308GTBエンジン始動!2012年06月22日 19時10分55秒

エンジン組み付けも終わったので、いよいよエンジンに火入れとなります。
T師と一緒に作業です。
4つのウェーバーキャブも装着!

エンジン始動前に、大事な油圧の確認。
プラグを抜いて、デスビからも火花が飛ばないようにして
オイルポンプ経路にオイルを入れます。
いわば、ポンプの呼び水(油)をします。
オイルの流れる経路は、
オイルパン→オイルポンプ→通路→オイルクーラー→オイルフィルター→油圧スイッチ&油圧計センサー→エンジン内部の潤滑→オイルパン、となります。
ですから、オイルクーラー→通路→オイルポンプへとオイルを流してやります。
(308GTBオイル潤滑経路図↓)

オイルクーラーの出口側ホース(上のほう)からオイルを入れている、の図↓

1リットルほど入れましたら、もう入っていかなくなった。
ここで、クランクプーリーをラチェットで回し、手動クランキングします。(つかれる・・)
すると、先ほどオイルを入れたホース口からクランキングにあわせ、ポコポコと泡が出てきます。通路内の泡が追い出されています。オイルポンプからオイルが送られている証拠ですね。
暫く回して泡の出が少なくなったら、オイルラインを接続します。

次に、バッテリをつないで、セルでクランキングとなります。
8秒クランキング。スターターを休ませること2分。再び8秒クランキング。
プラグもはずしてあるので、圧縮のないクランキングで「ウィーーン」と言って回っています。
ここで、油圧系の警告灯が消えた。つまり、油圧が上がったということ。
よし!これで最低の油圧が確保され、エンジンに火入れの準備が整いました。

※この、オイルポンプへの呼び水ならぬ呼び油は、マルニのエンジン火入れのときもやりました。
エンジンブロック側面についているフィルターハウジングを取り外し、オイルの出口の穴(オイルポンプからオイルが送られ、フィルターへと入って行く穴)に、あらかじめオイルを入れておくのです。
これをやらないと、いくらクランキングしても油圧が上がらないということもあるそうです。

続いてクーラントを入れます。マニュアルでは18リットル・・実際は21リットル程度入ったか。(日本仕様でラジエターが大きいせいか)
フロントのラジエター上部の栓を開き、ひとまずエア抜き。(エンジン始動後にまたサーモスタットハウジングで抜きます)

こうなったら、ここでプラグ装着!
プラグコードをつないで、いよいよ火入れとなる。
イグニッション・オン。燃料ポンプから燃料の送られる音。ダダダ・・・しばらく60秒ほど待ちます。
充分にキャブへガソリンが入ったところで。
よーし、かけるよ~~とT師。
キュルルルル・・・!!バスン、バスン、ババッ、ババッ、、ババババババン!
おおっ!
5,6秒のクランキングでかかった!

よかった!

油圧メーターの針も動きました。(コンコンとたたいてやっと動いた。針が固着していた)
でもリアマフラーの胴体から何か煙がでてるぞ!
と、車体下を見てみると!
(既に青ボックスで受けていますが) 
ぽたぽたと・・・どこから???

あっ・・・

(エンジン搭載時の画像より)

うしろバンクのヘッドカバー脇、
メクラブタにしたところがあり、ここの部分、液体ガスケットを塗ったところからオイルがもれていました!!
ここはヘンな小さいねじがかましてあって、ほとんど液ガスだけでふさいだところでした。
ここからもれたオイルが、リアマフラーにかかって煙を出しているのでした。
やっぱ、ここ、弱かったか・・・いや、液ガスが足りなかったのかも・・・もしかしてガスケットがずれた?
まぁ、致命的な漏れでもないので、そのまま容器で漏れ続けるオイルを下で受けながら、しばらくエンジンをアイドリングさせます。

この間、クーラントのエア抜き。
おっと1箇所、ホースでもれているところ、あり。要修理。ヒーターの戻り側ホースと、後ろバンクのヘッドとのつなぎ目からときどきポタリともれてくる。ここは再使用ホースなので、ホースガバンド締めで切れているみたい。

エンジンをかけたままキャブの調整に入る。
1800rpmから下のスローが出にくい。。。コレ以下にすると、エンスト。
ミクスチャーを変えたり、キャブバランサーでそろえたり。。。
プラグの様子を見ると、ちょっとガソリンでかぶってるようなかんじ。やや濡れています。
(OH前のようにオイルで濡れているわけじゃない)
キャブの混合ミックスが濃いのか・・・

しかしOH前のようにプラグがオイルでベットリということはなくなった。
あとは、キャブや点火時期の調整。
ハイカム入れたレーシングエンジンみたいなもんだから、スロー出すのが難しいかも。

ともあれ、試走は、メクラブタのオイル漏れを直してからですね。