07時06分21秒

中古良品のステアリングシャフトをゲットしたので交換作業に入ります。
平日の夜でも作業が出来るのがガレージのいいところです。


ハンドルを取り付けて・・・

この箇所、シッカリと固定。

シャフトは、エアコンのボックスのわきを通ります。
ボックス形状がえぐられた形状となっています。
あ、ついでに、この整備をするにあたって、エアコンのボックスを開けて、中のエバポレーターは掃除しました。エアコンをオンで臭いニオイがしないように・・・

シャフトは2箇所で固定。
取り付け剛性はしっかりとしています。さすがメルセデス製。

あとは、室内外の隔壁でゴムゴロメットをきちんとはめるのですが・・・
本当は矢印の部分を引っ張りたいのだが、
室外側からは手が入らない!(画像ははめたあとのもの)

で、しょうがないので
室内側から押し込むようにはめ込む。
このとき、内装の内張りマットが邪魔になるので手前にぐいっ~~と引っ張りながらの作業。
なかなか体勢もつらいですが、なんとははまりました。ふぃ~~

さて、取り付け終了、見事、ハンドルのがたはなくなった!
よっしゃ~~!
2万近くもかけたんだもの、そうでなきゃ・・
(これで29年3月(10ヵ月後)の車検も問題なし。車検では、ハンドルのガタは検査官のチェック項目となっています)

あとはダッシュボードを取り付け。
2箇所の左右ねじでとめるだけだが、正面3箇所のクリップにはめ込むのが少々むずい!

メーター及びステアリングコラムの取り付け。ねじ4本(T-10トルクス)

こういった配線はシャフトなどの稼動部にあたらないようにとりまわさなくてはならない。
コスれてやがて配線の被覆がむけるから・・・

タコメーターとクロックの取り付け。
ねじ3本のみ(T-10トルクス)

空調パネルのとりつけ。ねじ5本のみ(T-10トルクス)

その他、フロントのカウルを取り付けて、深夜完成!

翌朝の通勤ではばっちり!
ハンドルのガタもなく、ハンドリングは問題なくなった!

・・・が・・・
新たな問題発生・・・

メーターパネルのABS警告などが点灯しっぱなしになった!
何度エンジンをかけなおしてもだめ。

ヒューズはひととおり見たが、問題なかった。
これでも走れる。ブレーキングもできる。
ためしにガツン!とブレーキを踏んでみたら、ABSは効かなくなっていた・・・。
やはりABS警告が点灯しているときは、ABSは効かないか。

今回のステアリングシャフト交換の作業で、なにかを おかしくしてしまったようだ・・・
う~む、再び入庫させてチェックか・・・
続く。

W202 C200ワゴン届く その現状2016年05月15日 12時30分59秒

大麦も色づきはじめた薫風の候、その車ははるばる四国松山からやってきた。


ヤフオクで4月中旬に3万円で落札したW202。
1999年メルセデスベンツC200ステーションワゴン。
直4DOHC2000cc、電子制御式5AT。
14万キロ走行の車。
陸送費用は片道63000円でした。
いろいろあり4月末納車が遅れて5/14に届く。
フェリーなどを名乗りつぎ最終的に地元の陸送屋さんが仮ナンバーで自走してきてくれましたので
引渡しのサインの後ちょっとお茶をしてもらってる間に、仮ナンのままで近所を走ってみる。
このチャンス、バラす前に問題点を現状把握しておかねば・・・ということで。
アイドリングOk、ハンドリングOK、異音等なし。

ATに問題あり。
ATシフトアップで回転がスムーズにつながらずエンジン回転数がブワンと上がるときがある。
特に3→4速、10回に2回ぐらいか。
アクセルを緩めればストンとつながる。
急減速でどん!とショックは発生するときがある。
う~む、まずはATFのチェックから必要だろう。

走行フィールに関しては、重厚で、どっしり感が、ありあり。
1.5トンという車重もあるが、安定性と荒れた路面のいな具合は満足のいくもの。
ある意味、軽い軽いスマートKの正反対の車ともいえる。

大変掃除しがいのある(笑)純正15インチアルミホイール。純正の195/65R15。
タイヤの状態は・・・まぁ、ホイールの保護材程度のものでした。
その他、外装にヘコミ等無し。こまかい傷やくすみ塗装劣化などはまったく気にしない。

内装。
お約束どおり、天井の内装は垂れている。
画像左上にあるように、アルミ材を使い、そのテンションで抑えている。
これはナイスアイデア!

内装は、かつての女性オーナーは「お犬さま」を乗せておられたということから、
シートやフロアはけっこう毛だらけ猫灰だらけだ。

シートのヨゴレはなんとかするとし、お犬様の毛は我慢ならんので
さっそくシートを外し、掃除機で吸い取りまくった。

最初開かなかったリアゲート(笑)も、室内側からなんとか空けた。
本来スペアタイヤの収納されているはずの荷物室フロア下のスペースには・・・何も無かった。(笑)
バッテリはリアにある。でかいバッテリだ。
リアシートをフルフラットにすることもできるのには関心。(リアのクッションシートを取り外さねばならないが)


運転席。
陸送の運ちゃん用か、ハンドルに「フットブレーキ弱い、云々」なるメモが張ってあった。
え~ブレーキも~と思いつつ、試乗してみたところ、効きが悪いことはなかった。
欧州車独特のじわっと効きはじめて踏力に比例して制動力も増すというあのタッチで、実に好ましいもの。(このブレーキフィーリングは、同じメルセデス製品であるスマートKで慣れている)
ただ、日本車のようにちょっと踏めば効くようなものではないので、このようなメモがあるのだろうと推測。
メモはひっぱがす。

それにしても、この室内のかおり。
メルセデス独特。
W123を1年乗ったがやはりこのかおりがした。
シートのアンコに使われている麻からこの香りがする。
嫌なにおいではないが、あ~メルセデスにに乗ってるな~という実感がする。

パネル。
C200ワゴンはカーボン調のパネルとなる。
これがC240ではウッドになる。カーボン調のほうが自分は好き。
純正のカーナビがあった。ちゃんと動いていたが、古いのでやがて外すことになるだろう。
ラジオも音が鳴る。サウンドは問題なし。6スピーカーである。
カセットはためしていない。CDチェンはなし。
オーディオについては最後の楽しみにとっておく。
にしても、ヨゴレがひどい。シフトノブのマークもとれている。



問題は、空調だ(クライメート・コントロールというらしい)。
まず、これもお約束どおり、液晶表示がおかしい。
また、ほとんど風量がなく、風量を変えようとスイッチを操作しても変化しない。
ブロアが最低速か、またはまったく回っていないかだ。
ダッシュをばらして、レジスターなど、一式のチェックが必要だ。
すべての噴出口フラップなどはすべて電動。(ダッシュのなかからかすかに切り替わってる音がする)
ただ、冷風はかすかに出るしコンプレッサは回ってるので、エアコンは死んでいないようだが・・・?


さてエンジンとミッション。
ざっと下回りチェック。
ATFのオイルパンもぬれていた。もれてATF量が少なくなっていてあのシフトアップかもしれない。(と、期待したい)


エンジンはここからひどいオイルもれ。下のオルタネータまで伝っているぞ。
ベルトもヒビワレ多し。

いちばんの問題は、走行時、ガッっとアクセル踏んでも吹けあがらないこと。


また、冷間スタートのときの1分あまり(コールドスタートがかかって燃料増量時と思われる)、
エンジンがすごく不安定。前オーナーはかぶったような感じとのことだったが、なるほどなっとく。
ことのき、アイドル不安定だけならいいが、エンジンからとんでもない音がする!
ガコン!ガコン!とエンジンの中で何か金属が跳ねてがぶつかってるような。
ノッキングとは思えないし、こんなの初めて聞きました。
聞くに堪えない音です。
いったい何なんだ?
コールドスタートが終了したようなころ、何事も無かったようにアイドリング状態になり、
走行も問題なく、再始動しても再現しない。
あったまれば、直るようである。
・・・・
その後、翌日エンジンをかけたらアイドル不調でエンジンがすぐエンストするようになった。
これではガレージにも入れられない。
押して入庫か?


ともあれ、いろいろまた楽しませてくれそうな個体である。
エンジンを修理OHして乗り出しは夏のおわりごろ???






スマートK ABS警告灯消えない2016年05月19日 07時15分20秒

スマートKのステアリングシャフトを交換したら、ブレーキ警告灯やABS警告灯、ESP警告灯が着きっぱなしになった件の修理。

近々知り合いに譲ることになったスマート。
スマートKの名義変更はすでにすませたのだが、最低でもこれを修理しないと、この車を譲れないのである。
この三つがつきっぱなし。
実際、これまで効いていたABSやHSA(ヒルスタートアシスト:坂道発進補助装置)が作動しなくなっている・・・。

ブレーキスイッチ新品をヤフオクで買った交換したが、
残念ながら警告灯は消えなかった・・・・(無駄金だった・・・)
そこで、この車を買った、金沢のスクーデリア・G-FOXにて「DAS」と呼ばれるスマート専用コンピューター診断機で診断を受けることにした。

このショップには欧州車専門で、頼れる存在である。
お世話になっている山店長はヤナセのディーラーで経験をつんだベテランである。

結果、原因はハンドル内部にあるらしいことがわかった。
ステアリングアングルセンサーというのは、ハンドルの中にあるらしい。
コンピュータ制御のESP(横滑り防止装置)などがついている最近の車には
このセンサと連動しているとのこと。

確かに、ステアリングシャフトの交換では、ハンドルを外した。
このさいに、なにかまずいことを遣ったのかもしれないし、
単なるセンサーの位置がずれているだけなのかもしれない。
アングルが出ていないということは、角度調整を適正にすれば直るかもしれないとの事。
適正になれば、警告灯は消えると思われる、とのこと。
家で弄ってみます、とのことで、ショップを後にする。

夜、さっそく、ハンドルを外す。
二つのカプラーを外す。ここの接点にも注意し、接点復活剤や断線をチェック。

外したハンドル。
このうらにアングルセンサーがある。

これががアングルセンサーか・・・

円形銅版は回らないでハンドルに固定。
銅版の裏にある基盤がまわる。


ここでハンドルの位置を読みとっているようだ。
円形銅版と接触はしていないから、なにか磁石のようなもので読み取っているのだろう。

この歯車みたいなものがハンドルの回転とともに1段階づつまわる。
ハンドルが、左右どっちの方向に何回転しているかを読み取っているようだ。

いろいろいじって、位置を買え、ハンドルを取り付け、そのたびにエンジンをかけて警告が消えるかどうかをチェック。
位置条件を変え、やること数十回・・・。
以下の画像の位置で、進歩があった!

ここの位置にしたら・・・

ようやくサイドブレーキ警告灯が消えた!
しかし、ABSとESPは消えないまま・・・
おかしい・・・きえてもよさそうなもんものだが・・・

ネットで調べまくったら、(ほとんど情報がないが)
このあとハンドルを左右に目いっぱいきったら警告が消えるとか・・・
明日試してみる。


あと、走行中の「カラカラ」言う異音も、車をジャッキアップして下回りを徹底追及。
ブレーキを踏んだときには、この音はならないことはわかっている。
ということは、ブレーキを踏んだときに動くなにかの周辺で起こっていると思われる。
夜おそくまでリアホイールとエンジン下回りをチェックしてみたが、原因らしきものは見つからなかった。
ただ、左ホイールバブを足でけってみたりして振動を与えドライブシャフトをゆすってみると、デフのなかから似たような軽いがするが・・・この中からあのようなカラカラ音(なにか、緩んだねじがはずれそうな)はしないと思うが・・・

リアブレーキ関係はドラム内も徹底点検するも問題なし。
まし締めもした。
その後、試乗しても、カラカラ音は消えない。
夜10時、疲れ果てて気分はくもったまま 就寝する。

・・・う~ん これは長くかかりそうだ・・・

スマートK 走行中の異音2016年05月19日 22時32分27秒

スマートで走行中にカラカラと音がする。
段差乗り越えや車体の振動共振しているような。
その音は、フットブレーキを踏んだときにはしないのである。

音がしているのはフロント左側という感じである。
そこで、フロントブレーキを中心に調べてみる。
あちこちをプラハンでたたいてみる。
するとこの部分で似た音がした。
キャリパーである。
なるほど、ここならばブレーキを踏んだときにぎゅっと油圧で締められ動くので、そのときは音がしないというのは理屈である。

一度キャリパーも外し、ABSセンサーも外し、ブレーキパッドを外して
再度組み直してみる。
ブレーキパッドの押さえばねもチェック。確実にパッド挿入。
上部スライドピンも問題ないようだが、ここもあやしい。
ちなみに下部のスライドピンは取り外せないようになっている。
だから、上部をしっかりと締め付け。17ミリと13ミリレンチで。

ちなみにスライドピンのブーツの中、グリスは切れていなかった。
シッカリ締める。


このあと、試乗してみた。
するとどうだろう、あのカラカラ音はほとんどしなくなった!
これまでなっていた音の回数を仮に10とすると、1か2ほどに減った感じである。
ここだったのか。
ただ、段差の乗り越え時など、一瞬、カラ、と音がする。それで1か2とした。
しかしその音も、窓を開けていればかすかにわかる程度のもので
窓を閉めて走っていれば、まず、わからないだろう。
もし聞こえるとするならば、ダッシュボード前部あたりからのかすかな音としてきこえるだろう。
とにかく、いまのところ、走行中に鳴っていたカラカラカラ・・・という音は しなくなった。
(明日も通勤に乗ってみて再確認するが)

ちなみに右フロントキャリパではこのような音はしないのだ。
どうやらこの左キャリパーのみのようである。
キャリパーからこういう異音というのははじめてだ。
ブレーキを踏んだときに、キーキー鳴るブレーキ鳴きというのはマルニでは経験ずみだが。

このスマートのブレーキは、音がまたひどくなるようであれば、
そのうち中古のキャリパーにでもそんぐり交換、といったところか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
で、ABS警告灯のほうだが、その後また配線関係の断線のチェックとか、
いろいろやっているが、相変わらずで、消えない。
で、HSAも効かない。
(説明しよう。HSAとは、ヒルスタートアシストの略で、スマートに装備されている坂道発進補助装置のことである。坂道発進をするときにブレーキをはなすと車体が後ろに下がろうとしてクラッチをつなぐのが難しいものだが、HSAはブレーキを離しても0.7秒間ブレーキを継続して利かせてくれているというありがたい装置で、これがなかなか坂道発進には都合がいいのである。スマートの初期型には、この装備がない。マイナーチェンジで追加された便利装置である。単板乾式クラッチのトランスミッションを持つスマートらしい装置ではある。トルクコンバータを使うオートマチックトランスミッション車ではこのような装置はないと思う(?)。トルコンの車はクリープ現象があるから)

次な手は・・・・ステアリングシャフトを交換したのだから、もともとそれについていた操舵角センサーをまるごと交換するしかないか?つまりハンドルの交換だ。

スマートK ABS警告灯消えてナビ取付2016年05月22日 00時11分46秒

スマートのABS警告灯とESP警告灯が消えない(効かない)件・・・・


結論から言って、ようやく直りました!
結局、センサーの交換、つまり、ハンドルを購入したのです。
もちろん、ヤフオクの中古良品で!


25000円もしたので、これは直ってほしい!
実は先日のステアリングシャフトを買った人から、そのシャフトについていたハンドルを購入した。
新しい感じがする・・・

確認のため、操舵角センサーの位置を見てみる。
なるほど、この位置か。
旧ハンドルでは、同じ位置では警告灯は消えなかった。


で、ハンドルを交換し、祈る気持ちでエンジンをかけてみた。
するとどうだろう!消えたではないか!
やった!やった!やった!
結局、旧ハンドル内の操舵角センサーが壊れていたということである。
シャフト交換の際に、こわしてしまっていたのである・・・。
こういったセンサーのついた部品は慎重に取り扱わねばならないと痛感した。

試乗では、HSAもESPもABSもちゃんと効きました!
良かった・・・
これでこのスマートも安心して他芯オーナー様に譲れるというものである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後、新オーナー様の希望である2DINのアルパイン製HDDカーナビ(中古)を取り付けることにした。
1DINのMDステレオを外す。黄色矢印の仕切り版をカットする。
(こうしないと2DINタイプは入らない。)
よって下段の小物入れは使えなくなった。
(まぁ小物入れなどは何とでもなるが)

配線をする。
アルパインのVIE-08X用の取り説をネットからダウンロードして(便利な時代になったな~)、配線を組んでいく。
ナビには不要な配線も多かったので、カットして、必要最小限にした。

リバース信号(ナビにバックしていることを知らせる)はリアのバックランプ配線から分岐。
また、イルミネーション連動(暗くなってスモールライト点灯でカーナビの画面が暗くなる機能)のため、尾灯の配線から分岐してとり、ナビに接続
スマートは小さいので、こういった配線をリアからとるのも配線がみじかくていいからラクである。

車速パルスは、メーター裏のコネクタ、空きになっている11番に配線を組んでそこから取るそうだ。
壊れたパソコンのがらくたから、コネクタ用に配線を取って組んだ。
(ネットの諸兄からの情報。ただし、スマート専用診断コンピュータで車速パルス出力するように設定しなければならないという)

このナビは新オーナー様が以前乗っていたクルマから外したもの。
なかなかの上級グレードのナビなのである。
いろいろ加工して、とりあえず、サイズ合わせは終わって無事に収まった。

キーと連動して起動する。OKだ。
ただ、音楽の音量レベルが小さく、最大音量となるように設定したが
それでも、あと少し・・・音量が足りない。
ある一定以上、音量が上がらないのだ。
アンプも内臓されているのに。。。なんでだろう?なぞだ。
スピーカーが悪いのか?
そういえば、購入したときからスピーカー前になにやら抵抗のようなものがかませてあったな・・・
あれが音量を制限しているのか??(たぶんそうだな・・・)
コレの取り外しにはダッシュをまたあけねばならない・・・(明日やるか????)

まぁとりあえずは聞けるからよしとする。
便利なのは、この画面の6段階角度調整機能だ。
これがあるおかげで、わりと下のほうに取り付けできた。
室内に設置したGPSアンテナだが、走行中にGPS信号もシッカリ捕らえて正確に現在位置を示している。
リバース信号も捕らえており、バックするとナビでもクルマがバックしている。
OKだ。
ただ、パルス信号は出ていないが、ナビはこれで十分使える。画面に走行中の時速が表示されたりしない程度の不具合なのでよしとする。
そのうちG-FOXさんに行ってパルス信号出力の設定してもらってください、新オーナーさん。

試乗に出て最後のチェック。
ターボエンジンで車体も軽く、乗ってみるとこれが「速い」のである。
非常に軽くスイスイと走れるのは、とても気持ちがいいのである。

この横のスタイルが独特。
とてもユニークで個性的なミニ・カーで、トレンドを上手に取り入れたデザイン。
ボディは小さくても、衝突安全性の高いクルマである。
動画でも「トリディオン・セーフティ・セル」の頑強さがわかる。

リアも好きだった。
前オーナーがつけたらしいステンのパンチングメタル風のマフラーカバー(確かにあそこは熱くなる)。
これがリアビューを引き締めてアクセントになり、気に入っていた。

高速ではリッター19キロを超えた。
街乗り通勤でも14~15キロである。
エンジンもオーバーホールしてタイミングチェーン、ウォーターポンプ、テンショナー、サーモスタット、各種フィルター、ピストンリング、バルブステムシール、クランクのメインベアリング(親メタル)、コンロッドの子メタルも替えたのでまだまだこれからのエンジンである。

もうこの運転席も見納めである。
スマートは座面が高いので、乗り降りは非常にしやすかった。
乗り降りで「よっこいしょ」と言った記憶がない(笑)

バックランプが切れていたのでガレージに帰ってバルブを交換した。
明日は朝からダッシュをあけてスピーカー音量関係を確認できるかな。
名義変更は先日のうちにおわっているので、明日は新オーナー様に渡すこととする。

オドメーター117,500km。
このスマートではトータル約5,000kmを走行して、2015年1月から16ヶ月間いろいろ楽しませてもらった。
エンジンオーバーホールまでする羽目になるとは思わなかったが(笑)
メルセデスベンツ製のエンジンをいじったことで、今回のC200ワゴン購入につながった。
さようなら、スマートK、黒ニャン号。
とはいえ、新オーナー様は実はうちのご近所なので、修理や整備はウチのガレージでやることになりそうだが。(笑)

スマートKを譲渡2016年05月22日 13時53分52秒

スマート引渡しの日、朝5時ごろから作業開始。
フロントスピーカーの音の出が悪い件。
まずはダッシュはずし。
この作業もだんだんお手のものになってきた。

結局、いろいろ確認したが、どうもナビの内臓アンプが死んでいるようだ。
ナビは事故車から取り外したもので、エアバッグが開いた事故の際に故障していても不思議ではない。
しょうがないので、せめてもと、スピーカーを1.5倍大きいものに交換した。
以前乗っていたシトロエンエグザンティアから取り外したスピーカーだが、配線をやりなおすと
少しはまともになった。
これで我慢してもらうしかない。
運転中に聞くには十分な音量ではあるが。

こちらは左側。

こちらは右側。
スピーカーの真下がエアコンの空調用ボックスで、あたらないかと心配したが
何とかぎりぎりでクリア。ほっ。


ナビだが
フィルムアンテナが無いので地デジTVは受信できなかった。
フロントガラスにフィルムアンテナを購入して取り付ける必要がある。
あと、ナビの取り説はこちら
アルパインのVIE-X08というのと同じである。


今回取り付けたナビを裏側から撮影した画像。
ここにフィルムアンテナを接続せねばTVは受信しない。

ALPINE(アルパイン) 地上デジタルフィルムアンテナキット KAE-400DT

アマゾンで7400円だったが・・・どうするか。



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ついでにメーター球の玉切れを発見。2箇所。


この際だからLED化をはかる。
ヤフオクでこれを落札。送料込み3000円。

まだ届いていないが、交換するとこのように均一に明るくたいへん見やすくなるらしいぞ!


W202ガレージに入庫2016年05月24日 00時30分02秒

この10日ほどはこの4台体制だったが・・・

スマート黒ニャンは譲渡したので、残るはBMW2002とW202になった。
BMW2002とW202....なんか文字づらが似ているな・・・
あ、あとVitzも。
この画像を見ると、いかにマルニがコンパクトかわかる。

問題は、このC200Tは、エンジンを始動しても初爆はあるがアイドリングが超不安定ですぐにエンジンストールしてしまうことだ。
コールドスタートができない。
燃料が吹いていないような感じだ。
前オーナーも陸送屋さんも冷間時は不安定といっていた。
あったまれば安定しているとのことだが、そのあったまるまで、エンジンが続かないのだ。
アイドリングが続いてもせいぜい10秒といったところ。
このままでは、ガレージに入れることさえままならないではないか!
しょうがないので、エンジンが掛かっている瞬間にATシフトを PからN(ニュートラル)にたたき入れた。
(エンジンがかかっていないとシフトが動かせなかった)

そして、重量1.5トンのクルマをひとりで押したり引いたりしてなんとか、ガレージに入庫させた。
こういうときに限って、家族が出払っていて誰もいないのだ。
もう、渾身の力を振り絞ったので、全身、汗まみれである。
翌日は全身筋肉痛でしかも腰痛だった。

そんなこんなでいきなり苦労し、
やっとこさガレージ・インしたメルセデスC200T。


ともかくこの不調の直4エンジンをまともに動くようにしなくちゃならない。

ところでガレージにはこのように午後は特に自然光が入ってくるので、
エンジンルームは明るく見やすいのである。
(夏は暑いかもしれない・・・まぁガレージの中ではひとり海パン姿で作業していても問題はないのだが。(笑))


この車、なんとか2ヵ月後の7月末までには修理を終えて乗り出したい。
実は7月末に職場の人たちとこの車で温泉旅行をするという予定を入れたのだ。
実質8週間である。
エアコンが効いて、エンジン止まらず長野方面まで高速走行できればいい。
細かなところは、そのあとに手を入れる。

この重い車を押して にしやんの体力は使い切ってしまっていたのだが、
最後の力をふりしぼり、ジャッキアップしてタイヤを外すことまではできた。
40cmと、いつもより高めに上げておいた。
日曜の午後3時でやる気がうせて今日はやめ。また次の週末、である。
その間にパーツの手配だ。
まずはエアマスセンサー(エアフローメーター)を疑ってみる。
W202のアイドル不調、エンストなどでは定番の故障箇所だそうだ。

エンジン、ブレーキ、空調。
この3つを重点的にまずやっつけることとする。

つづく

C200T エアマスセンサ交換 今後の整備2016年05月29日 08時21分23秒

アイドリングしないですぐにエンストしてしまうW202、C200。
エアマスセンサーをヤフオクで新品を購入した。
BOSCH 0 280 217 114
送料込みで3万円だった。
さっそく交換してみる。

エアクーリーナーボックスを取り外す。

ボックスの中はそれほど汚れてもいなかった。

エアフィルタもそれほどでもない。
掃除機でごみを吸い取り、再使用することにする。

エアマスセンサの新旧。
もちろん見た目ではまったく同じ。
ベンツの刻印がないぐぐらいか。

交換のあと、エンジンを始動する。
するとどうだろう、安定してアイドリングしているではないか。

車はジャッキアップたままだが
30分間アイドリング、その間、回転をあげたりATを操作してみたりしたが問題なし。
水温も80度程度で安定。
適正化に成功したようです。

ともあれ、エンジンは復活してしまった。
こうなると、エンジンのOHは今のところ必要なくなった。
(その後ガレージに遊びに来てくれたT師匠のアドバイスもあり、しばらく乗ってからオイル消費量などをチェックしてからエンジンOHは判断する・・・.必要なければやらない)

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となると今後のメニューは
*ヒビの入ったドライブベルト交換
*冷却水周り予防整備:クーラント&ウォータポンプ&サーモスタット交換
*油脂類交換:エンジンオイル、オイルフィルタ交換
*燃料系統:燃料フィルタ&燃料ゴムホースの交換、燃料ポンプ予防交換
*エアコンや空調の整備
●ブレーキディスク、パッド交換(リアが残量ぎりぎり)
*ブレーキキャリパOH、ブレーキフルード交換
ぐらいが初期整備か。

そしてATの整備。
現在、ご覧のようにATFがもれている。
●ATFモレの修理(ATF交換、ATFフィルタ、ガスケット交換、モレ原因のソケットバルブ交換(Oリングパッキンの問題))

上記●印は車検を通すのに絶対に必要な整備。油モレがあっては下回りチェックで落とされる。
(*印はやらなくても車検は通る)

これらをやったら、車検場に仮ナンバーで持ち込み、
中古車新規登録で車検を取る。目標は6月末。
7月は1ヶ月乗って、駄目だしやマイナートラブルをつぶす。
そして7月末の温泉旅行ツアーに使用する、という計画。

実はOBDⅡ診断機器も注文済み
それが届くまでに 今回エンジンが調子を戻した。
まぁ、今後の診断やその他いろいろな車種にも使えるからいいとする。
T師匠、届いたら連絡します。



エンジンがかかったのをいいことに
ついでに空調のチェック。
エアコンは稼動する。ただし、冷媒の量は要チェックだ。
これから暑くなるから ここはしっかりしておきたい。
このクライメートコントロールの操作方法やしくみをいまいち理解していない。取り説を読まねば。
液晶表示の液晶抜けは定番の故障らしい。
裏の基盤コネクタをシッカリ差し込む必要があるそうだ。それで直った例も多くみられる。
20年近くも前の古い車になると、ネットのあちこちで修理報告があるのでありがたい。